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第3話-3

「ん~こんな時間に家出るの久々だな~」
近藤睦樹は普段より1時間も早く駅へと向かった。朝食も食べていない。
 これには理由がある。昨夜書いておいた『あらかじめ日記』がその理由だ。日記通りなら
葉月薫流は俺の乗っている車両に乗ってくるのだが、俺が普段通りの時間に家を出ていたら
彼女は学校に遅刻してしまうことになる。だから彼女の乗る電車の時間に合わせて家を出た。
まぁ俺は朝早くても『瞬間昼寝座布団』や『ケロンパス』があるから眠気も疲労も問題ないけど。
「ん~今日は楽しくなりそうだ~」

 葉月薫流はいつも通り家を出た。今日は不思議と身体が軽い。睡眠時間はいつもと変わらないし、
昨日はあんな夢まで見て疲れてたはずなのに……うぅ、なんであんな夢見たんだろう。
 駅に着き、いつも通り階段を……いや、今日は反対側の階段を上がろう。昨日の車両は
こっち側だった、もしかしたら今日も会えるかもしれないし、痴漢にも遭わないかもしれない。
 電車が来るのを待つ。待つ内に、昨日の人に会うなんて無理じゃないかと思えてくる。
顔はうまく思い出せないが、大学生だと思う。自分とではきっと通学時間が違う。
 淡い期待が消えかけた頃、電車がきた。後ろの人達に押されるようにして電車に押し込まれる。
乗り込む途中で、スカート越しにお尻を撫でられた……やっぱりいつもと同じだ。
 身動きのとれない薫流のヒップを、痴漢の手がさわさわと撫で回す。その手から逃れようと
身を捩ると、前にいるサラリーマンの人に睨まれ、つい固まってしまう。
 今日も降りるまで我慢しなきゃいけない……そう気落ちしていた私の身体がグッと引き寄せられ、
誰かに抱きしめられた。その人の胸に顔を埋めるような形になり、また固まってしまう。
私が固まっている内に、その人は周りの人を押し退けドア横の角まで移動していく。
 昨日はこの角で集団痴漢をされた……今日は、朝からあんな風にされてしまうのだろうか。
「やっぱり、昨日の子だ。俺のこと覚えてる?」
絶望的な気分になっていた私は、予想外の言葉に顔を上げた。自分を抱きしめている人の顔を見る、
顔を見ればわかる、思い出せる。間違いなく昨日助けてくれた、夢に出てきたあの人だ。
(昨日の人……また、会えた……)
思わず胸が一杯になる。ちゃんとお礼を言いたかったのに、言葉は出ず涙だけが零れた。

 『あらかじめ日記』の効果に睦樹は心の中で拳を握った。これだけ車両も多く扉も
1つじゃない中で、自分のいる場所に彼女が乗り込んでくるのだから大したものだ。
 青系チェックのプリーツスカートとリボン、白ブラウスに濃紺のブレザー、スカートが膝丈より
少し短い程度なのも昨日と同じだ。せっかくの美脚なんだからもっと短いほうが絶対に可愛いし
エロいんだけどなぁ……ま、後々俺好みにすればいいか。
 まずは彼女を抱きしめる、夢の中でやっても大丈夫だったから、強く拒否はされないだろう。
シャンプーの淡い香りと、彼女の抱き心地を堪能しながら周りを押し退けドア横に移動する。
 彼女に声をかけ、目が合う。すると、彼女の瞳からぽろぽろと大粒の涙が零れ落ちた。
(おぉっ!?)
いきなり抱きしめるのはやっぱダメか? 夢ではいけたんだけど現実は甘くないのか?
「その、ごめん、急に抱きしめるのはダメだよね、泣くとは思わなくて……」
しどろもどろになる俺に向かって、彼女はクスリと笑い、ふるふると首を横に振る。
「ごめんなさい、違うんです……また会えたのが、嬉しくて……」
そう言って、また涙が零れる。彼女は恥ずかしそうに顔を下に向けて、涙を拭う。
「あっ……」
そんな彼女を、俺は再び抱きしめた。もう決めた、この子は誰にも渡さない。

「薫流ちゃんアルバイトしてるのかぁ、それで昨日と駅が違うわけね」
色々と話は弾んだ。俺がすでに知っている内容がほとんどだが、そんな素振りを見せて
彼女に警戒されてはいけない。
「はい。あの、睦樹さんは、いつもこの時間の電車に……?」
ちなみに俺は名前しか教えてない。フルネームで教えるのは好きじゃないから。
「もっと遅くに出れるんだけど、朝は外で食べてるから大体この時間かな」
嘘です。普段は毎朝『グルメテーブルかけ』です。
 そろそろ始めようかな……睦樹は『タンマウォッチ』で時間を止めた。


 睦樹は『タンマウォッチ』で時間を止め一旦その場を離れ、人を押し退けながら
周囲を見渡し、直感的にエロそうな女子高生やOLの首に『感覚送信アンテナ』を付け
『命令銃』を撃ち込む。4人くらいで十分か、多いと回収が面倒だし。
 再び元の場所と体勢に戻り、薫流の首には『天才キャップ』と『技術手袋』で改造した
感覚‘受信’アンテナを付ける。ちなみに受信できるのは触覚だけ。
 時間を動かすと、程なくして薫流が声を上げ、身悶えし始めた。送信アンテナを付けた
女達が命令通りオナニーを始めたらしい。これなら俺が手を出すことなく彼女の性感を
感覚的に開発できるし、痛い思いさせることもないだろう。

 薫流は周りの人に聞こえているのではないかというほど心臓が高鳴っていた。
今も抱きしめられるようにして彼の腕の中にいる。こんな形で、顔見知りの男性に
密着していた事など今までなかった。
 睦樹さんとの会話は楽しいのだが、こうして彼の腕の中にいると、どうしても夢での
イケナイ事を思い出してしまう。
(ここから……色々されて……キスとか……されちゃうのかな)
自分がそれを期待しているように思えてきて、どうしようもなく恥ずかしかった。
想像するだけで顔が熱くなり、胸が荒縄で締め付けられるように苦しくなる。
 きゅんと大事な所が熱くなり、ムズムズしてくる。慌てて太ももを閉じ合わせ、顔を伏せた。
と同時に、誰かの手が私の胸や大事な所を触ってきた。
「ひうっ!?」
思わず出てしまった声を私は慌てて押し殺すが、気づいた睦樹さんにどうしたのか訊ねられる。
「ん……なんでも、ない、です。大丈夫、です……」
平静を装うが、薫流は頭の中が真っ白になりそうだった。
 睦樹さんも、周りの人も私には触ってないのに、私の胸や大事な所が誰かに触られている。
昨日の浴室での出来事を思い出す。もし同じなら、電車の中で、睦樹さんの目の前で……
(やっ、やだ……乳首だめ……下も、そこは……感じちゃうからぁ……)
3人か4人くらいの手が、一斉に私の感じる所を触ってくる。それは徐々に大胆になっていき、
胸を揉み、乳首を摘み、大事な所をなぞり、擦られ、的確に急所を刺激してくる。
 その刺激には統制がなく、微妙に感覚が違った。そして、自分の手がそれを感じ取っている。
服越しに胸を揉む感触、乳首を直接擦る感触、ショーツ越しに大事な所を擦る感触……
まるで誰かが自分でしている感覚を、私が一斉に感じ取ってしまっているかのようだ。
(やっ、やぁぁ……そこダメ、それダメぇ……!)
それがわかったところで、快感は収まらない。的確に、確実に気持ちよくなるような指使いに
全身がトロけそうなほど熱くなり始め、カクンと膝から崩れそうになる。
(ダメ……声出ちゃ、うぅ……気づかれたら、どうしよ……)
男の人に密着しているというだけでも恥ずかしいのに、自分が性的な快感を感じていると
気づかれでもしたら……そんな考えが薫流を精神的に興奮させ、さらに追い込んでいた。
 下腹部の奥が熱くなり、胸の先がジンジンとしてくる。そんな矢先に、電車が大きく揺れた。
バランスを取ろうと脚を開いたところへ、睦樹さんの脚が割って入ってきた。
「ひゃあぁんっ!?」
思わず声が出て、彼の脚を太ももでキュッと挟み込む。
「あ、ごめん。すぐ抜くから……」
睦樹さんは、すぐに抜こうと挟まれたまま脚を動かす。ジーンズの生地が太ももの内側を擦り、
身長差のせいか下腹部に擦り付ける様にしてズリズリと動かしていく。
「ひゃっ、ぁう、んぁ、あぁ、だめ、動かしちゃ、あぁ……」
太ももと下腹部からゾクゾクと快感が駆け上がり、私はたまらず彼の脚を強く挟み込む。
膝丈のプリーツスカートがずり上がって、太ももが露出していた。
 快感を感じる度に彼の脚を太ももで挟み込み、クネクネと腰が動いてしまう。それがまるで、
自分から彼に腰を擦り付けている様に思えてきて、薫流はだんだんおかしな気分になっていた。
「あ~……次で降りようか? その、トイレとかなら……」
「ちがっ、違います、違うんです……!」
不意に彼に訊ねられて、私の両肩は思わず跳ね上がっていた。
(やっぱり気づかれてる~~しかも勘違いされてるよぉ~~)
私は泣きたいほど恥ずかしかったが、本当のことに気づかれてないのはまだ救いだった。
自分の恥ずかしい所が濡れてきているのを、はっきりと感じていたから。


 一駅超えた頃には、薫流は睦樹にしがみ付いていなければ立てないほどになっていた。
額には汗が浮かび、膝はガクガクと震え、湿った声が漏れてしまう。どんなに身体を捩っても、
全身からくる悩ましい刺激は収まらず、逆に制服が肌と擦れる度に大きな快感となってしまう。
(っっっ……そんな、奥で指……動かさないでぇ……おかしくなる……!)
誰にも触られたことのない大事な所の奥を指で掻かれる感触に、背筋がゾクゾクする。
 制服の上から自分の身体を抱きしめるようにして胸と、スカートの前を押さえる。
それでも身体の内側から響いてくるような快感は止まらず腰をクネらせてしまう。
 その仕草が自分でも妙にいやらしく思えてきて、恥ずかしさに顔を伏せて彼の胸に顔を埋めた。
(ダメダメぇ……睦樹さんに、見られちゃう……気づかれちゃう……)
大事な所が、ムズムズする。身体がどんどん熱くなってくる。気づくと私はスカートの上から
大事な所に指を押し付け、無意識に指を動かしていた。甘い刺激が下半身を突き抜けてくる。
(だ、だめ……これ……きもち……いい……)
大事な所の奥から恥ずかしい蜜が溢れてくる。湧き上がるエッチな衝動を押さえ込もうと
スカートの裾を強く握るが、快感はどんどん強くなり、絶頂感のようなものが込み上げてくる。
 でもその感覚は、まるで他人のものみたいで、どこか物足りない。やっぱり私は、睦樹さんに
夢で言われたみたいに、エッチな子なのかな……夢みたいに……もっと……睦樹さんに……
 物足りなさを感じている自分に気づき、慌てて首を振る。その瞬間、敏感な肉芽を摘まれ、
中の天井部分を指で擦られる刺激にビクンと顎が跳ね上がり、甘い声が漏れてしまった。
 感じてる顔を見られないよう、ギュッと目を閉じ顔を背けていると、不意に耳を撫でられた。
「ひぅっっっ……!」
背筋がゾクゾクする。耳たぶをこね回され、耳の穴をつつかれる。恥ずかしいけど、抵抗できない。
「ごめんごめん、耳弱いねぇ。薫流ちゃん彼氏とか、いるの?」
「そ、そんなっ……まだっ、いませ、んっっ……!」
「まだいないんだ……俺とか、ダメ?」
突然の一言に、心臓が跳ね上がる。睦樹さんの手が私の顎にかかり、クッと上を向かされた。
夢でのキスシーンと重なる。キス、するんだ……私が目を閉じると、彼の唇が重ねられた。
(んっ……しちゃった……私の、ファーストキス……これも、夢なのかな……)
ボーッとした頭の中で、夢の続きを思い出す。このあと、舌を絡めるんだっけ……
 薫流が口を軽く開くと、睦樹さんの舌が挿し込まれ、私の舌と官能的に絡ませてくる。
目を閉じて彼にされるがままでいると、不意に太ももを撫でられた。
「ふっ……んぅぅ……っっ!」
それだけで全身が跳ね上がる。スカートがずり上がって露出した太ももをさわさわと撫でられ、
睦樹さんの手がそのままスカートの中へ滑り込んでくる。慌てて睦樹さんの手を握るが、
手に力が入らず抵抗することができない。
「薫流ちゃんさ、さっき、自分で指動かして、してたでしょ?」
「っっっ……!!」
(うそ……どう、しよ……バレちゃってる……)
自分の意思じゃなくても、密着して身悶えていたのだから、気づかれて当然だろう。
だとしても、自分でしていたのが、男の人に気づかれてたというのは死ぬほど恥ずかしかった。
 そしてついに、彼の指がショーツ越しに、私の一番恥ずかしい部分に押し当てられた。
「薫流ちゃん、もう濡れてるね……」
「んっっっ……!」
その言葉と同時に、ショーツ越しに濡れた秘所を指でかき上げられた。それだけで私の
全身に甘い快感が走り、羞恥心が込み上げてくる。ふっと力が抜けた太ももから、
睦樹さんの脚がサッと引き抜かれた。今まで密着していた部分が外気に触れる。
 ショーツ越しにもわかるほど濡れている秘所が、燃える様に熱い。全身からくる
痒みにも似た微弱な快感と、押さえつけるものがなくなった秘所がキュンキュンと疼き
切なげに膝をすり合わせてしまう。
(あぁ……いま……続き、されちゃったら……私……)


 睦樹さんは、私の身体をグッと引き寄せて、耳たぶを甘噛みしてきた。
はもはもと甘く噛みながら、舌先でチロチロと舐められ、にゅるりと耳の穴に舌先を入れられる。
「ひゃっ……! やんっ……ダメです……ひぁぁぁんっ……!」
(やっ……あぁ……耳っ、耳だめぇ……へんに、なっちゃう……だめぇ睦樹さぁん……)
付き合ってもいないのに、こんなのダメ、そう言いたくても、耳を舐められると何もできない。
 何も抵抗できないまま、再び彼の手がスカートの中に入ってくる。抵抗しようとするが、
彼の腕に手を添える程度の力しか入らない。ショーツ越しに大事な所を指でいじられると、
他人の感覚のようだった刺激とは比べ物にならない快感が下半身を突き抜けてくる。
「っっっっ!!!」
慌てて口を手で塞いだ。これ以上されたら絶対に我慢できない、声がでちゃう。
 ふと、大事な所の奥を刺激する触感が強くなった。恥ずかしい所の中、その上の方を、
最後の一押しとばかりに激しく小刻みに擦りあげてくる。同時に湧き上がる、急激な絶頂感。
(やだ、きちゃう……電車の中で……睦樹さんの目の前で……きちゃうぅ……)
全身がビクンと跳ね上がり、指を締め付けるような感覚。ガクガクと腰や膝が振るえてくる。
「っっっ! ……は、ぁ……んぅ……!」
身体を弄る触感が、1人分ほど減ったように感じる。でも、確かにきたはずなのに、何か違う。
物足りないというか……まだ余裕があるというか……睦樹さんも、何も言ってこないし……
「薫流ちゃんさ、スカート長くない? 短くしたほうが可愛いと思うんだけど」
「えっ……や、あの……短いと、恥ずかしいですし、校則とか……色々……」
急に聞かれてびっくりした。確かに、友達と比べたら長いかもしれないけど……
「でも友達にも言われない? 短いほうが可愛いって、絶対」
「それは、言われたことは……ありますけど……ひゃっ、んぅぅっ!!」
また、絶頂を迎えた感覚。なのに、物足りない、大事な所がどんどん熱くなる、疼いてくる。
「短くしてみてほしいな、そのほうが、絶対いいって」
睦樹さんはそう言って、私にキスをし、疼いてやまない大事な所をショーツ越しに刺激してくる。
「はふぅぅ……んぅぅ……しま、しますから……だから……」
「してほしい?」
その言葉と同時に、熱くトロけた私の大事な所に、ショーツ越しに指を押し込んでくる。
 これ以上はダメ……そう言うつもりだったのに、私は、コクリと頷いてしまった。

「あっ、やっ……これくらいで、ぁん……いいですかぁ……」
「ん~もう少し折って、半分より上くらいで、もっと良くなるから」
睦樹さんに言われるがまま、私はチェックのプリーツスカートをさらに短く折る。
その間も、睦樹さんは私の大事な所を指で直接、けれども焦らす様に刺激してくる。
「っっ、もう……これ以上は、やっ……できない、です……恥ずかし……」
「うん、やっぱ短いほうがいいよ。脚すっごい綺麗だし、可愛いよ」
ショーツのクロッチの横から入れていた指を抜き、露出した太ももを愛液に濡れた指で撫でられる。
(や……太もも、こんなに出ちゃってる……睦樹さんの指、あんなに濡れちゃってる……)
「じゃ、約束だもんね……」
太ももを撫でていた手がいつの間にかスカートの中に戻り、ショーツの中に指を入れられる。
 こんなこといけない、そう思いつつも、彼の指を抵抗なく受け入れて、身を任せている。
トロンとした目で彼を見つめ、キスをする。あぁ……夢みたいに……されちゃうんだ……
「んっ、んぅぅぅっっ!!!」
お互いの舌を絡めていると、敏感過ぎる秘所と肉芽を擦られ、下半身を快感が貫いた。
狂おしいほどの快感に全身が震え、敏感な秘所をいじられる度にお尻が跳ね上がる。
「はふっ、あむぅ……んっ、あ、睦樹、さぁん……わた、しぃ……もう……」
「いいよ、我慢しなくて。ちゃんと支えててあげるから」
ほんの少し指が挿し込まれ、溢れる蜜を泡立てるようにクチュクチュと細かく指が動く。
入り口の浅い所と、敏感な肉芽を同時に刺激され、瞬く間に絶頂感が込み上げてくる。
(やぁぁぁっ!! ダメダメダメぇぇっ!! きちゃう! きちゃうぅぅ!!)
「やっ! はぁっ! ぁぁ……ィ、イクッ、イッちゃいます……!」
夢と違ってイクときは教えてと言われてない。それなのに私は睦樹さんにしがみ付いて、
夢よりも恥ずかしい絶頂の言葉を無意識に発していた。

 アンテナを回収し、改造『バキューム蚊』で自分やオナニーさせた女の周りにいた
連中から記憶を吸い取った俺は、青息吐息の薫流を連れて電車を降りた。
 一度イかせてからは、焦らし続けた。責めては止め、責めては止めの寸止めで、
薫流の反応を楽しんだ。オネダリするまではいかなかったが、おかげで随分と懐いてくれた。
 俺にしがみ付いてないと歩ける様子じゃない薫流を抱き寄せ、彼女の鞄も俺が持ってやる。
階段は辛そうなのでエスカレーターに乗り、その間は彼女を抱きしめる。
 エレベーターを降りて、改札を出る前に柱の陰に移動する。そこでまた彼女を抱きしめる。
「あ、あの……み、見られちゃいますよ……まだ、たくさん人いるのに……」
確かに人は多いが、通勤通学の時間帯だ。立ち止まってじっくり見ていくような暇人はいない。
それでも、同じ麗南の生徒がいるのはかなり気にしているようだ。
「そうだね、同級生とかいたら、見られちゃうね」

 薫流は睦樹さんに抱きしめられている間、気が気でなかった。今のところクラスメイトや
友人はいないが、同じ学校の生徒がいるのだ。もし知り合いに見られたら……
「んあぁぁっ……!!」
再びとろけそうな快感に包まれる。睦樹さんの右手がスカートの中に入り込み、指先で
ショーツ越しに大事な所の入り口を撫でられる。それだけで、私の全身に甘い電流が走り、
太ももがビクビクと痙攣してしまう。
 ここまで散々焦らされ続けた大事な所を繰り返し指で刺激される。それだけで私の大事な所は
それを待ち望んでいたかのように快感を甘受し、恥ずかしい蜜が溢れてくる。
「んあっ……あんっ……睦樹、さん……ダメ、見られちゃう……」
なんとか声を絞り出す。だけど睦樹さんは、それが合図だったかのようにショーツ越しに
固くなった敏感な突起を摘まれた。
「ひあぁぁんっ……!!」
慌てて口を塞ぐ。これ以上は我慢できない。なのに睦樹さんは、敏感な突起をショーツ越しに
コリコリと揉みほぐし、カリカリと擦りあげてくる。
「きゃふぅっ……んあぁ……ふあぁっ……やあぁぁっ……!!」
敏感な突起を親指と人差し指で摘みながら、中指と薬指を私の大事な所にクチュクチュと
押し込み、耳を舐められる。一番感じる所と一番弱い所の同時刺激、電車の中で見つけられた、
私が一番感じるやり方。上と下の同時刺激に全身が快感に包まれ、ビクビクと震えてしまう。
(ダメ……こんな、人いるのに……見られたらぁ……)
焦らされ続けた大事な所がキュンキュンと疼き、全身を包む快感と疼きが思考を焼き切っていく。
「ひゃうっ……お、お願い、します……せめて……人の、いないとこで……!」
こんなとこを、知り合いに見られたりしたら、恥ずかしすぎる。でも、こんな状態で、
本当に人のいないとこで、睦樹さんと2人きりになっちゃったら……
「人のいないとこで、どうしてほしいの?」
そう言って、ショーツ越しに敏感な突起の周りを指で円を描くようにしてなぞり、焦らしてくる。
 焦らされてるのに、恥ずかしい蜜がどんどん溢れてくる。どうしてほしいかなんて、
言えるわけない。睦樹さんだってわかってるくせに、イジワルして聞いてくる。
 焦らされ続ける焦燥感に、私の理性が切れかけたとき、カシャリというシャッター音が鳴った。
「な~にやってんの、アンタ?」
聞き慣れた声、振り向くと、同じ麗南の制服に身を包む親友の姿。
「な、渚ぁ!? な、なんでここにいるの?」
「なんでって……いっつも一緒に学校いってんじゃん。てかさ、誰そのノッポさん」
「いや……あの……」
どうしよう……よりにもよって渚に見られるなんて……

 睦樹が薫流を焦らしていると、トコトコと1人の女子学生が近づいてきた。
かなり可愛い、癖っ毛のあるショートの黒髪、スカートがかなり短い、ミニスカートから伸びる
むっちりした太ももに、ブラウス越しにもわかる巨乳、それでいて締まるとこは締まっている。
ブレザーではなくカーディガンを羽織っているが、スカートやリボンから間違いなく麗南の生徒だ。
 すぐ後ろまで来たその子に、薫流はまだ気づいていない。面白そうなので黙っていると、
いきなり携帯電話を薫流の脚の間に突っ込み、カメラのシャッター音を鳴らした。

「ど~もっ、薫流の親友、白崎渚(しろさきなぎさ)です!」
名前を白崎渚というらしい。こうして薫流と並ぶと、スカートの短さがよく分かる。短すぎだろ。
「早く写真消してよ渚ぁ~それになんで駅まで来てるのよ」
「やだよ綺麗に撮れてるのに。薫流がイチャイチャして来ないから迎えに来たんじゃんか~
 わざわざ切符買ったんだぞぉ。あ、あとでこれムツキンにも送ったげるねぇ~」
「送っちゃダメぇーーっ! イチャイチャなんてしてないしやめてよホントに~」
「う~わパンツもうグショグショじゃん、恥ずかし~朝からこんなに濡らしてや~らし~んだぁ~
 朝から痴漢プレイなんてしちゃって、薫流ってそういう趣味なんだ~」
「消してよ違うもん! そんな趣味ないもんっ!」
遊ばれてるなぁ薫流ちゃん……ま、微笑ましい光景だ。
「てかさ、薫流こそどういうわけよ、私らが何回短くやってもすぐスカート直すくせに
 なんでムツキンに言われたら短いままなわけ?」
「べ、別に睦樹さんに言われたからってわけじゃ……あとで直すつもりだったの!」
「え~戻しちゃうの? 電車の中ではあんなに素直に短くしてくれてたのに……」
短いほうがいい俺はすかさず茶々を入れる。それにすかさず渚ちゃんが反応する。
「やっぱりムツキンのは素直に聞いてんじゃんかーっ、2人っきりの時はエロエロじゃんか
 薫流のツンデレ淫乱ドMっ娘ぉーーっ!!」
「ちょっ、大声で変な事言わないでよぉ」
「いいもんいいもん、薫流がそうならアタシだってやってやるもん!」
そう言うなり渚は薫流の後ろに回り込み、左手で胸を揉み、右手をスカートの中へ入れ、
チロチロと耳に舌を這わせだした。
「やっ、はぁん……ちょ、渚……だめ、今、はぁ……!!」
「朝からこんなに濡らして……そんなにムツキンとの痴漢プレイ気持ちよかったの~?」
クネクネと腰を擦り付けながら渚は薫流を責めたてる。う~んあの短いスカートで
あの腰使いはエロいな~太ももからヒップまでのラインはボリュームあって、これはこれで
薫流とは違ったエロさがあるよな~しかしまぁこの2人がレズると絵になること。
「ま、待って、いま、ホントに、ダメなの……さっきまで……あぁっ、やあぁぁ……」
「いいわよ~イきたいなら遠慮せずイッちゃいなさい、ムツキン見てる前でね」
そう言って渚は俺の顔を見てニヤリと笑い、薫流を一気に責めたてる。ドライな責めだが、
女だけあって弱いところをよく知っている。おそらく薫流にこうするのは初めてじゃないのだろう。
「ふあぁっ! んくぅっ……やぁぁっ! もうダメ、ホントにダメえぇ……っ!!」
ビクンと薫流の腰が跳ね、全身が小刻みに震えた。どうやらイッたらしいが、
イかせた渚が随分と驚いた顔をしている。
「あれ、うそ……ホントに、こんな早くイッちゃったわけ?」
俺がずっと焦らしてたからねぇ……
「えぅ、ひっく……ダメって言ったのにぃ、渚のバカぁ……」
「ご、ごめんて、こんな簡単にイくなんて……ムツキ~ン」
助けを求める渚に、思わず苦笑いをしてしまう。ま、俺が悪いとこもあるしなぁ。
「ごめんな薫流ちゃん、俺が何回も焦らしたから……人のいないとこでしてほしかったんだよね」
薫流の頭を撫でながらそう言うと、薫流の肩がビクンと跳ね、渚の眉がピクンと動いた。
「ほ~う、学校あるのに朝からどこに行って気持ちよくしてもらうつもりだったのかしら~?」
「ち、ちがっ、違うの、睦樹さん、あの、そういうのじゃ……」
「言い訳するなこのど淫乱がぁーっ! 人の見てる前でもっぺんイかしてやるっ!」
「やだあぁぁぁーーっ!!」
……『あらかじめ日記』にはこんなの書いてないんだけどなぁ……騒がしい朝になったもんだ。