メリー様御一行手記集@wiki

02-678

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匿名ユーザー

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678 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/26(木) 19:30:20 [ Ao63UXwc ]
月の世界の兵卒になった夢を見た。
侍の集団が攻めてきて、それを種子島で撃ち殺した。何故か種子島なのに散弾だった。
月の世界って種子島標準装備なのか…。というか地上の戦士は侍なんか…。とツッコミ放題だが割愛。
ここから東方色。

次の日、城の警備をしてる俺。格好が、いわゆる時代劇の足軽。鉄笠被って槍持ってた。
昨日人を撃った事にへこんでる俺の後ろから、鈴仙?が話しかけてきた。
鈴仙「昨日、戦いだったんだ」
俺「……ああ。」
鈴仙「初陣…だったっけ」
俺「…人を一人、殺したよ…。…目を瞑ったら、あの光景が…あの声が…聞こえてくるんだ…
  俺さ…、なんか俺…とんでもない事したんだよな…。あの侍にも、家族がいて、友達がいて、愛する人がいて…
  このまま戦争なんて無ければ、あの人だって普通の人生を生きてたんだよ。
  それなのに俺が…その人生を終わらせた…。正直…耐えられないよ…」
鈴仙「………そっか」
俺「だけどさ、そのうちこのまま戦い続けたら、こんな風に考える事も無くなってさ…
  俺、それが怖いんだよ…。人を殺す事に躊躇いが無くなるなってしまう…そんな風になると思うとさ…
  ………悪い。こんな事、鈴仙にグチってもしょうがないよな」
鈴仙「…ううん、その気持ち判るよ。だって私も同じだし…。
    人を殺しても平気になって…そのうち、人を殺す事を楽しく思えてくるんじゃないかって…
    そんな風に…自分がなるのかと思うと…」
ここで急にカーンカーンカーンと警鐘が鳴る。地上からの工作員が入ってきて爆破を始めた。
その工作員がどう見ても芸者だとか舞妓とかそんな感じの奴らだった。
何故か白い液体をぶちまけまくる工作員。城内騒然。
俺「…これは…ひょっとしたらチャンスかもしれない…あのさ鈴仙」
鈴仙「え?何?」
俺「このまま月で戦っても、誰かを殺し続けるか、殺されるかなんだよな。
  俺、誰かを殺すのは嫌だけど、殺されるもの正直嫌だ。鈴仙もそうなんだよな?
  だからさ、思い切ってさ…この混乱を利用して…月から逃げないか」
鈴仙「ウホッ、いい敵前逃亡」
くそみそテクニックかよ!

と自分の夢にツッコミを入れた所で目覚ましのアラームが鳴った。
確かに、寝る前ギリギリまで「東方の月の世界ってどんなんだろう」って考えてたけどさぁ…

679 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/26(木) 20:20:42 [ NVotjsg6 ]
最後の方で吹いたじゃないかwww
いい気分だったのに…


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