涼宮ハルヒの経営Ⅱ第一回時間移動技術会議 - nomad

第一回時間移動技術会議

移動しなければ単に銀河系に置いていかれるだけなので使わなかった部分

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「じゃあワープには使えても時間移動には使えないんじゃないのか」
「いえ、移動しなければいいんです」
「というと？」
「後ろのビッグバンと前にあるブラックホールの空間が十分な速度で動けばいいだけなので、一ミリでも一ミクロンでも、移動していればいいんです。実際には一プランク長さといいますが。光の速度を超えた時点で現在から消えてしまいます」
「一ミリ移動するだけでタイムトラベルできるとあっちゃ、時間移動タクシー事業は上がったりだな」
「それそれ！ それやりましょう、今年の流行語大賞は時タクよ。国土交通省にネゴしといたほうがいいわね……あとタクシー組合にも……Ｇｏｏｇｌｅカーと提携を……」
なんかまたとんでもないことをブツブツつぶやき始めたぞ。いかんな、変な知恵をつけてしまった。