自作のプラグインを紹介していこうと思います。
合わせて他のページも整理したほうがいいですね。
実物はこのページに添付してありますので、ご自由にご利用ください。
特に著作権にともなう諸権利は主張しませんので、結果的にVASSAL本体と同じ、LGPLという、原則としては、自由に使って、自由に改変でき、自由に配布できるライセンスが引き継がれることになるはずです。
変更履歴
- 2009/01/26 "積木"を描画するプラグインを追加
- 2008/12/09 Sequencial Actionで、コマンドを実行しても、再描画が実施されない不具合を修正。
- 2008/12/06 Sequencial Actionで、実行するコマンドを、選択しているすべてのコマ(Game Piece)に実施してしまう不備を修正。
- 2008/11/29 アップロード
アップロードされているファイルはplugin日付.zip(たとえばplugin090101.zipなら2009年1月1日のもの)としてあります。
古いものは適宜削除していきます。
プラグインの一覧
GameModule用
Scouting Command
クラス名は"net.sakamichi.vassal.components.ScoutingCommand"です。
標準のGlobal Key Commandを拡張し、実行の条件として他のユニットを参照できるようにしたものです。
もともとはブラインドのあるゲーム用に作成しましたが、varonさまの創意工夫の結果、様々な利用が可能なことがわかりました。
使用方法はブラインドゲーム用プラグインの紹介ページを参照してください。
GamePiece用
Sequencial Action
クラス名は"net.sakamichi.vassal.components.SequencialAction"です。
Trigger Actionでは、実行するように指定したコマンドは、ほぼ同時に実行されます。このSequencial ActionはTrigger Actionを拡張したものですが、これを利用すると連続したコマンドは、指定した順番に、直前のコマンドの終了を待って、実行されます。
設定方法などはTrigger Actionと同じですのでそちらのヘルプを参照してください。
Place Marker from Deck
クラス名は"net.sakamichi.vassal.components.PlaceMarkerFromDeck"です。
Deckの中にあるチットやカードを取り出して、ユニットの上にのせるコマンドを提供します。コマンドで、ユニットに戦力チットを乗せたりとかできるようにするわけです。
Game Pieceの代わりにDeckを指定する以外はPlace Markerと同じですので、説明がそろうまでは、そちらを参照してください。
Block
クラス名は"net.sakamichi.vassal.components.Block"です。
これを追加すると、ユニットが積木のように厚みがあるように描画されます。
少し雰囲気が出るかと思って作成したものですが、効果はそれほどでもありません。
半ば冗談ですので、詳しい説明はいたしません。
使用方法
プラグインの組み込み
配布用のZIPファイルを解凍して、組み込みたいモジュール(ZIP形式です)を解凍したディレクトリにそのままコピーして、モジュールを再度圧縮してください。
GameModule用のプラグインを使う場合
編集画面のツリービューで、適切な位置で"Add Imported Class"を実行してください。
GamePiece用プラグインを使う場合
こちらを使う場合には、事前準備が必要です。
buildFileの修正
モジュールを解凍すると、"buildFile"というファイルがあります。XMLと呼ばれる形式のテキストファイルです。これをテキストファイルを編集できるプログラムで開き、1か所修正する必要があります。
このファイルの初めの方に
<VASSAL.build.module.BasicCommandEncoder/>
という行があると思います。
これを
<net.sakamichi.vassal.components.MyCommandEncoder/>
と書き換えてください。
これで使用準備が完了です。
GamePieceへのプラグインの追加
Single PieceやPrototypeのプロパティ画面の左下にあるImportボタンからクラス名を指定して追加してください。
最終更新:2009年01月26日 14:56