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396 名前: 名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/04/29(土) 00:43:22 [ GA8BxIHs ] あ…ありのまま 今 起こっ(ry ちょっと薄暗いどこかの室内。 小さな丸テーブルに並んで座る[[永琳]](左側)、[[妹紅]](右側)、そして俺。三人それぞれの前には大盛りのカレーライス。 で、なぜか皆一言も喋らずにひたすらカレーを食う食う。永琳はニコニコしながら、妹紅は眉間に皺を寄せて、水も飲まないで食べ続ける。 誰かの皿が空いたら永琳が横に置いた寸胴鍋と炊飯器からお代わりをよそってくれる。 俺のカレーはどう味わってもボンカレーだった。ふと、皆のはどうかと思って食べさせてもらった。 妹紅のは物凄く辛くて熱いカレーだった。でも見た目は俺のと同じ。 永琳のは逆に物凄く甘口でちょっと温め。でもやっぱり見た目は俺のと同じ。 自分でもよく分からないが、なぜかその時は「ああやっぱりなぁ」と納得。 ふと永琳の後ろを見ると、そこのテーブルには[[れみりゃ]](こっちに背を向けている)と[[咲夜]]さん(その向かい側に座っている)が。 やっぱり二人ともカレーを食っていて、咲夜さんが自分の分を食べながられみりゃに食べさせてやっている。 カレーが辛いのか食べるたびにれみりゃの翼がぴこぴこ動いて妙に可愛らしい。咲夜さんも凄い幸せそうに笑っている。 逆に妹紅の後ろを見ると、そこのテーブルには[[魔理沙]](こっちに背を向けている)と[[霊夢]](その向かい側に座っている)が。 もちろん二人ともカレーを食っているのだが、なぜか霊夢(塚バージョンのもっさりした格好)は泣きながらカレーを貪り食らい、魔理沙はそれを見て呆れていた。 全員ともゲーム中の格好そのままで、誰も一言も喋らずに、ただカレーを食う。 当然ながら俺も一言たりとも喋らないで食べ続けるが、どれだけ食べても満腹にならない上に、何回お代わりしてもボンカレー。 そんな無声映画みたいな景色を眺めていて、ふと気づいたら布団の上に転がって寝ていた自分がいた。 うん、明日はカレーにしよう。 ---- [[現実]] [[のんびり]] ----

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