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リビングのソファの上に藍と絡み合って倒れこむ夕貴。
唇が、藍の白くなまめかしい首筋に触れる。
唾液の跡が薄く光っていて、それを見る夕貴と夕貴の目を通して見る藍の情欲を煽った。
巫女服の前をはだけ、この年齢にしては発達していない双丘を露出させる。
と、舌を伸ばしてその頂点の突起に触れようとした時。
「!?」
藍の視覚を感じ取り、夕貴自身の舌が20cmほども伸びて嘗め回そうとしているのが視えた。
(……まずい、これ、萎える)
触手モノのアダルトアニメを見た経験はあるが、現実で目にするとここまで気味の悪いものとは。
藍は本気で嫌がってはいないらしい……が。
「ごめん藍ちゃん、破く」
「え?え、きゃあ!?」
ビリビリビリ。
全力で引っ張ると結構あっさり破けた。これで効果も消えるだろう。
自分が怪物になって女の子を襲うのは夕貴の夢見ていた事の1つだが、現実を見て醒めてしまった。
せめてもっとエレガントに……
「あ、そうだ」
自分で作ったものがあるじゃないか。

特製サンタインを1錠飲んで、右腕を変化させてみる。
ぷよんぷよんした感触と、チャプチャプと音が聞こえそうな不安定な指先。
……これで藍の肉体を撫で回したらどうなるだろう。
夕貴は、頭で考えるより先にその欲望を実行に移した。


液体となった夕貴の右手が、ソファと藍の体の間に滑り込む。
「ひゃぁ!?」
「ひぁぅ……」
ぬるま湯のような感覚が背中を撫で回し、藍の背骨につながる神経は過敏に反応を返す。
その感覚を味わった夕貴もまたゾワゾワとした未知の快感を覚えていた。
「ゆ、夕貴さん……あのっ、抱いて……抱いててください」
夕貴としては、このビリビリにひっちゃぶいた巫女服を見ながら攻めたい所だったが。
なんだか強姦ちっくで燃えるし。
「藍ちゃんの甘えんぼ」
「きゅう……」
……これはこれでぐっど。藍のわけのわからない鳴き声は夕貴の脳髄を激しく揺さぶった。
『あ……ん』
体を重ねるだけで、もう狂おしいほどに感じ過ぎてしまう。恐るべきは感覚送受信モニター。
夕貴はしっかりと藍の背中に手を回して、抱き起こす。
互いの唇をしっかりと合わせ、腰を押し付け……
「あ!?♪」
『はふ……♪』
ぴちゃ、という音が聞こえた気がした。
「あ、藍ちゃん……下着、着けてなかった……んだ」
荒い息をつきながら、夕貴。
「だって……は、前、夕貴さんが……巫女さんは洋物の下着着けない方がいいって……」
こちらはすでにうつろな目をしながら、藍。
藍の股間から立ち上る湿気は、緋袴と、荒縄も変色させていた。


「脱がすよ……むしろ、破くよ?」
「は、はいっ」
これから来る快楽に耐えるように、藍はぎゅっと目をつぶる。
ぺたり。ぴちょん。
液体と化した夕貴の右腕が藍の柔肌を撫で上げる。
じっとりと汗ばんだ肌に、その感触が心地良い。
「ぁ……ん」
びりっと緋袴を縦に裂く。
衣服が無くなった事で縄が秘部に直に食い込み、皮に包まれた淫核を叩く。
『はあぁぁぁっ!♪…………』
全力疾走した後のように、息が苦しい。
いつも擦り過ぎると痛いから、手加減しながら舐めるくらいがせいぜいだったのに……
この感覚送受信モニターのおかげで、一度受けた快楽がとんでもなく増幅されている。
「ご、ごめん、もう……」
「夕貴さん……私も……」
下着を脱ぐのももどかしいくらい、その快感が欲しくなった。
藍がその口と舌を使って夕貴を手伝い、ブラを外すとその美乳が藍の眼前で弾ける。
ショーツをそのへんの床に脱ぎ捨て、夕貴は藍を寝かせた。
自分の秘部に右手の甲を当てて、その指を液状に変化。擬似的な男根のように。
こうすると、自分の秘部も同時に刺激できる。
夕貴の快感と、藍の快感。両者を同時に味わったら一体どうなってしまうのか。
「……行くよ」
薄くテラテラと光る指先が、縄の間から藍の秘部をとらえた。


かつてない快感を受ける恐怖と期待の間で、藍の表情が揺れ動く。
そして、夕貴は腰を前に押し出した。
『~~~~~~♪♪♪♪♪』

声にならない声を上げて、しばらく悶絶する2人。
液状の手のおかげで、藍の処女を奪う事なく、今与える事のできる最大の快感を与えられる。
……精神的にはとうてい処女とは言えないほど手ほどきを受けているが、まあそれはそれとして。
「凄ぉ……」
「…………~~~」
声を出すのも辛い2人。
互いの快感が何十回も両者の間を往復して、一度の前後運動でも人外の快楽が得られる。
そして……その先を目指す、夕貴。
腰を大きく前後に揺すり始めた。
『あ、あああ、ぅ、ん、んぅぅぅ♪』
夕貴の受ける感覚と藍の受ける感覚が微細な所で違うため、常に新鮮に感じる。
喘ぎ声が止まらない。
『~~~♪』
その声を聞くのも、夕貴と藍、両者とも両方の耳を通してだ。
唇を合わせ、互いの口腔を存分に味わう。
藍の感じている夕貴の匂いと味、を、感じる夕貴。
夕貴の感じている藍の匂いと味、を、感じる藍。
自分ではわからない自分自身の味。
五感すべてが溶け合い、どちらがどちらを攻めているのかもわからなくなって来る。


縛られてるのはどっちだったっけ?
体を液状にしてるのはどっちだったっけ?
……どうでもいい。
あなたが欲しい。
私が欲しい。
一緒に登りつめよう。

『ひぁ、あん、んぅぅぅ~、い、いい、はぁ……♪』
自分の喉から出ているのはどっちの声なのか?
「イく……イく、イく、イくぅぅぅぅぅ!♪」
あ。

『はぁぁぁぁぁぁん!♪』

わかった。こっちがあたしだ。
だって、藍ちゃん、「イク」なんて言い方、しないし。


そんなどうでもいい事を考えながら、夕貴の意識は闇に落ちた。
と、感じた。
「……あれ?」
そうか。夕貴は理解した。今のは藍の意識だと。
潮を吹いて失神した藍の体を抱き起こし、手錠と荒縄をほどく。


「……ん……」
藍が目を覚ましたのは、それから1時間ほど後の事。
「あ、おはよ、藍ちゃん」
「あ……」
体を起こす藍。体には何も纏っていない。
夢かとも思えるような、凄まじい快楽の時間だった。
「夢じゃないよー?……なんなら『夢たしかめ機』でも使ってみる?」
「い、いえ、結構です」
自分が寝ている間、夕貴は何をしていたのか?
いつもなら、私の体を拭いてくれた後一緒に寝ているはずなのに。
「で、藍ちゃん」
「は、はいっ!?」
ずいっと身を乗り出して来る夕貴。
嫌な予感がした。夕貴がこういう表情をする時は、いつも自分の腰が砕けるほど攻められる。
「まだ『サンタイン』の、気体に変化しての攻めってやってないからさ~」
ずりずりと後ろに下がる藍。
ドン、と背中が壁にぶつかった。
「……もっかい、しよ?」
満面の笑顔。
逃げられない。


……結局、夕貴は綾城兄との約束を果たせなかったとだけ書いておこう。



番外

「あれ?夕貴さん、なんだか右手が妙に太くなってませんか?」
「……もしかして、あたしと藍ちゃんの愛液吸ったからかな?」
「…………(赤)」