GADGET
シナジーから発売された、完全な国産ADVです
ディレクターの庄野晴彦という人が神扱いされた作品らしい

PC版1994年発売
PC完全版1997年発売
PS版 1997年発売

東ヨーロッパだろうか
独裁者とレトロな科学に支配された寂れた国
彗星が衝突し、世界が終わるとニュースが流れ
人々は空ろな目で、妄想を呟く
主人公は、独裁者と対立する科学者「ホースラバー」に会えと
指令を受け、奇妙な蒸気機関車に乗り込み出発する

作品全体を通し、終始現実と幻覚が、過去と未来が交錯し
何ともいえない、シュールで難解な雰囲気が漂っています
ゲーム性についてですが、完全なる一本道で全く迷いません
少し動き、会話すると、すぐムービーになります。殆どムービーばっか
ADVというよりは、映画と呼んだ方が良い

「こんなのショボイよ、今のゲームとは比べ物にならない」
と言う人もいるでしょう。
しかし、1993当時にコレだけの3D映像を作り上げた技術と
乗り物のデザインの素晴らしさ、こだわりのセリフと人物描写
まだ、萌えという言葉が存在しなかった時代に作られた
レトロでSFチックな雰囲気は、今も変わらない輝きを見せています。凄い良い

小説化もされたようですね。
小説を書いた人が後にHalf-lifeのシナリオを担当したため、Half-lifeに影響を(間接的に)与えたとも言われてるらしい
「GADGETでHalf-lifeを読み解く」
http://www2d.biglobe.ne.jp/~ks_wca/text24b.htm

不具合とか
 XPでも動きます。
 ただ、最初に画面のプロパティの設定で画面の色を16ビットにしないとダメだった

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最終更新:2008年11月03日 19:17