NO.97 高神喜一郎さんからの依頼

~オーディオコメンタリ~
「きんのリンゴふたたび(ルウシィ伝説小笠原)」
http://blog.tendice.jp/200708/article_9.html

アルバート・ヴィンセント・ログマン


   * 性別:男性
   * 着用アイドレス:高位南国人+医師+名医+治癒師+吏族

紅葉家執事。
口ひげとメガネがチャームポイントの初老の男性。
クールビズ仕様の燕尾服を愛用している。
主人から賜った「万能であれ」という言葉を胸に、そうあろうと頑張るおじいちゃん。
最近ボケが来ているのか、時折目的と手段を取り違えて迷走する。
「ところでお嬢様、私はなんの話をしていましたでしょうか?」


春賀


   * 性別:男性
   * 着用アイドレス:高位南国人+歩兵+ゲリラ+名パイロット+護民官

小麦色の肌、癖の強い金髪をほんの少しのばしている21歳男性。
動物好きで、特にタワシインコに好かれたいと思いながら相手にされなくてしょんぼりする毎日を過ごす。
致命的なまでに音痴で、作業中の鼻歌が何なのか本人以外にまったく分からない。

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「アルバートさん。ログマン老?」
「はい、春賀どの。なんでございましょう」
「...なぜ僕たちはここにいるんでしょう?」
「高神さまが小笠原秘宝館にてSSの依頼をされたからでしょう」
「あ~、あれかぁ。ええっと、SS自由枠で僕とアルバートさんの話を注文したんでしたっけ」
「左様です」
「僕等の話...ね」
「私めたちの話でございます」


「でも僕等って基本的に相づちしか打ってないよね」
「それは...」
「見所って言えば、アルバートさんがヨシフキンからオイルボール勝ち取ったコトぐらいのような」
「...」
「僕さ、これでSS書け(しかも3人に)っていうのはちょっと無茶じゃないかなあって思うんだけど」
「いやいや、そりゃそうですが。身も蓋もないですのぉ...」
「むぅ。あるいは、これは文族へ対する高神さんからの挑戦状なのかもしれない」
「挑戦状――でございますか?」
「小笠原の文族なら、この程度の注文簡単にクリアできるよね? と言う」
「考えすぎでは御座いませんか...」
「いや、ところがそうでもないんですよ」
「...と、申されますと?」
「あのね。ほら、この高神さんの依頼記事なんですけど。最後の備考のところ」
「はぁ、備考欄で御座いますか」
「うん、これ。」



"その他: ログより面白い作品になることを期待しています。"



「テラプレッシャーwwwwwww!!!!」 
「...」
「なんという重圧! 深海の水圧よりも重いですよ、これ! 海中ドームですら崩壊してしまいますよ!!」
「まあ、確かに」
「難易度倍増!! 執筆難易度18000ですよっ」
「我々の扱いはミノタウロスですか」
「これはもうあれですよ、
"さあ、文族達よ! この横暴とも言えるお題で見事おもしろいSSを書き示すのだ!!"
みたいな」
「横暴って...春賀どの。あの、そこまでいわなくてもですね」
「来たれ! 宇宙創生のごとき難題に挑みし、三人の文族達よ!!」
「いやいやいや」
「よみがえれ! 鋼の文族! まずは避け文学の鉄人! 嘉納@海法よけ藩国!!」
「...鉄人...」
「お次はパスタの鉄人! 悪童屋@悪童同盟!!」
「パスタ!!??」
「あとなんかオマケでもう一人 はる@キノウツン藩国!」
「扱いひどっ」
「おおっと、悪童屋選手、早くも執筆に取りかかりました。中継の春賀さん!?
――はい、中継です」
「広げるのっ? この話」
「――悪童屋選手ですが、彼はこの日のために秘密兵器を用意してきたそうです」
秘密兵器ですか! いやー、わくわくしますね、解説のアルバートさん?」
「いや、老体にノリツッコミを期待されましても...そんなツッコミ待ちの目で私めを見ないでください。だいたい執筆に秘密兵器もなにもあったものでは...」
「(無視)おおっと、悪童屋選手! 原稿の上に包み紙を置いた。あれはなんでしょうか!」
――(体を入れ替えて)実況実況、こちら中継。悪童屋選手の包み紙ですが、
どうやらあれが秘密兵器のようです!!」
「あるんですか...秘密兵器」
「興味津々ですねっアルバートさん」
「いえ、これっぽっちも」
「! 今情報が入ってきました! 悪童屋選手の秘密兵器の中身ですが!
――なんと、アグー豚です!」
「何故っ!?」
「ここであの伝説の沖縄在来種の高級豚を持ってくるとは...悪童屋選手、奇策にでました」
「それはまあ奇策でしょうが...この場合、何に対して奇をてらっているのやら」
「アグー豚はコレステロールは通常の豚に比べてかなり低いのに旨み成分や栄養価は、ずっと高いのです。この特選素材をを悪童屋さんはどう料理してくれるのでしょうかっ」
「いやもう、広げるのやめましょう、これ...」


/*/

○深浦まゆみ登場

「豪快な人でしたな」
「まっすぐで、かわいらしい人したねえ」
「とても正義感の強い方のようですな」
「輪投げはそんなに得意じゃないみたいです。狙撃の人なのに」
「まあ、射撃の技量と輪投げの腕前を比較されるのもどうかと」
「あと、ヨシフキンを更正させようとしたり、わりと融通が利かない感じみたい」
「それもまっすぐということでしょう」
「まっすぐな分、どこか勘違いも多い感じみたいでしたねえ。
傑吏くんのこと迷子扱いですし」
「...そうですな」


○その傑吏について

「迷子扱いされたり、子供扱いされたり、藩王さまにメロメロになってたり...かわいそーに」
「主人もワザと傑吏どのに近づいたりして...まったく、お人が悪うございます。む~む~女史も踏んだり蹴ったりでしたなぁ」
「うん...そだね」


○その藩王様

「金のりんご再び――」
「ですな。以前のアイテムの名は猫に小判でしたかのう」
「僕等も気をつけなくちゃね...バロや傑吏くんでさえ魅了されちゃうんだから。僕やアルバートさんなんて一瞬だよ...」
「しかし、近づくとお目々がハートになるのだとしますと、私めはどのようにして藩王様の身の回りの世話をすればよいのでしょう?」
「さぁ、僕にはどうとも...ヨシフキンもホントに余計なもの景品にしますよね」


○ヨシフキンも再び

「これって勝てる確率41%なんですよね。微妙に五分五分じゃなかったり」
「三人で約一勝と考えるべきですな。根源力が許すのであれば2人で2コずつ挑戦してあとで分けるという作戦もありますか」
「けどこの吉田さん(ヨシフキンのこと)って何しに来ているんでしょう...ずいぶん未来から来ているみたい」
「謎ですなあ」
「燃える剣だとか、他のアイテムも気になりますねえ」
「ですなあ」
「でも、ピドポーションはぼったくりですよね。一億で買えるのに」
「ですなあ」


○ピドポーションと高神さん

「高神さん女性化」
「ふむ、攻めに出られましたな。バロどのは随分とまどっておられましたが」
「というか半狂乱だった気も。ヨシフキンと賭けまでやっちゃいましたし、連勝記録に土付けちゃいましたし。根源力減らしちゃったし、その結果白オケ再びでは大波乱が...」
「いやはや魔性の女性ですなあ」
「まったくです。...でも、いいですよね」
「と、申されますと?」
「わたし、実は女の子だったの...みたいな。そーいうシチュですよ。」
「はあ――?」
「――嗚呼、なんということ!(と、胸の奥をかきむしるような仕草。心の痛みとかそういうのを表現したいらしい)。いままで肩を並べる相棒のように信を置いていた副官は、男ではなく女性だったのだ!」 
「いやいや、ポーションで転換してるんですから実は~というのは不適切なのでは」
「なんで今まで隠していたんだ! どうしてこんなことを!?」
「隠すもなにも...むしろノリノリで変化を見せておられたようですが」
「(超無視)だって、離れたくなかったから! 私が女だって知ってたら、きっと貴方は私を遠ざけていた! だから男の振りをしていた...傍にいたかったから、貴方のことが好きだから。嗚呼、何という何という――上司と部下の禁断の愛! R13指定!!」
「一三歳以上ならよいんですか...」


○まとめ

「こんな感じでしたねぇ。夏祭り」
「どんなかんじなのやら。なにやら他にもACEがいたようなきもしますが...」
「(...いたかな?) な、なんにせよ、ここから我らが高神様の試練が始まるのですっ!」
「左様ですな」
「 目指せバロお持ち帰り!!」
「主に頼めば一瞬で持って帰れそうですなあ」
「それじゃ意味ないしっ、てか最後にアルバートさんがボケたっ!?」
「フフフ...(にやり)」


終わり

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最終更新:2007年10月29日 23:51