Invisible, Mask

 InvisibleMaskは、どちらも、[Single piece]や[Card]を隠すために使われます。両者の違いは、[Single piece]や[Card]を透明にするか、「裏返す」かどうかです。

 Invisibleは、[Single piece]や[Card]を透明にして隠します。
 Maskは、[Single piece]や[Card]を「裏返し」て隠します。


Invisibleを設定する

 Invisibleの詳細設定画面です。
Keyboard Command:ショートカットキーの設定です。
Menu Text:右クリックメニューに表示する説明テキストの設定です。ショートカットキーとテキストの両方を設定しないと、右クリックメニューに表示されないので、注意してください。
Background Color:背景色です。[Single piece]や[Card]を見えなくしたとき、操作できるユーザーには半透明で表示されますが、そのときの背景色です(つまり操作できるユーザーには、半透明+背景色で見えるようになります)。
Can by hidden by:操作できるユーザーの指定です。
      ・Any player:全てのユーザーが操作できます。
      ・Any side:[Single piece]や[Card]を最初に配置したユーザーだけが操作できます。
      ・Any of the specified sides:[Definition of Player Sides]で設定したプレイヤーのうち、一覧に登録したプレイヤーだけが操作できます。
 Invisibleで隠した[Single piece]や[Card]は、操作できるユーザーには半透明で表示されるため、位置が分からなくなることはありません。

 Invisibleの状態は「InvisibleToOthers」と言うプロパティで管理されています。
InvisibleToOthers = true  [Single piece]や[Card]は透明化され隠されています。
InvisibleToOthers = false  [Single piece]や[Card]は見えています。

Maskを設定する

 Maskの詳細設定画面です。
Mask Command:右クリックメニューに表示する説明テキストの設定です。
Keyboard Command:ショートカットキーの設定です。ショートカットキーとテキストの両方を設定しないと、右クリックメニューに表示されないので、注意してください。
Can be masked by:操作できるユーザーの指定です。
      ・Any player:全てのユーザーが操作できます。
      ・Any side:[Single piece]や[Card]を最初に配置したユーザーだけが操作できます。
      ・Any of the specified sides:[Definition of Player Sides]で設定したプレイヤーのうち、一覧に登録したプレイヤーだけが操作できます。
View when masked:Maskで「裏返し」たときの画像を設定します。
Name when masked:Maskで「裏返し」たときの[Single piece]や[Card]の表示名を設定します。
Display style:操作できるユーザーから見た、「裏側」画像の表示方法です。操作できないユーザーには、Display styleに関係なくView when maskedで設定した画像に見えます。
 Display styleの詳細です。
      ・Background:「裏側」画像の中央に、「表側」画像を縮小表示します。
      ・Plain:「裏側」画像をそのまま表示します。このときPeek commandにショートカットキーを設定することで、「表側」画像を一時的に見られるようになります(選択解除すると、自動的に「裏側」画像に戻ります)。
      ・Inset:「裏側」画像を「表側」画像の左上に縮小表示します。
      ・Use Image:「裏側」画像を使わず、指定した画像を「表側」画像に上書き表示します。
 Display styleの実例です。

 Maskの状態は「ObscuredToOthers」と言うプロパティで管理されています。
ObscuredToOthers = true  [Single piece]や[Card]はマスクで隠されています。
ObscuredToOthers = false  [Single piece]や[Card]は見えています。

裏返したPieceやCardを表に戻せなくする

 Maskの状態を管理する「ObscuredToOthers」と、ショートカットキーを無効化するRestrict Commandsを使えば、裏返した[Single piece]や[Card]を表に戻せなくできます。
 [Single piece]や[Card]、[Game Piece Prototype Definitions]下の[Definition]など、Maskを設定したところと同じところに、Restrict Commandsを追加します。このとき、必ずMaskが上に、Restrict Commandsが下になるよう並べてください(逆にするとMaskの操作設定がRestrict Commandsの影響を受けなくなります)。
 Restrict Commandsの詳細設定画面です。
Restriction:ショートカットキーをメニューから隠す(Hide)か、非活性化する(Disable)かを選びます。ここでは分かりやすくするために「Disable」を選んでいます。
Restrict when properties match:ショートカットキーを無効化する条件です。ここでは「ObscredToOthers = true」、つまり[Single piece]や[Card]が「裏側」のとき、とします。
Restrect these Key Commands:無効化するショートカットキーを指定します。ここに、Maskで設定したショートカットキーを入力します。
 裏返したPieceの右クリックメニューを見ると、Maskが非活性になっています。もしRestrictionをHideにしていたら、右クリックメニューからMaskそのものが消えます。

Restricted Accessによるユーザー制限と併用した場合

 操作そのものはRestricted Accessで設定されたユーザーだけしかできなくなりますが、表示はCan ~ byで設定したユーザーに準じます。
 Rectricted AccessをPlayerAのみ、MaskのCan be masked byはAny playerに設定した場合、操作はPlayerAにしかできませんが、PlayerAが選択したMask表示状態を誰もが(Any player)見ることができます。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2007年11月01日 16:20
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。