Contain Multiple Boards

 [Map Window]の[Map Boards]下には、複数の[Board]を追加できます。この複数の[Board]は、組み合わせて1枚のマップとして扱うことができます。


複数の[Board]を組み合わせる

 まず、同じ[Map Window]の[Map Boards]下に、複数の[Board]を追加し、それぞれの[Board]を設定します。[Board]の設定についてはマップ定義編#基礎編を御覧ください。
 Map Windowの詳細設定画面を見ると、「Can contain multiple boards」と言う項目があります。ここにチェックを入れることで、複数の[Board]を一体化できるようになります。
 「Can contain~」にチェックを入れた状態では、新規ゲームを始めるたびにボード選択画面が出、毎回ボード配置を決めることになります。操作方法は、後述のボード配置画面と同じです。
   ボード配置を決めると、決めたボード配置でゲームが進みます。ボード配置はセーブデータに保存されるので、ボード配置を変えればセーブデータを読み込んだときの区別がしやすくなるでしょう。
 新規ゲームのボード配置を固定するには、Map Boardsから設定します。
   Map Boardsの詳細設定画面を見ると、「規定のボード配置を選択」と言うボタンがあります。ここから、新規ゲームの[Board]の組み合わせを設定できます。
 ボード配置画面です。[Map Window]にチェックを入れていれば、左にボタンが現れているはずです。ボタンがない場合は、Map Windowの詳細設定で「Can contain~」のチェックを確認してください。
行を追加:垂直方向に、ボード配置スペースを増やすことができます。
列を追加:水平方向に、ボード配置スペースを増やすことができます。
消去:ボード配置画面を未配置1つにリセットします。
 なお、事前にボード配置済みの場合でも、再設定時にはリセット表示されます(ので、必要ならば配置し直してください)。
 プルダウンメニューから、そこに配置する[Board]名を選びます。同じ[Board]を何度使っても構いません。また、設定した[Board]を必ず全て使わなくても構いません。


 ボード配置を設定してゲームを始めると、別々の[Board]が1枚のマップとして扱われます。

[Board]の組み合わせと各種の位置設定

 [Single piece]や[Card]を予めマップ上に配置する[At-Start Stack]や[Deck]、[Single piece]や[Card]を指定した位置へ移動するSend to Locationでは、配置先・移動先に特定の[Board]名を指定できます。このとき適切な[Board]名を指定していれば、[Board]の位置が入れ替わっても想定した位置に配置や移動ができます。

 1枚の画像によるマップです。
   JPEGファイル(約79k強)です。
 3枚の画像を、それぞれ[Board]の背景に設定し組み合わせたマップです。
   両側のユニット配置エリアSide1とSide2はPNGファイル(フルカラーから256色に減色、どちらも3k強)、中央のグリッドマップBoard1はJPEGファイル(圧縮レベル70、約65k強)です。

 1枚画像と3枚画像の組み合わせは、見た目を同じにすれば、動作も全く同じになります。また3枚画像の組み合わせは、それぞれの[Board]に適した画像フォーマットを用いることで、見た目の画像劣化を抑えつつファイルサイズを減らせています。
 しかし、[At-Start Stack]や[Deck]の配置やSend to Locationの移動先の設定を誤ると、表示が崩れてしまうので、注意しなければいけません。





 ユニットやカウンターの初期配置、壊滅ユニットの移動先を未指定にしていると……  ユニットやカウンターの初期配置、壊滅ユニットの移動先に、各[Board]を指定していれば……
 [Board]の配置を変えたとき、ユニットやカウンターの配置や移動先は元のままなので、想定した位置になりません。  [Board]の配置を変えても、ユニットやカウンターの配置や移動先は、想定した位置になります。

組み合わせ設定の保存

 [Map Boards]で設定した組み合わせ設定は、モジュールに保存されます。
 [Board]の組み合わせ設定は、モジュールに保存された組み合わせ設定とは異なるものでも、ゲームデータに保存できます。任意の[Board]を組み合わせてゲームデータを保存し、その後[Board]の組み合わせを変えても、ゲームデータに保存された[Board]の組み合わせは変わらない、と言うことです。
 そのため、異なる[Board]の組み合わせをゲームデータに保存し、[Pre-defined setup]と組み合わせることで、ゲーム開始時にマップ選択できるようになります。

[Board]の大きさと組み合わせ表示

 異なる大きさの[Board]を組み合わせて表示する場合、必ず行単位で上に、同時に列単位で左に、詰めて表示されます。そのため、行や列によって幅や高さの合計が一致しない場合、一体化したマップは凸凹の形状になります。
 組み合わせ設定の際[Board]を選ばなかった場合、そこに0×0の[Board]があるものとして、詰めて表示されます。必要ならば、ダミー[Board]を設定することになるでしょう。
 [Board]の大きさによっては、マップに「隙間」が出来たり、他の[Board]と重なったりしてしまいます。
 [Board]が重なった場合、組み合わせ設定の際に選んだ順に、奥から手前へと表示されます。
 各[Board]の上に[At-Start Stack]や[Deck]を置く場合、

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最終更新:2007年11月11日 15:12
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