「シエスタさんが変態貴族のモット伯の所へ奉公することになった。」
「・・・で?」
「助けに行ってくるので今日は休みます。」
「はぁ!?何いってんの!?使い魔に休息なんて無いわよ!!」
「うるせぇ!!労働基準法違反じゃあないか!!」
「だいたい助けるって何するつもりよ!!」
「とにかく今日中には帰ってくるんで!じゃ!」
「あ、こら!待ちなさい!!」
「・・・で?」
「助けに行ってくるので今日は休みます。」
「はぁ!?何いってんの!?使い魔に休息なんて無いわよ!!」
「うるせぇ!!労働基準法違反じゃあないか!!」
「だいたい助けるって何するつもりよ!!」
「とにかく今日中には帰ってくるんで!じゃ!」
「あ、こら!待ちなさい!!」
新ゼロの変態 間奏曲(インタールード)
さて、こういう場合彼ならどういう行動を取るだろうか?
モット伯の所へ殴り込む?彼の性格上、これはないだろう。
しかもモット伯は多少は名の知れたメイジである。
ギーシュなんかとは格が違う。
やはり、口先八丁で丸め込むつもりだろう。こっそり忍び込んで連れ出すつもりかも知れない。
いずれにしろ・・・あまりいい結果は想像できない。
下手したら逮捕される危険性だってある。
そんなことを考えて、ルイズは深いため息をついた。
モット伯の所へ殴り込む?彼の性格上、これはないだろう。
しかもモット伯は多少は名の知れたメイジである。
ギーシュなんかとは格が違う。
やはり、口先八丁で丸め込むつもりだろう。こっそり忍び込んで連れ出すつもりかも知れない。
いずれにしろ・・・あまりいい結果は想像できない。
下手したら逮捕される危険性だってある。
そんなことを考えて、ルイズは深いため息をついた。
しかし、当の本人は夕方、シエスタを連れて帰ってきた。
「・・・あんた、何したの?」
「何って・・・シエスタさんを返してもらうようお願いしただけさぁん♪」
「・・・やけに機嫌がいいわね。じゃあ、仕事いつもより多くやっても大丈夫ね。」
「おいおい、そいつはひどいな!HAHAHAHA!」
ルイズは、ノリノリで掃除をするメローネを見て気分が悪くなった。
「・・・あんた、何したの?」
「何って・・・シエスタさんを返してもらうようお願いしただけさぁん♪」
「・・・やけに機嫌がいいわね。じゃあ、仕事いつもより多くやっても大丈夫ね。」
「おいおい、そいつはひどいな!HAHAHAHA!」
ルイズは、ノリノリで掃除をするメローネを見て気分が悪くなった。
ルイズは知らない。
メローネがこう呟いていたことを。
「くっくぅ~ん。新しいカモ見つけちゃったぜ。しかも貴族様だぜ。くっくぅ~ん。」
メローネがこう呟いていたことを。
「くっくぅ~ん。新しいカモ見つけちゃったぜ。しかも貴族様だぜ。くっくぅ~ん。」