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「若者言葉」とは?


辞書として、学術的な利用も鑑みて、はじめに「若者言葉」の定義をします。

ウェブページの性質上、読者の幅広さも考慮して出来るだけカタい言い回しは避けたいのですが、ある程度はカンベンしてください。

また、ここの内容も必要に応じて変更される可能性があります。


まずは①若者が使う言葉、②崩れた日本語、③流行り言葉、という観点から「若者言葉」を考える。

 

①若者が使う言葉

 「若者言葉」という用語は、まず初めに年配の人から見た若い人の使う、年配の人にとって見れば崩れて時として耳障りな言語を指します。そして若い人から見て、やはり年配の人たちの使う言葉とは違う、やや使いやすいと感じる言語を指します。両者は、言語としては意思疎通にさほど支障の無い、一つの言語の中の方言(社会方言)の関係にあるといえるでしょう。ここで言える事は次の三点。

 1)若年と年配の境界線は、不明瞭。

無理矢理、例えば「大学卒業年齢22歳までを若年層とする」なんて言うことは可能ですが、それでも微妙なラインをどうするか?グレーゾーンを設けるのか?曖昧で、誰もが納得できる線引きは不可能でしょう。

 2)年齢の差なのか、なんなのか不明瞭。

上記1)で仮に「若者言葉」使用者年齢を確定したとして、本当にそれは年齢が原因で生じた方言なのかは断定できません。ここでも「若者言葉」なんて言っているのも便宜上の問題で、また年配の人は「若者は、若くて未熟であるがゆえに乱れた言葉を使うのだ」という感覚もあって、種種多様ないわゆる「若者言葉」事情を十把ひとからげにしているだけなのです。学生なのか社会人なのか。文化系か体育会系か。男女、出身、さまざまな要因があるはずでしょう?

 3)方言に優劣無し。

年齢による線引きが難しいということでしたが、しかし線引きをして「「若者言葉」は「非若者言葉」(=正しい日本語/美しい日本語)に劣るものだ!」「正すべきだ!」とか言うものではありません。どの地域方言が優れているか、なんて議論がナンセンスであるのと同様に、「若者言葉」も「非若者言葉」も、どちらも日本語の方言。どちらが良いとかそういうことに言及するのが当ページの趣旨ではありません(必然的にそういう意見も出てきちゃいましょうが、それも仕方ないものとします。)

若者が、とかいう分類は実は難しくて非現実的。しかしながら、言語感覚としては確かに「若者言葉」。使用者の年齢による分類では必ずしもありませんが、この用語を使うのにも妥当性があるということを強調しておきます。

②崩れた日本語

これも、まず正しい日本語があるという感覚が初めにあって、それゆえに生じる感覚。ホントに正しい日本語があるとするならば、確かにそれを犯す日本語は崩れていると言われましょう。そして年配の人から比べたら、若い人の方が崩れているはず。それで「若者言葉」。

ただし、当サイトでは何が正しい日本語で何が崩れた日本語や間違った日本語なのか、厳密な判断は避けることとします。そもそも正しいとか間違ったとかが言葉にあるのか?こうした疑問もさることながら、「間違っている!」「耳障りだ!」「不自然だ!」と、人によって感じる言語表現があるのも事実。厳密で、正確な定義とは言いがたいですが、一般的な国語辞書などに載っていない語形・用法の一部は、とりあえず崩れた日本語の可能性がある、とだけしておきましょう。(少なくとも一般的な国語辞書類に載っている語ならば、あえてここに掲載するまでも無いですし…)

③流行り言葉

流行り言葉にもいろいろあると思われますが、一時的で長続きしないもの、行く行くは死語になる未来が見える短命なのを特に流行り言葉ということが多いように感じます。長い目で見れば、どんな言葉も死語になるときが来る可能性があるんでしょうが、10年、いや1年前後で廃れてしまうような言葉は短命で、一時的な流行り言葉と呼ぶほか無いでしょう。

(死語という用語にも色々含意がありまして;「現在話者のいない言語、言葉の総体」を指す場合や、劇的な時代・文化の変化に伴って使用されなくなった言葉――これはここで扱う流行り言葉と連続を成しますが…)

モノの流行と共に現われて、去っていく付随型の流行り言葉。インパクトのあるキャッチコピーが一人歩きして日常会話に侵食する一発屋型の流行り言葉。言葉は古臭さを嫌う傾向というのもあって、例えば単に「すばらしい」「すごい」とか言っていると凄さの価値が下がる。だから「超凄い」と甚だしさをアップさせた言い回しを使う。同様に、単に度合いを強めるだけじゃなくて目新しさを醸し出す為に新しい言葉を使う。こういう言葉って、やっぱり一時的でまた次に新しい言い方を作らないと、すぐサビてしまう。これが若者言葉の一角を成すと考えられる。

ただ新しく開発された文化、パソコン・ネットワーク関連の語なんかは、新しいがしかし今後も使われていく可能性が高い。流行り言葉が定着して基本語になる可能性もあるし、流行り言葉はその場では一時の流行とは思わず気づかないことも多い(そうえばITなんて言葉も古くなってきました)。結局、曖昧な基準であることは確かです。

 

上記は、客観的に語彙選定基準とするような面では曖昧で定義として未完成ではありますが、大雑把に、そのように考えられるもの、さらには個人的にそう思えれば若者言葉である可能性があるものとして掲載できるということです。賛否は分かれましょうが。

下記は、書き込む上で最低限こんな規定を、と思って比較的具体的に示すものです。一応、参考にして頂きたいです。ここももちろん変更の可能性はあります。

①使用を見たことがある、聞いたことがある

 →「ありそう」「使いそう」「自分で造った」ってのはダメです。

②いわゆる国語辞典には載っていない

 →見出し語も意味同じのが既に載っているなら、あまり掲載の価値は無いのでは…。でも辞書と違った用法があるとか、辞書が改訂されて後から載る分には許容されましょう。

③日本で使用される

→と、限定しないとラチがあかないので。物理的には、国境を参考とし、ネット上では「日本語を基本的に使用する場」での使用に限定。

④発話されうる/口語を基本とした

→メールや掲示板書き込み、ブログはかなり口語に近いものとして扱って差し支えないというのが管理人の立場です。が、絵文字などで「読み方を持たないもの」「読めないもの」なものは一応対象外とします。「口語でも使用可能」ならば(笑)とかでも、許容。

⑤現代語。

時代を限定しないと、またラチがあかない。基本的に公開時現在(2007)から見て、21世紀のと限定します。2000年12月31日以前にも使用され、21世紀になってからも使用されていれば許容。21世紀時点で使用されない言葉は扱いません。当面は、微妙な線も許されることになりましょうが…

 

2007/6/23加筆。

①ここで危惧されるのは個人的に使用される個人語、および極限られた間柄でしかしようされない語が、若者言葉として書き込まれることである。これらを収集していくとキリがないからである。しかし方言研究等も極論を言えば個人語の探求に行き着いてしまう。なるだけ、書き込みの際には「複数のグループで使用されているのを聞いた」(=一度しか聞いたことない、というのはちょっと危険…)というのを判断の基準にしてください。

②米川の定義では、遊び的な機能も有する「若者言葉」。極論に達すれば「認知度の高いダジャレ、なぞなぞ」までもここに入ってしまう。ここでは「日常的にしようされ、笑わせるのが目的・なぞなぞするのが目的ではなく、あくまで一般語として文中に収まる」ことをまた基準に認定されたい。

③WIKIPEDIA「若者言葉」で指摘されているように、言語は変化するものである。どうかあまり感情的にならず静かに見守って欲しいというのが切なる願いです。しかしながら、文化人が批判するいわゆる「若者言葉」は、なるほど言葉の変化として「若者言葉」と認定して良いと思う。また若者自身が、「若者言葉」と認識して書き込むのであれば、これもまた「若者言葉」と認定していいと思う。そうなのか否かわかりにくい例はたくさんあるが…

④井上の述べるように、多くの場合「若者言葉」として言及されるのは流行語ともいえるものに、非常に近い。WIKIPEDIAでもそのような基準を設けている。上記①~③も、これに基づくものである。しかし、いわゆる若者世代特有の文化を反映した流行語とは言いがたい言葉(「[[若者世代語]]」)も広義の、本来的な「若者言葉」であるとして扱うこととする。

上記より、①②を守ってくれることを前提に書き込みは最大限尊重し、明らかにイタズラとでも見られない限り記事を消したりはしない。

 


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