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4eアトロパル・サイオン

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gigadanba2

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■アトロパル・サイオン(ATROPAL SCION)

恐るべきアボミネーションのアトロパルが倒されたとき、飛び散った肉片が残り、それが蘇ってアトロパル・サイオン(アトロパルの末裔)となる事がある。力はだいぶ落ちているが、その憎悪は変わらない。
このクリーチャーはアトロパルの崩壊した残骸のように見える。形状はさまざまだが、どれも酷い状態である。頭が半分吹き飛んでいたり、四肢がなかったり、身体が裂けて臓物が飛び出している。


レベル15 暴れ役
中型・永劫・魔獣(アンデッド)
XP1200

イニシアチブ+8
感覚〈知覚〉+12;暗視
レッサー・シュラウド・オヴ・デス/下級死霊のとばり([死霊]):オーラ3;アトロパル・サイオンのターンの開始時に、オーラの中にいる味方のアンデッドは10ヒット・ポイントを回復し、オーラの中にいる生きているクリーチャーは10ポイントの[死霊]ダメージを受ける。アトロパル・サイオンが[光輝]ダメージを受けると、レッサー・シュラウド・オヴ・デスは終了する。アトロパル・サイオンは1回のマイナー・アクションによって再びこのオーラを発する事ができる。
hp:182 重傷値:91
AC27 ;頑健29、反応23、意志27
完全耐性:[死霊]、[毒]、[病気];脆弱性:[光輝]10
移動速度:飛行7(ホバリング)

[近接基礎]ネクロタイシング・タッチ/壊疽の接触(標準;無限回)◆[死霊]
 +18対反応;2d8+7ダメージ。目標は継続的[死霊]ダメージ10と、攻撃ロールに-2のペナルティを被り、[死霊]ダメージに対する全ての抵抗と完全耐性を失う(セーヴ・すべて終了)。

[近接範囲]レッサー・アトロポス・バースト/弱性断命波(標準;このアトロパル・サイオンのオーラの中で生きているクリーチャー1体のhpが0にまで減少したときに再チャージ)◆[死霊]
 近接範囲・爆発3;+16対反応;4d6+5の[死霊]ダメージ。アトロパル・サイオンはアトロポス・バーストが少なくとも1体のクリーチャーにヒットしたならアクション・ポイントを得る。

属性:悪
言語:神界語
技能:〈看破〉+17、〈宗教〉+17
【筋】24(+14)【敏】13(+8)【判】20(+12)
【耐】22(+13)【知】6(+5) 【魅】20(+12)


■アトロパル・サイオンの戦術
アトロパル・サイオンは、バラバラにされる前と同じ戦法をとる。
生きているクリーチャーにむけて浮遊して近づき、レッサー・シュラウド・オヴ・デスのオーラで包みこもうとする。レッサー・アトロポス・バーストを使用してアクション・ポイントを得た状態でネクロタイシング・タッチを連続使用する。
ただし、彼らは自分の身体が思った以上に脆いことに気がついていない場合がある。


■アトロパル・サイオンに関する知識
〈宗教〉判定に成功したキャラクターは以下の情報を知っていることになる。
難易度18:恐るべきアボミネーションが倒された際、その破片がアンデッド化したものがアトロパル・サイオンである。アトロパルの時点でわずかに残されていた神性は失われ、ぼんやりとした憎しみと記憶のみが残っている。
難易度23:残骸の状況によっては、知性を残したままのアトロパル・サイオンが誕生する場合がある(【知】10)。その場合多くはデス・マスターやリッチのテンプレートを持つ。


■遭遇グループ
アトロパル・サイオンは他のアンデッド・クリーチャーと一緒に組み、そのオーラの力で援護する。1体のアトロパルから複数のアトロパル・サイオンが発生する場合もあり、アトロパル・サイオン同士で群れている場合も多い。

レベル14遭遇(XP5400)
◆アトロパル・サイオン(レベル15 暴れ役)2体
◆ボーン・クロー(MM レベル14 兵士役)3体


■制作イメージ
3.5版のアンデッド本、「LIBRIS MORRIS」不浄なる暗黒の書」より、アトロパル・サイオンです。
4版のアンデッド本で再録されると思っていましたが、されませんでした。
まあ、アボミネイション関連はずっとコーデルさんなので、いつか公式で出る気もしますが。
こいつは分類上、アボミネイションなのかどうか微妙なところです。もはや違うような気もします。
元データはドライダーの牙王ですが、製作途中でレベルを1つ上げました。
使うパワーはアトロパルの少し弱い版です。
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