『偽りの豚』 ◆BRxsUzTn5A
広い草原の真ん中で2人のずんぐりむっくりとした男が和やかに座談をしていた。
1人は水色の服にピンクのズボン、鼻は大きくヒゲは鼻毛のように伸びている。
もう1人は、いかにも豚のような鼻しており豚に近い……というよりは豚そのものが2本足で立っているような人物であった。
1人は水色の服にピンクのズボン、鼻は大きくヒゲは鼻毛のように伸びている。
もう1人は、いかにも豚のような鼻しており豚に近い……というよりは豚そのものが2本足で立っているような人物であった。
「しっかしオレ様も本当にウンがいいなぁ~!最初に出会ったのがゲームに乗っていない奴とはな!」
「ワイもホッとしましたわ~。こんな物騒なゲームは反対ですねん。しかも、ワイと同じ金目の物も好きだなんて共通点もありましたしな~!
もしかしたらワイら気が合うかもしれまへんな」
「そうだな!ガ~~~ッハッハッハッハッハッハ!」
「ブヒ……ブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒ!!」
「ワイもホッとしましたわ~。こんな物騒なゲームは反対ですねん。しかも、ワイと同じ金目の物も好きだなんて共通点もありましたしな~!
もしかしたらワイら気が合うかもしれまへんな」
「そうだな!ガ~~~ッハッハッハッハッハッハ!」
「ブヒ……ブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒ!!」
* * *
オッス、良い子のみんな!毎日トイレでブリブリしてるかな?
みんなの人気者、ワリオ様だ!
え、何?この2人のうちどちらがオレ様か分からないだって?バカ言え!
左のブッサイクなブタがピグマって奴で、右の方の超ハンサムなのがオレ様に決まってんだろうが!
ん~?小説だからそんなもの分かる訳がないって?んなもん知るか!心の中のTV画面でも作って見とけ!
おっと、話が反れたな。みんなに何でピグマと意気投合しているのかを話さなくてはならないな!
耳の穴をブリッっとほじくり出してよ~く聞いとけ!
これはだな、オレ様がいつものようにトイレの中でブリブリしていた所から始まる。
いつもよりも快調にケツから出たからウキウキしながらトイレのドアから出たオレ様が見た光景は
何故かオレ様の部屋じゃなくて、妙な学校の教室のような所だったのだ。
オレ様も妙な所へ引っ越したなとか思うと、奥の方からボウキーとか言うガキがいきなり現れたんだ。
ん~何だって?ボウキーじゃなくてポーキーだと?んなもんどっちだって同じだ!
それで、そのブタみたいなガキが殺しあいだの、ゲームだの、メンチカツだの訳分かんないこと言い出していたが、
ヤツの話によるとどうも優勝した奴の願いを叶えてくれるらしいということを聞いて、
一瞬ゲームに乗ろうかと思ったのだ。オレ様の望むお宝がいくらでも手に入るかもしれないからな。
だが、成績オール5なオレ様は考えた。オレ様を慕ってくれている良い子の子供のためにもゲームを止めなきゃいけないとな!
それに最高のトイレタイムを邪魔したあのガキにも腹が立ったしな。
しかし、一人では何かと不便だ!赤信号もみんなで渡れば怖くないと言うしな。ん?何か違うって?細かいことは気にするな。
とにかくオレ様はゲームを止めるのにまず協力してくれる奴を捜さなきゃいけないと思ったんだ。ん~!我ながらナイスなアイディアだ。
そして、いつの間にやら辿り着いたこのだだっ広い草原で、出会ったのがピグマという訳だ。
最初は知らない奴には戸惑ったものの適応力の高いオレ様だ。すぐに打ちとけ、今に至るって訳だ。
みんなの人気者、ワリオ様だ!
え、何?この2人のうちどちらがオレ様か分からないだって?バカ言え!
左のブッサイクなブタがピグマって奴で、右の方の超ハンサムなのがオレ様に決まってんだろうが!
ん~?小説だからそんなもの分かる訳がないって?んなもん知るか!心の中のTV画面でも作って見とけ!
おっと、話が反れたな。みんなに何でピグマと意気投合しているのかを話さなくてはならないな!
耳の穴をブリッっとほじくり出してよ~く聞いとけ!
これはだな、オレ様がいつものようにトイレの中でブリブリしていた所から始まる。
いつもよりも快調にケツから出たからウキウキしながらトイレのドアから出たオレ様が見た光景は
何故かオレ様の部屋じゃなくて、妙な学校の教室のような所だったのだ。
オレ様も妙な所へ引っ越したなとか思うと、奥の方からボウキーとか言うガキがいきなり現れたんだ。
ん~何だって?ボウキーじゃなくてポーキーだと?んなもんどっちだって同じだ!
それで、そのブタみたいなガキが殺しあいだの、ゲームだの、メンチカツだの訳分かんないこと言い出していたが、
ヤツの話によるとどうも優勝した奴の願いを叶えてくれるらしいということを聞いて、
一瞬ゲームに乗ろうかと思ったのだ。オレ様の望むお宝がいくらでも手に入るかもしれないからな。
だが、成績オール5なオレ様は考えた。オレ様を慕ってくれている良い子の子供のためにもゲームを止めなきゃいけないとな!
それに最高のトイレタイムを邪魔したあのガキにも腹が立ったしな。
しかし、一人では何かと不便だ!赤信号もみんなで渡れば怖くないと言うしな。ん?何か違うって?細かいことは気にするな。
とにかくオレ様はゲームを止めるのにまず協力してくれる奴を捜さなきゃいけないと思ったんだ。ん~!我ながらナイスなアイディアだ。
そして、いつの間にやら辿り着いたこのだだっ広い草原で、出会ったのがピグマという訳だ。
最初は知らない奴には戸惑ったものの適応力の高いオレ様だ。すぐに打ちとけ、今に至るって訳だ。
* * *
「しかし、とんだ災難やな~お互いこんな妙な事件に巻き込まれて……」
「そうだな、だがオレ様にかかればこんな事件チョチョイのチョイで解決だぜ」
ワリオは盛り上がる腕の筋肉を見せながら自信満々に語る。
「そうなんでっか?それは頼もしい限りですわ」
「あとはニンニクさえあればカンペキなんだが、お前持ってないか?」
「ニンニク……でっか。ワイのバッグには入ってないで。バッグに入っていたのはこれだけや」
ピグマがバッグの中から出した物は紙でできたボケた人をツッコむ物、ハリセンであった。
「ん~?これはハリセンか?漫才のツッコミには使えそうだけどな」
「んなアホなこと言ってる場合じゃあらへん。ワリオ、何かワイに武器になる物を恵んではくれへんか?アンタのために力を貸したいんやけど、
このままじゃ力になれへんのや。協力したいのに黙ってそばで見るなんてこんなもどかしいことはあらへん」
「そうか……オレ様に協力してくれるとは、ありがたいぜ。よし、オレ様のバッグの中の物を使え!」
「え!?ええんでっか?」
「問題ない。オレ様には火事場のクソ力があるからな……おっ、これだ!」
ワリオがバッグの中から出した3つの支給品は、両側の穴の開いたタルと、中に手裏剣が入っている小さな袋、そして銀の色をした一見オモチャのようにも見える光線銃であった。
「オレ様の中に入っている使えそうな奴はこれだけだが、使えそうな奴はあるか?」
「じゃあ、この銃の奴を貰いますわ。ワイが一番使えそうな武器やからな」
ピグマはワリオの出した銃を取ると、バッグにしまった。
「にしても本当にええんでっか?こんな見ず知らずのブタにこんな武器渡して」
「別に構わねぇよ!困った時はお互い様、助け合うのが仲間ってもんだ」
「仲間……ブヒッ!」
「ん、どうした?何かオレ様の顔に何かついてたか?」
「あ、いや……ただ、今まで誰にも仲間って言われたことなかったから、嬉しいって思ったんや」
「そうか、そうか。じゃあ、オレ様が最初の仲間ってことだな。」
「そういうことになりますな。ワリオ、これからよろしくお願いします」
「ああ、よろしくな!」
「そうだな、だがオレ様にかかればこんな事件チョチョイのチョイで解決だぜ」
ワリオは盛り上がる腕の筋肉を見せながら自信満々に語る。
「そうなんでっか?それは頼もしい限りですわ」
「あとはニンニクさえあればカンペキなんだが、お前持ってないか?」
「ニンニク……でっか。ワイのバッグには入ってないで。バッグに入っていたのはこれだけや」
ピグマがバッグの中から出した物は紙でできたボケた人をツッコむ物、ハリセンであった。
「ん~?これはハリセンか?漫才のツッコミには使えそうだけどな」
「んなアホなこと言ってる場合じゃあらへん。ワリオ、何かワイに武器になる物を恵んではくれへんか?アンタのために力を貸したいんやけど、
このままじゃ力になれへんのや。協力したいのに黙ってそばで見るなんてこんなもどかしいことはあらへん」
「そうか……オレ様に協力してくれるとは、ありがたいぜ。よし、オレ様のバッグの中の物を使え!」
「え!?ええんでっか?」
「問題ない。オレ様には火事場のクソ力があるからな……おっ、これだ!」
ワリオがバッグの中から出した3つの支給品は、両側の穴の開いたタルと、中に手裏剣が入っている小さな袋、そして銀の色をした一見オモチャのようにも見える光線銃であった。
「オレ様の中に入っている使えそうな奴はこれだけだが、使えそうな奴はあるか?」
「じゃあ、この銃の奴を貰いますわ。ワイが一番使えそうな武器やからな」
ピグマはワリオの出した銃を取ると、バッグにしまった。
「にしても本当にええんでっか?こんな見ず知らずのブタにこんな武器渡して」
「別に構わねぇよ!困った時はお互い様、助け合うのが仲間ってもんだ」
「仲間……ブヒッ!」
「ん、どうした?何かオレ様の顔に何かついてたか?」
「あ、いや……ただ、今まで誰にも仲間って言われたことなかったから、嬉しいって思ったんや」
「そうか、そうか。じゃあ、オレ様が最初の仲間ってことだな。」
「そういうことになりますな。ワリオ、これからよろしくお願いします」
「ああ、よろしくな!」
+ + +
ブ……ブヒヒヒヒヒヒヒヒヒ!!
あのアホなんちゅうギャグかますねん。思わず笑いが漏れたやないか。
恐らくあいつは何回も利用されてはめられても懲りないタイプやな。
ワリオ、お前の命はワイが握ってるんやで。ワイのバッグ中にはもう一つの支給品、青酸カリが入っているんや。
食料に染み込ませたモン食えば、一発でオダブツやで。
まぁ、ワイに直接銃を渡してくれたのは感謝しとるで。お礼に弱ってる奴を積極的に潰して行きますわ。
にしても仲間なんて聞いたの久しぶりやな。あれは確かワイがジェームズを裏切った時やったかなぁ
あの時ベノムでワイがアンドルフ側に着いた時に、「俺達は仲間じゃなかったのか?」とか何とか
アホな顔しながらぬかしておったな。仲間なんてそんな甘ちゃん抜かすからおっ死んじまうんや。ザマーミロ。
ジェームズといい、フォックスといい、このワリオとか言う奴といい、どいつもこいつもこの世で一番大切で重要なものが別にあるかを分かっておらへん。
あのアホなんちゅうギャグかますねん。思わず笑いが漏れたやないか。
恐らくあいつは何回も利用されてはめられても懲りないタイプやな。
ワリオ、お前の命はワイが握ってるんやで。ワイのバッグ中にはもう一つの支給品、青酸カリが入っているんや。
食料に染み込ませたモン食えば、一発でオダブツやで。
まぁ、ワイに直接銃を渡してくれたのは感謝しとるで。お礼に弱ってる奴を積極的に潰して行きますわ。
にしても仲間なんて聞いたの久しぶりやな。あれは確かワイがジェームズを裏切った時やったかなぁ
あの時ベノムでワイがアンドルフ側に着いた時に、「俺達は仲間じゃなかったのか?」とか何とか
アホな顔しながらぬかしておったな。仲間なんてそんな甘ちゃん抜かすからおっ死んじまうんや。ザマーミロ。
ジェームズといい、フォックスといい、このワリオとか言う奴といい、どいつもこいつもこの世で一番大切で重要なものが別にあるかを分かっておらへん。
それはカネ!カネや!ただのちっぽけなカネじゃあらへん。宇宙基地を敷き詰めてもまだ足りない量ほどのカネや!
カネがあれば望む物は全て手に入る。物や土地だけじゃあらへん。地位や名誉、人さえもや!
どうしてこんな便利な物を手に入れようとしない。このゲームで優勝すれば大金を手に入るチャンスやないか。
だが、あの名簿を見るとワイと敵対するスターフォックスの奴らにワイを追放しおったスターウルフまでおるな。
ワイの本性が知っている奴が8人もいるなんてごっつう面倒やわ。
まぁ、文句たれてもしゃーないで。こいつはワイのことを信用しきってるさかいから、あいつらを悪人に仕立て上げて
襲わせればええ話や。万が一、駒がいない状態でであった時も本性を出すのは最終手段や。こいつらに会う前のワイだの
とデタラメぬかせば少しはマシやろ。
ワイは利用出来るもんなら何でも利用する。物はもちろん味方も、敵もや!
とりあえず今はワリオを利用し利用しつくした後で、2人きりとなった後で青酸カリを含ませた食料を食わせて、ほなサイナラワイ一位~!
ブヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ!!
カネがあれば望む物は全て手に入る。物や土地だけじゃあらへん。地位や名誉、人さえもや!
どうしてこんな便利な物を手に入れようとしない。このゲームで優勝すれば大金を手に入るチャンスやないか。
だが、あの名簿を見るとワイと敵対するスターフォックスの奴らにワイを追放しおったスターウルフまでおるな。
ワイの本性が知っている奴が8人もいるなんてごっつう面倒やわ。
まぁ、文句たれてもしゃーないで。こいつはワイのことを信用しきってるさかいから、あいつらを悪人に仕立て上げて
襲わせればええ話や。万が一、駒がいない状態でであった時も本性を出すのは最終手段や。こいつらに会う前のワイだの
とデタラメぬかせば少しはマシやろ。
ワイは利用出来るもんなら何でも利用する。物はもちろん味方も、敵もや!
とりあえず今はワリオを利用し利用しつくした後で、2人きりとなった後で青酸カリを含ませた食料を食わせて、ほなサイナラワイ一位~!
ブヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ!!
ワリオ、笑いたきゃ好きなだけ笑えばええ、だが最後に笑うのはこのワイや!
【エリア(K-8)/草原地帯/一日目―朝(7時~)】
【いつワリなブタ】
【名前:ワリオ@メイドインワリオ】
[状態]:健康
[装備]:なし
[所持品]:支給品一式 、タル大砲@ドンキーコングシリーズ、手裏剣セット(×20)@謎の村雨城
[思考・状況]ピグマを信用している
基本行動方針:ゲームを止める
第一行動方針:協力してくれる仲間と合流する(ナインボルト達優先。マリオ?んなもん眼中にねぇ!)
第二行動方針:ニンニクが欲しい
最終行動方針:主催者をボコボコにする】
【名前:ワリオ@メイドインワリオ】
[状態]:健康
[装備]:なし
[所持品]:支給品一式 、タル大砲@ドンキーコングシリーズ、手裏剣セット(×20)@謎の村雨城
[思考・状況]ピグマを信用している
基本行動方針:ゲームを止める
第一行動方針:協力してくれる仲間と合流する(ナインボルト達優先。マリオ?んなもん眼中にねぇ!)
第二行動方針:ニンニクが欲しい
最終行動方針:主催者をボコボコにする】
【名前:ピグマ・デンガー@スターフォックスシリーズ】
[状態]:健康
[装備]:なし
[所持品]:支給品一式 、青酸カリ@現実、ハリセン@スマブラシリーズ、レイガン(残り16発)@スマブラシリーズ(ワリオの支給品)
[思考・状況]
基本行動方針:ゲームに乗ってないふりをしつつ、参加者の中に紛れ込んで殺害数を稼ぐ。
弱っている奴以外は他の参加者に殺してもらう。
第一行動方針:ワリオを利用する。
第二行動方針:出会った参加者(ワリオも含む)にスターフォックス、スターウルフを悪人のように吹き込む
第三行動方針:ワリオより強く、使える参加者を見つけたらそいつに寝返る。
第四行動方針:もしフォックス達と出会っても本性はなるべく出さない。本性を出すのは最終手段。
最終行動方針:ゲームで優勝して大金を手に入れる。】
[状態]:健康
[装備]:なし
[所持品]:支給品一式 、青酸カリ@現実、ハリセン@スマブラシリーズ、レイガン(残り16発)@スマブラシリーズ(ワリオの支給品)
[思考・状況]
基本行動方針:ゲームに乗ってないふりをしつつ、参加者の中に紛れ込んで殺害数を稼ぐ。
弱っている奴以外は他の参加者に殺してもらう。
第一行動方針:ワリオを利用する。
第二行動方針:出会った参加者(ワリオも含む)にスターフォックス、スターウルフを悪人のように吹き込む
第三行動方針:ワリオより強く、使える参加者を見つけたらそいつに寝返る。
第四行動方針:もしフォックス達と出会っても本性はなるべく出さない。本性を出すのは最終手段。
最終行動方針:ゲームで優勝して大金を手に入れる。】