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北狄

読み
あまぞん
綴り
意味
部族(?)名。『死せる英雄達の戦い』に登場。ギリシャ全域の敵対勢力。
イリオン陥落時、北方からアルカディア領を圧迫していたようで、決戦直前に部将のゾスマが派遣された。
ギリシャ古典でいう「アマゾン」は、女戦士のみで構成される部族(いわゆるアマゾネス)のことで、『死せる者達の物語』に登場した女王アレクサンドラ率いる「女傑部隊」と同一である可能性は高い。
ホメロスの「トロイア戦争」に準拠するなら、当時のアマゾン族の勢力はトラキアから黒海沿岸に及び、東夷(バルバロイ)ともども、ギリシャ諸国が防衛同盟を結ばねばならないほど深刻な脅威であったのだろう。
なお北狄は漢字のままだと「ほくてき」と読み、本来は中国北方の異民族を表す言葉。確かに古代ギリシャの中心主義は、四囲の民族を蛮族として蔑称(北狄・東夷・南蛮・西戎)する中華思想に通じるものがある。
伝承のアマゾン族は軍神アレスの眷属といわれ、女性のみで構成される。異民族(おもにギリシャ人)との戦闘で得た捕虜や、略奪してきた男たちを性奴隷として酷使し、用が済むと棄殺したという。
生まれた女子は、市民としての権利と戦士としての教育を施し、男子は棄てるか飼育動物として使役した。
また、女戦士たちは弓を射るのに邪魔な右の乳房(アマゾス)を切除したため、それが部族名の由来という説がある。
ちなみに、上記の「アマゾン」のモデルとなったのは当時から辺塞を荒らし回っていたアジア系狩猟民族であったらしい。ギリシャの史書はその特殊な母系社会を誇張して記述していたのだろう。


Moira ア行
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