・ゴシックとは


言語の由来としてはゴート人文化に対する蔑称から始まった言葉である
現代では、中世文化を表す言葉であったり、怪奇幻想趣味を表す言葉であったりと多義にわたる

ギタースレにおけるゴシックとはゴシックメタルのことである
古くはイギリスのバンド「PARADAISE LOST」のアルバム「GOTHIC」から始まり、影響を受けたバンドがフォロワーとなったことでゴシックという分類を作り出した

代表的なところで

Paradise lost
My Dying Bride
Theatre of Tragedy
Draconian
Swallow the sun
Tiamat
Shape of despair

などのバンドがある。
尚ゴシックメタルとゴシックメイクは5%位しか関係はない

つまり、ギタースレ的にゴシック文化は何ら特別なことでなく、ゴシックメイクを行うことも当然であると言える
早速メイクに挑戦してみよう

・まずすべきこと


基本的には普通のメイクと特に変わった点はない
よって「パウダーを使う」項目までは前頁に沿って行って良い
ファウンデーションも普通のもので良い
意外に思うかもしれないが、いくら白塗りしたところで明るいところではあまりかわらないのである
どうしてもステージ映えする白さが欲しかったらドーランを使うと良いだろう
カラーコンタクトなどを使用する場合はこの時点で装着しておくと良い


・アイメイクをする


このアイメイクによってゴシックメイクのほとんどが表現できるだろう
前頁とは異なり黒や紫などのダークな色を使う。病的な妖しさ、まさに幻想怪奇趣味である


・アイシャドウを使う


黒系のアイシャドウを使ってアイホールを塗りつぶしてゆく
ノリを良くするためにリキッドタイプのファンデーションを目元に馴染ませておくと良い

まず目を開けたまま5mm程度上方に目頭の縁から目尻の縁までガイドラインを引く。外側から埋めるのは塗装の基本である
あとはシャドウでアイホールを塗りつぶす
このとき縁取った部分に紫などのラインやシャドーをぼかすようにいれてグラデーションを出すことができるが、慣れるまでは一色の塗りつぶしで問題ないだろう


・アイラインを使う


たとえシャドウで塗りつぶされていてもラインはしっかりと引く
目頭から目尻にかけて 細→やや太め→太い となるように引く。睫毛の際も塗り残しのないようにしっかり引こう。
下まぶたは逆に目頭から目尻にかけて 太→やや太い→細 の順に引いてゆく。基本的に目尻を強調気味に行う
上まぶたと下まぶたの境界部分は黒のシャドーを筆にとりぼかすように繋げていくと良い
目を閉じたときに全体がきれいな半円になるようなイメージが理想


・眉をつくる


ゴシックという言葉にはときに中性的という意味を持つ場合もある。ぼさぼさの男らしい眉では到底中性的にはなれないだろう
ゴシックに生きるか、ただの一時的な趣味か。ここでふるいにかけられることになる
理想は眉毛を剃り落としてその都度描き直すことだが、本気でない人は前頁の眉整備の項目を参考にできるだけ細くきれいに整えると良いだろう

眉のある人はペンシルなどを使い、眉のない人はペンシルタイプのアイライナーを代用すると良い
ホールの上のラインと並行になるようにしっかりと描いてゆく。次に髪の色と同色のシャドーを用いてぼかしてゆく
このとき目頭側を太めに塗布し、ぼかすと眉として自然な仕上がりになる


・マスカラを使う


ビューラーを用いて下準備を行ったらマスカラを塗布する
前頁を参考にここでも目尻を強調気味にこれでもかと使っていく
下睫毛にはなかなか乗りにくいので付け睫毛を使用すると良いだろう。目尻から全体の30%程度にカットし専用の接着剤でつけるとなお良い


・口紅を使う


目元に重点を置いているため自然な色を使って問題ない
塗布後にパウダーをはたいてマットな表現をすることもできる
ゴシックというからには全てブラックで統一したいところだがなかなか見つからないカラーのうえ女装としては扱いづらいので、前頁を参考にオーソドックスに赤や紫でゴシックを表現すると良いだろう
どうしても黒が良いという場合は「MIKIYAカラーコレクション」でググると幸せになれる


・最後に


ゴシックメイクのツボとしてはこんなところである。ただしこれはあくまでメイクのみであることを忘れてはならない
幻想耽美なゴシックを表現するためには衣装も必要である。そして何より魂(スピリット)が必要でもある
ウィッグを使用する場合はより女性的なタイプを選択すると良いだろう。アシンメトリータイプなどもそれらしくて良い
ファッション誌ではKERAから派生した「Gothic&LolitaBible」という雑誌が参考になるだろう。メイクだけでなくゴチック文化の記事も大変興味深い
そしてゴシックスピリットに触れたからにはギターを持ってうpすることも忘れてはならない。ゴテゴテの変型ギターしか似合わないという偏見を持っている人もいるだろうが、レスポールやSGなどが非常に似合う場合も多い

写真をとるときは身体が全部うつる鏡に向かってデジカメのシャッターを切ると撮りやすいだろう
動画をうpしてくれる強者もいる。これはある意味理想だ。ギターの録音技術や映像を合わせる技術がある人は是非チャレンジしてみて欲しい

美しいことは誇るべきことである。長い人生でこのような経験をした者とそうでない者の間には深く超えられない壁ができることだろう

何事も経験である。是非皆も挑戦してみて欲しい




  • 参考になった。 -- 名無しさん (2013-02-08 20:03:57)
  • よっしゃちょっとイケメンになってくる -- 名無しさん (2013-02-16 14:44:54)
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最終更新:2013年02月16日 14:44