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4eケイヴ・フィッシャー

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gigadanba2

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■ケイヴ・フィッシャー

ケイヴ・フィッシャー(洞窟の釣人)は、クモとザリガニの合いの子のような姿をしており、大きな洞窟などの天井に張り付いている。このクリーチャーの狩りの方法は特徴的である。上から粘着性のフィラメント(繊維)を垂らし、獲物を引っ掛けて上に釣り上げるのである。


レベル5 奇襲役
中型・自然・野獣
XP200

イニシアチブ+10
感覚〈知覚〉+9、暗視
hp:50 重傷値:25
AC18; 頑健14、 反応17、意志14
移動速度:6、登攀6

[近接基礎]クロー/爪(標準;無限回)
 +10対AC;1d10+4ダメージ。

[遠隔]フィラメント/繊維 (標準;無限回)
 遠隔20;+8対反応;目標はケイヴ・フィッシャーにつかまれる。
 ケイヴ・フィッシャーの敵はフィラメントを攻撃することでケイヴ・フィッシャーにつかんでいるクリーチャーを離させようとすることができる;フィラメントの防御値はすべて、ケイヴ・フィッシャー本体のものと等しい。フィラメントに対してダメージを与えるとケイヴ・フィッシャーはダメージを受けないが、フィラメントは切れ、つかまれていたクリーチャーはつかみから脱出する(空中だった場合は落下ダメージを受ける)。
 フィラメントは切られても、何度でも出すことができる。

●リール/たぐり寄せ(マイナー:1ラウンドに2回まで;無限回)
 ケイヴ・フィッシャーは自分がフィラメントでつかんでいるクリーチャーを攻撃する;+8対頑健;ヒットした場合目標は5マス引き寄せられる(上の場合は3マス)。この効果により目標が空中に浮かんだ場合、幻惑状態となる(つかみが解除されるまで)。

●フィラメント・トラップ(遭遇開始時)
 ケイヴ・フィッシャーはクリーチャーと遭遇する際、クリーチャーそれぞれの受動〈看破〉に対して〈隠密〉技能ロールを行なう。
 全員に成功した場合、いずれかのクリーチャーにフィラメントがヒットした状態で、奇襲ラウンドが開始される。
 成功と失敗が入り交じっていた場合、いずれかの失敗したクリーチャーを選ぶ。そのクリーチャーに戦術的優位を得た状態でフィラメント攻撃を行なう。その攻撃後に、通常の戦闘が開始される。

●コンバット・アドヴァンテージ/戦術的優位
 ケイヴ・フィッシャーは、自分が戦術的優位を得ている目標に対するすべての攻撃において1d6の追加ダメージを与える。

●カモフラージュ
 洞窟にいる限り、ケイヴ・フィッシャーは〈隠密〉に+5のボーナスを得る。

属性 :無属性
言語 :なし
技能 :〈隠密〉+11(洞窟では+16)
【筋】18(+6)【敏】18(+6)【判】15(+4)
【耐】14(+4)【知】2(-2) 【魅】8(+1)


■ケイヴ・フィッシャーの戦術
ケイヴ・フィッシャーは2つの戦法を持つ。洞窟の天井や高い壁に隠れ、半透明で見えにくいフィラメントを垂らし、フィラメント・トラップを仕掛けて獲物が引っかかるのを待つ戦法が一つ目。気がつかれて戦闘になった際に、積極的にフィラメントを飛ばして攻撃する戦法が二つ目である。
獲物をつかんだ場合、手元まで引っ張り、コンバット・アドヴァンテージ付きでクローによる攻撃を行なう。
自発的に高い場所から降りてくる事はない。


■ケイヴ・フィッシャーに関する知識
〈自然〉判定に成功したキャラクターは以下の情報を知っていることになる。
難易度15:ケイヴ・フィッシャーは人通りの多い洞窟や岩場などに住み、通りかかるクリーチャー(野生動物の他にゴブリンやオークなど)を獲物にする。基本的に大型クリーチャーは無視する。彼らは宝物を集めず、食べた残骸と共に落とす。それを見つけた者が次の獲物になる可能性が高い。


■遭遇グループ
ケイヴ・フィッシャーは基本的に隠れて獲物を待ち伏せするので、単独か、同種族同士で群れている事が多い。大型の野生生物と共生関係になっている場合もある。

レベル5遭遇(XP1000)
◆ケイヴ・フィッシャー(レベル5 奇襲役)2体
◆タングラー・ビートル(ビートル)(MM レベル5 制御役)3体


■制作イメージ
3.5版では再録されなかった(と、思いますが、もしかしたら私の知らない所でされていたかも)ケイヴ・フィッシャーです。
低レベルの冒険者にとって恐怖の存在です。落下ダメージが。
データはグリーンスケイルの吹き矢使いを元に作成。パワーはローパーを参照にしています。少しややこしいです。
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