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戦闘の監獄:マジックアイテム」(2023/05/23 (火) 06:05:16) の最新版変更点

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*戦闘の監獄:マジックアイテム 戦闘の監獄には大きく分けて三種類、 白字で表示され、特殊効果を持たない&font(b,white,black){ノーマルアイテム}、 青字で表示され、ノーマルアイテムに様々な特殊効果(魔法効果と呼びます)がランダムで付いた&font(b,blue){マジックアイテム}、 黄字で表示され、それぞれ固有の特殊効果を持つ&font(b,yellow,black){スペシャルアイテム} が登場します。 ランダムで特殊な性能が付与されるマジックアイテムの存在こそ戦闘の監獄の最大の特徴であり、 プレイヤーは「村正という高性能のアイテム」ではなく、「高性能の魔法効果がランダムで付与された村正」を求めて戦い続ける事になります。 (従来のような、最初から固定の効果が付いた強力な品はスペシャルアイテムと言い、[[戦闘の監獄:スペシャルアイテム]]のページで解説しています) 装飾品(指輪、魔除け、石)はもともとの性能を有してはおらず、この「ランダムで付与される魔法効果」が全てです。 白い字で書かれた、何の効果も無い装飾品が出たら、商店で魔法効果を付与しましょう。非常に強力な効果が付くことがあります。 付与される魔法の効果のランクは10段階に分かれています。 おおむね深い階層に行くほど強力な効果が多く付与されるようになっていますが、一部例外的に「特定の階層でなければ付与されない効果」も存在します。 また、このシステムは続編「五つの試練」にも細部が変化しつつ受け継がれており、 付与される魔法効果の内容は[[魔法効果]]、付与されるランクと種類については[[魔法付与]]のページにそれぞれ解説があります。 ただし、それらのページで解説されているのは「五つの試練」での内容であり、「戦闘の監獄」とは一部に違いがある事を注意して下さい。 Steam版のDLCとしてリニューアルされた「戦闘の監獄」では、さらに新しい要素が加わっています。 *商店での魔法付与 商店で金を払って魔法効果を付与することができます。 また、結果が気に入らなければ、また金を払って取り消すことができます。 この作業のために、「戦闘の監獄」では金がいくらいあっても足りません。 ひととおりの装備を買いそろえたら、後の資金は全てこの魔法付与と解除の作業に費やされていきます。 **重要な魔法効果 ***最大攻撃回数+ 攻撃回数が増加します。最大15回まで攻撃できます。 主武器と補助武器の両方の効果が累積されていきます。 例えばもともと10回攻撃ができる戦士が、主武器に+1回、補助武器に+3回が付いていた場合、主武器も補助武器も14回攻撃ができるのです。 どうしても最大15回までが限界なので、主武器と補助武器を合わせて+5になっていればいいです。 ***最大ダメージ+ 武器の最大ダメージが増加します。 武器の与えるダメージが「2d6+4」で、「最大ダメージ+3」が付いていた時、ダメージは「2d9+4」になります。 これが最大の効果を発揮するのがロングソード+5の「6d8+0」から「6d12」に伸びる場合。 また、この効果も主武器と補助武器の両方の効果が累積されていきます。 主武器も補助武器も+4を狙いたいところです。 ***2倍ダメージ:○○系 3倍ダメージ:○○系 モンスターの種別ごとに、与えるダメージが2倍・3倍になります。 後半はひたすら悪魔系ばかりが頻出するため、「2倍ダメージ:悪魔系」はほぼ必須の装備。 最大のHPを持つホラスマスを一撃で倒すという夢の一撃を繰り出すには「3倍ダメージ:動物系」が必要になります。 まれに「2倍ダメージ:全て」「3倍ダメージ:全て」という究極の効果が付くことがあり、これが本作最強のアイテムの一つと言えるでしょう。 武器と小手に付きます。 「2倍ダメージ:悪魔系」を商店で付けることができるので、ぜひ作っておきたいところです。 ***自然に隠れる 盗賊と忍者が使える奇襲攻撃。 射程が一段階伸び、与えるダメージが1.5倍になり、敵の打撃で受けるダメージも増加します。 これを戦闘開始時にすでに隠れた状態にできる効果で、打撃職にはとても有効です。 受けるダメージが増えてしまうと言うのも、敵を一瞬のうちに殲滅すれば問題無し。 また、ウィザードリィの敵の攻撃で怖いのは呪文、ブレス、クリティカルヒットであり、それらは関係無いのです。 この効果は最終階層では絶対に出てこないので、その一つ前の階層で狙う必要があります。 ***敵の呪文抵抗を無視 杖に付く効果で、モンスターの持っている呪文無効化能力を完全に無視して呪文が当たるようになります。 グレーターデーモンだろうとなんだろうとティルトウェイトが決まるようになり、魔法使いたちの必須装備となっています。 あまりの有効性のために、続編「五つの試練」では「敵の呪文抵抗を半減」に変更されました。Steam版「戦闘の監獄」でも「半減」です。 この効果によって「ウィザードリィのインフレシナリオでは魔法使いは役に立たない。せいぜいコルツやモーリスを唱えているだけ」という事は無くなりました。 前衛の打撃で大物を倒し、後衛からのティルトウェイト連発でお供のザコを一掃するという適切な連携ができるようになったのです。 ***状態抵抗:クリティカルヒット 敵からのクリティカルヒットを受けなくなります。 どれほどACを下げても敵の攻撃が当たる確率は0%にはならず、どれほどHPを上げてもクリティカルを受けたら即死するウィザードリィでは、 最終的には全員に必須の魔法効果となります。 他の状態異常攻撃、毒・麻痺・石化・エナジードレインは冒険者のレベルを上げると受ける確率が低下していきますが、クリティカルヒットにはそれが無く、 アイテムの魔法効果で防がないと冒険者たちはあっさり即死していきます。 不意打ちを受けた時などに備えて、後衛にも必要です。 ***ブレスダメージ緩和 モンスターのブレスによって受けるダメージが半減されます。 ブレスのダメージが強烈な「戦闘の監獄」では、これがあるかどうかで喰らうダメージが大違い。 特にHPの少ない魔法使いや忍者には、中盤以降は必須の魔法効果です。 この効果は商店で付与可能なので、金があったらぜひ狙いましょう。 鎧、クローク、魔除けに付きます。 ***ヒーリング+ 歩いているだけでHPが回復していきます。 従来作と変わらぬ便利さで、生存率が大きく変わります。 この効果は商店で付与可能なので、金があったらぜひ狙いましょう。 指輪、魔除けに付きます。 ***アイテム出現+ 魔除けに付く効果です。 何を置いても、まずはアイテムが出ない事には話が始まりません。ですから、非常に優先度が高い魔法効果です。 この効果は商店で付与可能なので、金があったらぜひ狙いましょう。 効果はどんどん累積されていくので、最終的にはパーティー全員で複数の魔除けを装備していき、+30%~+50%くらいを目指しましょう。 ***詳細なマップ デュマピックで地図を表示した時、イベントがあるマスを表示します。 戦闘には関係ありませんが、探索においてはとても便利でしょう。 ただし、そのマスがどんな内容なのかは分かりません。 回復の泉なのか、落とし穴なのかは分からないのです。 やはりウィザードリィは「プレイヤーが手書きで地図を作るゲーム」という事なのでしょう。 ***方位を表示 冒険者達がどの方角を向いているかを表示するアイコンが現れます。 南北は見たままですが、東西の見方に一癖あり。[[Tips]]のページで解説しています。 ***ダークゾーン無効 手に入るのは最終階層になりますが、これが出てくれたらそれまで苦労したダークゾーンが全部解除されます。 必要無いと思っていても、いきなり「全てダークゾーン」というとんでもない効果が付いたのを拾うことがあるので、常用していれば助かります。 ***自動発動 明かり、識別、保護、浮遊、探知の5種類があり、それぞれ常駐魔法が自動でかかってくれます。 特に明かりはダークゾーンで何度も途切れてしまう時に再度のかけなおしが必要無くなるのでとても便利。 ***敵の混乱 敵が全く何もしてこなくなることがあるという、戦闘の監獄においてぶっちぎりの最強効果です。 最終階層で盾にしか付きませんが、装備していなくても効果は発動しているので持ち歩くだけでいいです。 ***強敵と遭遇 一段階強い敵が出てきます。 マイナス効果と見るよりは、「さらなる強豪を相手に戦いたい」という場合に使うものです。 これを手に入れないとリュードの迷宮では最強クラスの敵とは戦う事ができませんでした。 テッドの迷宮では最深部で最強クラスの敵が出てくれるので、全ての敵と戦う事ができます。 ***○○に転職 「戦士に転職」から「忍者に転職」まで、8職業全てが存在します。 従来作では、盗賊の短刀で経験値を失わずに忍者に転職していたのと同じ効果です。 石に付く魔法効果で、これが出てきたら急速レベルアップが可能です。 テッドの迷宮に入る時に、一度1レベルに戻る必要があるので、テッドを攻略するまでは溜め込んでおきましょう。 **攻略 ***序盤から中盤で狙うべきもの もともとあまり良い効果は出てこないので深く気にすることはありませんが、 マントに「ブレスダメージ緩和」があるととても便利です。 多数のキャラクターで使い回しができ、特に魔法使いには必須の効果となっていくでしょう。 できれば全員に欲しい効果です。 ***中盤以降、商店で狙うべきもの &font(b,red){ブレスダメージ緩和}(クローク) &font(b,red){ヒーリング+}(指輪) &font(b,red){アイテム出現+}(魔除け) 2倍ダメージ:悪魔系(小手) 自動発動:浮遊(ブーツ 2000Gでしか出ない) 自動発動:探知(小手 5000Gでしか出ない) ***最終階層では出てこない魔法効果 自動発動:明かり(杖 リュード7階、テッド13~14階) 自動発動:保護(盾 リュード8階、テッド15~16階)) 自動発動:識別(兜 リュード8階、テッド15~16階)) 自然に隠れる(軽い鎧、クローク リュード9階、テッド17~19階) ***最終階層で狙うもの 最大攻撃回数+3以上 最大攻撃ダメージ+4 2倍ダメージ、3倍ダメージ &font(b,red){敵の呪文抵抗を無視} &font(b,red){状態抵抗:クリティカルヒット} ヒーリング+5 敵の混乱 &font(b,red){強敵と遭遇} ○○に転職 ***Steam版での変更点 -「状態抵抗」は各防具に担当が分かれ、鎧:麻痺、盾:石化、兜:睡眠、小手:毒、靴:恐怖、マント:沈黙、で固定されました。&br()ドレインとクリティカルは魔除けに付きます。 -武器に「属性武器」が付きます。 -魔除けのL5(商店で5000G)にマップ表示が付く事があります。これは商店でぜひ狙うべきです。 -小手に「2倍ダメージ」は付かなくなりました。「2倍ダメージ:悪魔系」を店で付けるのを狙う攻略法はもう使えません。 -「敵の混乱」はあるスペシャルアイテムに備わっているだけで、盾には付かなくなりました。 -EXダンジョンで、「魔法効果のうち一つを指定して消去する」「他のアイテムから魔法効果を合成する」というシステムが加わりました。&br()これが非常に重要で、強力な効果は付いたもののアイテムそのものが弱かったり、不要な効果が付いたアイテムを有効活用できるようになりました。 ---- **作中最強のレアアイテムとは?(2005年版) 様々な効果がランダムに付いてしまうため、ひとつ良い効果があっても、アイテム総体としては役に立たないものが出て来るのも「戦闘の監獄」の特徴です。 例えば、せっかく「2倍ダメージ:全て」が付いても、それが杖-1で打撃攻撃には全く役に立たず、 しかも「敵の呪文抵抗を無視」が付いていないので魔法使いに持たせるわけにも行かず、泣く泣くアイテムボックスに保存してコレクションするだけに…… と言う事も実際に有り得るのです。 「3倍ダメージ:全て」が付いた村正やロングソード+5といった実戦級の武器、またメイス+3、脇差+3、手裏剣といった補助武器が最高の性能を持つアイテムと言えるでしょう。 また、この効果は小手にも付きますが、最強ランクの敵はなぜかガントレット-1、グローブ-1しか出しません。 唯一の例外として、リュード10階に「強敵と遭遇」を持ち込んだ時に現れるエンチャンテッドバードがガントレット+3を出す可能性があります。 レイバーロード、ミフネ、ハイマスターなどが現れるグループで、''最初からエンチャンテッドバードが先頭にいた時だけ''が狙い目です。 戦闘開始時に「エンチャンテッドバードが前に出た」と表示されたら、それは他のモンスターが先頭にいた時です。 この敵からしか出ない、「2倍ダメージ:全てが付いたガントレット+3」が、「戦闘の監獄」の究極レアアイテムだと考えられます。 まさに本家のシールド+2を超えた、伝説級の希少価値と言えるでしょう。 ---- **作中最強のアイテムとは?(Steam版) Steam版ではアイテム合成ができるようになったため、以前とは環境が全く変わりました。 「2倍ダメージ:全て」が付いた弱いアイテムが出たら、その効果を強い武器に移植できるのです。 各アイテムに付けた魔法効果のボーナスが累積していくものもあり、 装備するアイテムの全てに「最大ダメージ+」「アイテム出現+」「レアアイテム発見+」を付けて効果を累積するのが強力です。 それから、各キャラクターに「状態抵抗:クリティカル」「状態抵抗:恐怖」「遺品を保護」「3倍ダメージ:全て」「攻撃回数+」 パーティーの誰かに「自動発動:明かり」「自動発動:保護」「自動発動:識別」「自動発動:浮遊」「自動発動:探知」「ダークゾーン無効」「マップ表示」 を付けていきます。 これらの配備が整った状態が最強と言えるでしょう。 ***最強の村正(Steam版) >プレイヤーは「村正という高性能のアイテム」ではなく、「高性能の魔法効果がランダムで付与された村正」を求めて戦い続ける事になります。 と上で書きましたが、それは2005年に発売されたバージョンの話でした。 Steam版では村正を巡る環境が大きく変わっています。 アイテムの魔法効果を合成できるようになったため、&b(){「高性能の魔法効果を村正に合成する」}のがSteam版で最強を目指す事です。 -「3倍ダメージ:全て」を付ける -「最大ダメージ+6」を、侍が持てるアイテム10個に付ける(+60になる) -「最大攻撃回数+」を、+5以上付ける(15回攻撃を出す事ができる。画面上は16回以上も数値が上がっていくが、15回までしか攻撃しない) これで本作で最強の村正を作る事ができます。 ----
*戦闘の監獄:マジックアイテム 戦闘の監獄には大きく分けて三種類、 白字で表示され、特殊効果を持たない&font(b,white,black){ノーマルアイテム}、 青字で表示され、ノーマルアイテムに様々な特殊効果(魔法効果と呼びます)がランダムで付いた&font(b,blue){マジックアイテム}、 黄字で表示され、それぞれ固有の特殊効果を持つ&font(b,yellow,black){スペシャルアイテム} が登場します。 ランダムで特殊な性能が付与されるマジックアイテムの存在こそ戦闘の監獄の最大の特徴であり、 プレイヤーは「村正という高性能のアイテム」ではなく、「高性能の魔法効果がランダムで付与された村正」を求めて戦い続ける事になります。 (従来のような、最初から固定の効果が付いた強力な品はスペシャルアイテムと言い、[[戦闘の監獄:スペシャルアイテム]]のページで解説しています) 装飾品(指輪、魔除け、石)はもともとの性能を有してはおらず、この「ランダムで付与される魔法効果」が全てです。 白い字で書かれた、何の効果も無い装飾品が出たら、商店で魔法効果を付与しましょう。非常に強力な効果が付くことがあります。 付与される魔法の効果のランクは10段階に分かれています。 おおむね深い階層に行くほど強力な効果が多く付与されるようになっていますが、一部例外的に「特定の階層でなければ付与されない効果」も存在します。 また、このシステムは続編「五つの試練」にも細部が変化しつつ受け継がれており、 付与される魔法効果の内容は[[魔法効果]]、付与されるランクと種類については[[魔法付与]]のページにそれぞれ解説があります。 ただし、それらのページで解説されているのは「五つの試練」での内容であり、「戦闘の監獄」とは一部に違いがある事を注意して下さい。 Steam版のDLCとしてリニューアルされた「戦闘の監獄」では、さらに新しい要素が加わっています。 &font(b,red){このページの説明は、主に2005年の「戦闘の監獄」の話をしており、Steam版は後の方に「変更点」としてまとめています。} *商店での魔法付与 商店で金を払って魔法効果を付与することができます。 また、結果が気に入らなければ、また金を払って取り消すことができます。 この作業のために、「戦闘の監獄」では金がいくらいあっても足りません。 ひととおりの装備を買いそろえたら、後の資金は全てこの魔法付与と解除の作業に費やされていきます。 **重要な魔法効果 ***最大攻撃回数+ 攻撃回数が増加します。最大15回まで攻撃できます。 主武器と補助武器の両方の効果が累積されていきます。 例えばもともと10回攻撃ができる戦士が、主武器に+1回、補助武器に+3回が付いていた場合、主武器も補助武器も14回攻撃ができるのです。 どうしても最大15回までが限界なので、主武器と補助武器を合わせて+5になっていればいいです。 ***最大ダメージ+ 武器の最大ダメージが増加します。 武器の与えるダメージが「2d6+4」で、「最大ダメージ+3」が付いていた時、ダメージは「2d9+4」になります。 これが最大の効果を発揮するのがロングソード+5の「6d8+0」から「6d12」に伸びる場合。 また、この効果も主武器と補助武器の両方の効果が累積されていきます。 主武器も補助武器も+4を狙いたいところです。 ***2倍ダメージ:○○系 3倍ダメージ:○○系 モンスターの種別ごとに、与えるダメージが2倍・3倍になります。 後半はひたすら悪魔系ばかりが頻出するため、「2倍ダメージ:悪魔系」はほぼ必須の装備。 最大のHPを持つホラスマスを一撃で倒すという夢の一撃を繰り出すには「3倍ダメージ:動物系」が必要になります。 まれに「2倍ダメージ:全て」「3倍ダメージ:全て」という究極の効果が付くことがあり、これが本作最強のアイテムの一つと言えるでしょう。 武器と小手に付きます。 「2倍ダメージ:悪魔系」を商店で付けることができるので、ぜひ作っておきたいところです。 ***自然に隠れる 盗賊と忍者が使える奇襲攻撃。 射程が一段階伸び、与えるダメージが1.5倍になり、敵の打撃で受けるダメージも増加します。 これを戦闘開始時にすでに隠れた状態にできる効果で、打撃職にはとても有効です。 受けるダメージが増えてしまうと言うのも、敵を一瞬のうちに殲滅すれば問題無し。 また、ウィザードリィの敵の攻撃で怖いのは呪文、ブレス、クリティカルヒットであり、それらは関係無いのです。 この効果は最終階層では絶対に出てこないので、その一つ前の階層で狙う必要があります。 ***敵の呪文抵抗を無視 杖に付く効果で、モンスターの持っている呪文無効化能力を完全に無視して呪文が当たるようになります。 グレーターデーモンだろうとなんだろうとティルトウェイトが決まるようになり、魔法使いたちの必須装備となっています。 あまりの有効性のために、続編「五つの試練」では「敵の呪文抵抗を半減」に変更されました。Steam版「戦闘の監獄」でも「半減」です。 この効果によって「ウィザードリィのインフレシナリオでは魔法使いは役に立たない。せいぜいコルツやモーリスを唱えているだけ」という事は無くなりました。 前衛の打撃で大物を倒し、後衛からのティルトウェイト連発でお供のザコを一掃するという適切な連携ができるようになったのです。 ***状態抵抗:クリティカルヒット 敵からのクリティカルヒットを受けなくなります。 どれほどACを下げても敵の攻撃が当たる確率は0%にはならず、どれほどHPを上げてもクリティカルを受けたら即死するウィザードリィでは、 最終的には全員に必須の魔法効果となります。 他の状態異常攻撃、毒・麻痺・石化・エナジードレインは冒険者のレベルを上げると受ける確率が低下していきますが、クリティカルヒットにはそれが無く、 アイテムの魔法効果で防がないと冒険者たちはあっさり即死していきます。 不意打ちを受けた時などに備えて、後衛にも必要です。 ***ブレスダメージ緩和 モンスターのブレスによって受けるダメージが半減されます。 ブレスのダメージが強烈な「戦闘の監獄」では、これがあるかどうかで喰らうダメージが大違い。 特にHPの少ない魔法使いや忍者には、中盤以降は必須の魔法効果です。 この効果は商店で付与可能なので、金があったらぜひ狙いましょう。 鎧、クローク、魔除けに付きます。 ***ヒーリング+ 歩いているだけでHPが回復していきます。 従来作と変わらぬ便利さで、生存率が大きく変わります。 この効果は商店で付与可能なので、金があったらぜひ狙いましょう。 指輪、魔除けに付きます。 ***アイテム出現+ 魔除けに付く効果です。 何を置いても、まずはアイテムが出ない事には話が始まりません。ですから、非常に優先度が高い魔法効果です。 この効果は商店で付与可能なので、金があったらぜひ狙いましょう。 効果はどんどん累積されていくので、最終的にはパーティー全員で複数の魔除けを装備していき、+30%~+50%くらいを目指しましょう。 ***詳細なマップ デュマピックで地図を表示した時、イベントがあるマスを表示します。 戦闘には関係ありませんが、探索においてはとても便利でしょう。 ただし、そのマスがどんな内容なのかは分かりません。 回復の泉なのか、落とし穴なのかは分からないのです。 やはりウィザードリィは「プレイヤーが手書きで地図を作るゲーム」という事なのでしょう。 ***方位を表示 冒険者達がどの方角を向いているかを表示するアイコンが現れます。 南北は見たままですが、東西の見方に一癖あり。[[Tips]]のページで解説しています。 ***ダークゾーン無効 手に入るのは最終階層になりますが、これが出てくれたらそれまで苦労したダークゾーンが全部解除されます。 必要無いと思っていても、いきなり「全てダークゾーン」というとんでもない効果が付いたのを拾うことがあるので、常用していれば助かります。 ***自動発動 明かり、識別、保護、浮遊、探知の5種類があり、それぞれ常駐魔法が自動でかかってくれます。 特に明かりはダークゾーンで何度も途切れてしまう時に再度のかけなおしが必要無くなるのでとても便利。 ***敵の混乱 敵が全く何もしてこなくなることがあるという、戦闘の監獄においてぶっちぎりの最強効果です。 最終階層で盾にしか付きませんが、装備していなくても効果は発動しているので持ち歩くだけでいいです。 ***強敵と遭遇 一段階強い敵が出てきます。 マイナス効果と見るよりは、「さらなる強豪を相手に戦いたい」という場合に使うものです。 これを手に入れないとリュードの迷宮では最強クラスの敵とは戦う事ができませんでした。 テッドの迷宮では最深部で最強クラスの敵が出てくれるので、全ての敵と戦う事ができます。 ***○○に転職 「戦士に転職」から「忍者に転職」まで、8職業全てが存在します。 従来作では、盗賊の短刀で経験値を失わずに忍者に転職していたのと同じ効果です。 石に付く魔法効果で、これが出てきたら急速レベルアップが可能です。 テッドの迷宮に入る時に、一度1レベルに戻る必要があるので、テッドを攻略するまでは溜め込んでおきましょう。 **攻略 ***序盤から中盤で狙うべきもの もともとあまり良い効果は出てこないので深く気にすることはありませんが、 マントに「ブレスダメージ緩和」があるととても便利です。 多数のキャラクターで使い回しができ、特に魔法使いには必須の効果となっていくでしょう。 できれば全員に欲しい効果です。 ***中盤以降、商店で狙うべきもの &font(b,red){ブレスダメージ緩和}(クローク) &font(b,red){ヒーリング+}(指輪) &font(b,red){アイテム出現+}(魔除け) 2倍ダメージ:悪魔系(小手) 自動発動:浮遊(ブーツ 2000Gでしか出ない) 自動発動:探知(小手 5000Gでしか出ない) ***最終階層では出てこない魔法効果 自動発動:明かり(杖 リュード7階、テッド13~14階) 自動発動:保護(盾 リュード8階、テッド15~16階)) 自動発動:識別(兜 リュード8階、テッド15~16階)) 自然に隠れる(軽い鎧、クローク リュード9階、テッド17~19階) ***最終階層で狙うもの 最大攻撃回数+3以上 最大攻撃ダメージ+4 2倍ダメージ、3倍ダメージ &font(b,red){敵の呪文抵抗を無視} &font(b,red){状態抵抗:クリティカルヒット} ヒーリング+5 敵の混乱 &font(b,red){強敵と遭遇} ○○に転職 ***Steam版での変更点 -「状態抵抗」は各防具に担当が分かれ、鎧:麻痺、盾:石化、兜:睡眠、小手:毒、靴:恐怖、マント:沈黙、で固定されました。&br()ドレインとクリティカルは魔除けに付きます。 -武器に「属性武器」が付きます。 -「最大ダメージ+」は最大+6が出るようになりました。 -魔除けのL5(商店で5000G)に「マップ表示」が付く事があります。これは商店でぜひ狙うべきです。 -「自動発動」関係の効果が最終階層で出るようになり、途中で意図的に狙わなくとも自然に揃います。&br()上の「最終階層では出てこない魔法効果」は、「自然に隠れる」だけになったようです。 -小手に「2倍ダメージ」は付かなくなりました。「2倍ダメージ:悪魔系」を店で付けるのを狙う攻略法はもう使えません。 -「敵の呪文抵抗を無視」は「敵の呪文抵抗を半減」に変わり、あるスペシャルアイテムに備わっているだけで、杖には付かなくなったようです。 -「敵の混乱」はあるスペシャルアイテムに備わっているだけで、盾には付かなくなったようです。 -EXダンジョンで、「魔法効果のうち一つを指定して消去する」「他のアイテムから魔法効果を合成する」というシステムが加わりました。&br()これが非常に重要で、強力な効果は付いたもののアイテムそのものが弱かったり、不要な効果が付いたアイテムを有効活用できるようになりました。 ---- **作中最強のレアアイテムとは?(2005年版) 様々な効果がランダムに付いてしまうため、ひとつ良い効果があっても、アイテム総体としては役に立たないものが出て来るのも「戦闘の監獄」の特徴です。 例えば、せっかく「2倍ダメージ:全て」が付いても、それが杖-1で打撃攻撃には全く役に立たず、 しかも「敵の呪文抵抗を無視」が付いていないので魔法使いに持たせるわけにも行かず、泣く泣くアイテムボックスに保存してコレクションするだけに…… と言う事も実際に有り得るのです。 「3倍ダメージ:全て」が付いた村正やロングソード+5といった実戦級の武器、またメイス+3、脇差+3、手裏剣といった補助武器が最高の性能を持つアイテムと言えるでしょう。 また、この効果は小手にも付きますが、最強ランクの敵はなぜかガントレット-1、グローブ-1しか出しません。 唯一の例外として、リュード10階に「強敵と遭遇」を持ち込んだ時に現れるエンチャンテッドバードがガントレット+3を出す可能性があります。 レイバーロード、ミフネ、ハイマスターなどが現れるグループで、''最初からエンチャンテッドバードが先頭にいた時だけ''が狙い目です。 戦闘開始時に「エンチャンテッドバードが前に出た」と表示されたら、それは他のモンスターが先頭にいた時です。 この敵からしか出ない、「2倍ダメージ:全てが付いたガントレット+3」が、「戦闘の監獄」の究極レアアイテムだと考えられます。 まさに本家のシールド+2を超えた、伝説級の希少価値と言えるでしょう。 ---- **作中最強のアイテムとは?(Steam版) Steam版ではアイテム合成ができるようになったため、以前とは環境が全く変わりました。 「2倍ダメージ:全て」が付いた弱いアイテムが出たら、その効果を強い武器に移植できるのです。 各アイテムに付けた魔法効果のボーナスが累積していくものもあり、 装備するアイテムの全てに「最大ダメージ+」「アイテム出現+」「レアアイテム発見+」を付けて効果を累積するのが強力です。 それから、各キャラクターに「状態抵抗:クリティカル」「状態抵抗:恐怖」「遺品を保護」「3倍ダメージ:全て」「攻撃回数+」 パーティーの誰かに「自動発動:明かり」「自動発動:保護」「自動発動:識別」「自動発動:浮遊」「自動発動:探知」「ダークゾーン無効」「マップ表示」 を付けていきます。 これらの配備が整った状態が最強と言えるでしょう。 ***最強の村正(Steam版) >プレイヤーは「村正という高性能のアイテム」ではなく、「高性能の魔法効果がランダムで付与された村正」を求めて戦い続ける事になります。 と上で書きましたが、それは2005年に発売されたバージョンの話でした。 Steam版では村正を巡る環境が大きく変わっています。 アイテムの魔法効果を合成できるようになったため、&b(){「高性能の魔法効果を村正に合成する」}のがSteam版で最強を目指す事です。 -「3倍ダメージ:全て」を付ける -「最大ダメージ+6」を、侍が持てるアイテム10個に付ける(+60になる) -「最大攻撃回数+」を、+5以上付ける(15回攻撃を出す事ができる。画面上は16回以上も数値が上がっていくが、15回までしか攻撃しない) これで本作で最強の村正を作る事ができます。 「属性武器」はかっこよさそうに見えますが、耐性がある敵へのダメージが半減してしまうのでお勧めはできません。 ----

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