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690 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/28(土) 06:30:01 [ n0bQ9AL. ] 記憶が薄れないうちにメモを整理整理。 自分=蓬莱人形の視点だった。 上海、露西亜、京、オルレアン、西蔵、その他のアリス人形軍団(多分、9体?)と一緒に巨大な城の廊下を走っていた。 人形達の外見はシャンハイ&ホラーイスレの職人さんが作ってくださったAAっぽかった。        _......_       , ´_OOO`、       〈 ,' iノノノノi i〉      l |_i.゚ -.゚ノl,|    西蔵 チベット      ノ,/´,ij只j`lつ゚。      (,〈 ,i。++,ハ,V ゚。゚        i/゚o゚++ハ、      `  ̄  ̄´´ リーダーっぽい西蔵人形(♂設定らしい)が走りながら話す。 『皆さん、わかっていますね。   私達が自律起動形式に移行したという事は、アリス様の身が危機に陥っているという事です。』 全員が頷く。 [[アリス]]の身に何か良からぬ事が起きたらしい。 全員の身体に充填されているのは、そのアリスの魔力。 だからどんなに離れていても、アリスが何処にいるか判る。 反応は、この城の奥。 そこに囚われているであろうアリスを助けるのが目的らしい。  だが、電源とも言えるアリスと寸断されているので、小さな身体に蓄えている魔力には限りがある。 それを節約する為に、飛ばずに走っているようだ。 以下、自分の文章力が低い為、まとめられずに容量が大きくなってしまってすまんす。 各シーンは本当にアッという間の、数秒間の出来事だった気がします。  ・ ・ ・ 大広間に出ると背後で扉が閉まり、無数のクワガタ虫に包囲される。 「フォーメーション、乙女文学!」と全員で叫び、陣形技(?)で薙ぎ倒すも、敵の数が多すぎる。 西蔵が皆に一箇所に集まるように指示を出し、皆が従う。 すると西蔵が、持っていた数珠を上へ放り投げて巨大化させ、輪の様に皆を囲んで拘束した。 数珠の結界で縛られて動けない。 「何をする! 裏切るのか西蔵!」 蓬莱が叫ぶ(性別は♂設定みたい)。 その数珠は西蔵が炎の術を使う時に、自身を炎をから守る道具らしい。 同時にそれは、術の威力を抑える役割も果たしていたようだ。と脳が認識。 その数珠を外して、自分は数珠結界の外で術を使うって事は…。 皆が口々に「やめろ! 死ぬ気か!」と止めるが、西蔵は構わず両手で術の印を結ぶ。 「ここで全員が全力を尽くせば敵軍を殲滅する事は可能でしょう。  …ですが、それでは消耗も大き過ぎる為、道半ばで必ず全員が魔力切れで動けなくなります。  つまり、ここで全力を出した時点で、私達は詰んでしまう。   しかし、その事態を防ぐ方法が、あるんですよ」みたいな意味の西蔵の台詞。 「今、貴方達を囲んでいる数珠の輪を見てください。  円(わ)というのは、完璧な形と言われています。   また、円(えん)とは縁(えん)の事でもあります。  つまり私達もまた、絆で繋がれたひとつの輪なのです。    その繋がりを持ってすれば、どのような苦難も乗り越えられますよ。」 言って、西蔵は微笑む。 「お前、なに言って―――」 しゃべりかけた蓬莱の目の前で炎の術が発動、辺り一面業火の海に。 虫軍団と共に燃える西蔵。  泣き叫ぶ上海人形(♀)。 西蔵の数珠結界に守られ、蓬莱達は無事。 数珠がバラバラになり、元の小ささに戻って地面に落ちる。 それは、西蔵の機能が停止した証。 数珠の珠は、蓬莱達の数と同じ、9つだったと思う。 それを、残った8人が一個ずつ拾って握り締める。 蓬莱が、西蔵の分の一個を、黒焦げになった西蔵の手に握らせ、涙ながらに呟く。 「そうだな、俺達は、ひとつだ。  だから西蔵、お前もずっと一緒だ…」 いきなり頼れるリーダー格を失い動揺するも、涙を拭って大広間を走り去る8人。 何かお約束な欝展開… ---- 691 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/28(土) 06:31:50 [ n0bQ9AL. ] この後も ・降りてくる天井を支える為に、自分を氷の人柱にして砕ける露西亜人形 ・自爆しようとする敵の首を抱えて、できるだけ皆から離れて爆散した(恐らく)博愛のオルレアン人形 ・前方で降りようとしている門を、全人形中最速の機動力(謎設定)で駆けつけて支え、  その衝撃で両脚が砕けて動けなくなり、皆を通過させた後そのまま潰れた京人形       ↓ (・中盤は記憶が欠落…)       ↓ ・残った蓬莱を含む4体も針天井で串刺しになるが  最も損傷の少なかった蓬莱に他の3体が体パーツとエネルギー源の水晶みたいなのを託す  4人分…もとい、9人分の力と心を受け継ぎ、アリスの元に辿り着く蓬莱・改 ・培養カプセルみたいなのに入れられて眠るアリスの部屋に到着  犯人はブラック蓬莱。昔アリスに廃棄されて怨みを持ってた蓬莱の試作型。 対決、撃破、後日談。  までメモったのだがセリフも多く、長過ぎるので割愛しまするOTL ---- 695 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/29(日) 02:12:59 [ K6hQ/zL6 ]  >>693 では、どこかで聞いた事のある台詞ばかりですが概要をば。 薄暗い螺旋階段を走り登っていた。 だが、徐々に階段(床)と階段(天井)の間が狭くなってくる。このままじゃ全員潰される。 最後尾を走っていた露西亜人形(♂)が立ち止まった。       i´@,゛゛`i       |, -‐‐-、|       ノノノノハ)),リ,      (( ノi.゚ -.゚ノi,)   露西亜 ロシア       (,ハ,,゙Y゙ノ)つ       ,(ソ, ,ハ,`,、       `~i.ンi.ン~´ いつも無表情で寡黙でクールな奴、という設定でした。 そいつがロシア語?で何か呟いた。「さよなら、兄弟達」って意味だった。 蓬莱が振り向くと、露西亜が迫り降りてくる天井=階段を両手で支え、自分に氷の術をかけた。 文字通り、氷の人柱になる露西亜。 落ちてくる階段の動き全体が止まる。 氷の柱の中で、露西亜は皆を信頼し切ったような微笑みを浮かべていた。 奴が笑うのを見たのは初めてかもしれない。 それが最初で最後、しかも、こんな形でだなんて。 螺旋階段を登りきると、再び階段と階段の間隔が狭まり始める。 階段の遥か下方の闇の中から、硬い何かが砕け散る音が響いた。 上海(♀)がうずくまってすすり泣く。皆も俯く。  ・ ・ ・ 巨大な中庭を走っていた。快晴の青空が見える。 前方には、雲を突き抜けてそびえる巨大すぎる城壁。 横も、上も、終りが見えない。 でもその一箇所に門が一つ開いていた。そこを目指して走る。 背後から謎の黒い甲虫の大群が追って来る。 前方の門は開閉式ではなくて、降ろし式(?)だった。それが凄いスピードで降り始めた。 間に合わない と思われたが、全人形中最速の機動力設定の京人形(♀)が単身門前に到達し、落ちてくる門をガッシリ受け止めた。 「長くは支えられまへんえ、急いでおくれやす!」何故か京都弁。多分嘘の京都弁です。 門を支える京の脇を、皆が次々と走り抜ける。 最後に上海が門を抜け、京ちゃん もういいよ 行こう、と言うが京は首を横に振る。 自分は機動力はあるが、か弱い乙女だから、さっきので両脚が…。 上海が息を呑む。 「上海はん、そないな顔せんといてや。  ウチらは、ずっと一緒やろ?  アリスはんの事、よろしゅうおたのもうします」 京の所へ駆け出そうとする上海を、蓬莱が羽交い絞めにして連れて行く。 門の重圧でピシッと京の顔にヒビが入った。その背後から虫の軍団が迫る。 蓬莱は嗚咽を漏らす上海の手を引いて走っていた。 他の皆も無言で走る。 遥か後方で、門が地面に落ちて閉まる音が響いた。 ---- 696 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/29(日) 02:17:19 [ K6hQ/zL6 ] 巨大なメカの蛇が行く手を阻む。 普段は清楚で大人しいオルレアン人形(♀)が、目を血走らせながら単身蛇の頭に飛び掛る。(人形なのに血液あるのか?) しかし、頭突きで遠くへ弾かれる。 動揺していると、オルレアン以外の全員が蛇の胴体で締め上げられた。 人形達の身体の外装がビキビキと軋み音を立ててヒビ割れる。 口から小さな歯車やネジが飛び出し、目や鼻から赤茶色の潤滑油?がゴポリ、と漏れ出た。 ひねり潰される。 と思ったが、急に締め付ける力が消えた。 蛇の頭も消えていた。オルレアンが背後から蛇の頭を落としたらしい。 だが、嫌な予感。転がった蛇の頭が淡く光り始める。 感じるこの魔力、この術式は、魔力の爆弾。 蛇の頭=爆弾を遠くへ退かそうにも、全員ボロボロで動けない。 投げ捨てられる大きさではないし、そもそも少し距離を遠ざけただけでは爆発範囲から逃れられない。 だから、ただ一人動けるオルレアンが爆弾を抱え上げた。 「嫌です。もう、誰かが居なくなるのは嫌です」みたいな意味のオルレアンの台詞。英語でした。恐らく嘘英語。 そのまま飛び上がる。爆弾の輝きが強くなっていた。爆発間近。 動けない蓬莱達を残して、オルレアンは爆弾を抱え、高く遠くへ飛んでいった。 「マスター。 私の名前に『博愛』という言葉を付けて下さった事に、感謝しています…  そしてみんな。 私は、みんなが大す―――」 オルレアンの姿が消えていった彼方の空で、光が瞬いた。 少し遅れて、凄まじい衝撃波が。  ・ ・ ・ 残った4人。蓬莱、上海、+2人(種類不明)は、互いの身体を応急修理していた。 上海が涙目になる。 「これ以上、みんなが犠牲になるのは嫌だから…もう帰ろうよ」 と上海が口にした瞬間、蓬莱が上海の頬を引っ叩いた。 「馬鹿野郎!  犠牲ってのはな、成すべき目的が有って、その途上で失われた命の事を言うんだよ!  だが、もしここでアリスを助けるっていう目的をほっぽり出して逃げたらな  命を落とした奴らは犠牲になったんじゃなくて、無駄死にしたって事になるんだよ!」と激怒。    そんなに帰りたければ一人で逃げ帰ってメガマリでもやってろ!(!?)というセリフも混ざってた。 上海がハッとなって謝る。すると蓬莱が 「よく言った。それでこそ俺が惚れた女だ」と爆弾発言。 しかし、皆ノータッチで最後の部屋へ。 この部屋を越えた先に、アリスが居るのが感じられる。 だが、その反応がどんどん微弱になっていく。急がねば。 例によって、部屋に入ると針のついた天井が降りてくる。扉は勿論開かない。 そのまま4人共串刺しになってしまった。 が、そこは人形。串刺しのまま蓬莱が口を開く。 「くそ、ここまで来て…」 その蓬莱を他の3人が見つめた。 「私達のパーツを」 「お前に」 「託すぜ」 「「「蓬莱」」」 ---- 697 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/29(日) 02:21:12 [ K6hQ/zL6 ] 保健室見たいな部屋に置かれた培養カプセル。 中に満たされた緑色の液体にアリスが浮いてた。 口に人工呼吸器みたいな物をつけられ、体中にチューブみたいのが付けられてた。 そのアリスの様子を、黒い蓬莱人形が眺めていた。 そいつは試作型の蓬莱人形で、過去にアリスに廃棄された事に怨みを持っているらしい。 アリスを捕らえて魔力を抜き、自分に注ぐつもりのようだ。 部屋の扉を蹴破って蓬莱が飛び込んできた。 黒蓬莱が驚く。 貴様は串刺しになったハズなのに、何故無傷なんだと問う。 串刺しになった時、蓬莱の身体が一番損傷が少なかったので、他の三人のパーツをくっつけたらしい。どうやったのかは謎。 黒蓬莱は更に驚く。 長い道中で魔力が尽きているハズなのに、全身に魔力が満ちているのは何故だ、と。 蓬莱がニヤリと笑って左胸の外装を開く。 そこには人形の命の源の魔晶石というモノが4つ入っていた。 黒蓬莱「なるほど、それで4体分の力を得た訳か」 蓬莱「違うぞ、9人分だ!!」 そのままラストバトル。 蓬莱のレーザー火力に加え、パーツを分けてもらった人形の長所も受け継いでいる蓬莱・改。 何よりも心が強かった。 黒蓬莱を粉砕。 急いでカプセルを開けてアリスを出し、付けられている機器類を外すした蓬莱は愕然となる。 既にアリスは魔力を全て抜き取られた後だった。 黒蓬莱が首だけになって転がったまま笑う 「そいつは絞りカスだ、ハハh―――」蓬莱のレーザーに焼かれた。 アリスは死んだ様に眠っている。 呼吸はしているが、このままだと本当に死んでしまう。 蓬莱は自分の中に残った魔力を、アリスに全て「返した」 アリスが目を開き、動かなくなった蓬莱が床に落ちているのを見つける。 拾い上げ、涙を流して抱きしめた。 壊れた人形達は、ボディだけならいくらでも新しく作れる。 だが人格データの核となる魔晶石が みんな著しく損傷してるので、蓬莱以外は全員 修復不可能だった。  - - - その後。 実はアリスが西蔵に持たせた数珠は、特殊かつ強靭な素材でできていて 人形の記憶人格をバックアップする機能を備えており、それを9人とも身に着けていて かつ、強い想いを抱き、数珠に人格を刻み込んで逝ったから その数珠から新しい魔晶石へデータを再転送してみんな元通り、というお約束過ぎる結末に。 アニメ映画のEDのように声優のキャスティングやスタッフロールが流れた。 なぜか映画館に敷いた布団から、自分が泣きながら起き上がったら、現実の布団から起き上がっていた。 ---- [[ムーディ]] ----

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