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↑PC-98シリーズ版(CD-ROM版)やっと手に入れたのは良いが、状態が良すぎるため、開けて遊ぶ事を断念。
コレクターズアイテム、時々眺める用

↑大人の缶詰版(Windows対応版、ウィキペディア)PC版は、中々手に入らない。(手に入ってもプレイするのに苦労するが…)秋葉原ぐるぐる歩き回って、やっとコレ一つだけ見つけた。中古で8000円もした、ヒドス。



様々な版が出ており、微妙な違いがあります。詳しくはこちらの2chのスレでお願いします。↓
この世の果てで恋を唄う少女YU-NO(ユーノ)その17(エロゲー作品別板)
http://qiufen.bbspink.com/test/read.cgi/hgame2/1224632642/




「Yu-noに寄する慕情」 


この年になり、つまらない恥も矜持もようやく取れてきた。
エロゲに対する偏見と抵抗が薄れ、客観的に見られるようになってきた気がする。
そこで、Yu-noに対する個人的な思いを書かせてもらう。

Yu-noという名前を知ったのは、もう随分前のことだった。
それは、今よりずっとインターネットが普及してなくて、細い細い線で時間をかけてHPを表示していた頃だった。
検索の鉄人というHPが華々しく花開き、侍魂の先行者にバカ受けしてた、アホな頃だった。

ゲームの情報を検索していたある時、どこかのゲームレビューHPで、女性が珍しくもYu-noの事を
大絶賛しているのを見つけた。

エロゲという、何となく胡散臭く、ヲタク臭く(あぁ、そうだ。当時のヲタクは、世間の理解も無く、
今のヲタクより蔑視されていた気がする。パーフェクトブルーというアニメ映画を見ると自分はあの時の空気を思い出す。)
それは、AVやエロ本よりも、遠く、禁忌に触れるような恐ろしい気さえしたものを、
女性レビュアーが絶賛する事に、興味をひかれた。

だが、エロゲに対する自分の抵抗は根深く、何年も手を出さなかった、いや出せなかった、と言ったほうが正しい。
秋葉原という訳の分らない電気部品屋の迷宮を歩くようになってからすらも
あの独特の人形のようなアニメの女性達の顔と、店内を彩る肉欲のポスターの嵐とに、抵抗があった。

エロゲは自分がヲタクである事を認める最後の砦のようにも思えていたのだ。
そんな自分だったが、2007年の秋葉原の午後、突然やろうと思った。

理由?分らない。理由なんか無かった。
自分がPCゲーをやろうと思い立った日の時と同じで、ある日突然やろうと思ったのだった。

それから、ひたすら歩いて、秋葉原を何軒も探し回った。だが、2000年発売であり、もはや廃版となっていたYu-noは
なかなか見つからなかった。
最終的に、ソフマップのレアゲーが置いてある、ガラスケースの中に大人の缶詰が入っていたのを店員さんが
探し出してくれた。 即購入した。

家に帰って、そのデカい缶詰を開けて、途方に暮れた・・・。
  • エルフclassics(復刻版ゲームCD)1枚
  • エルフbest collection(音楽CD)1枚
ここまでは普通だろう。だが・・・

  • 役に立つ大人のマル秘セット 1組
   ・ ピンクローター 1個
   ・ 単三乾電池 2個
   ・ ローション 1個
これは、キツい。キツいなんてもんじゃない。これを作った人は何を考えているのだろうか・・・

       エロゲーをやって、欲情したら、彼女に使えとでも言いたいのですか?
       ・・・・・・・・・・い~ま~の~ぼ~く~に~は~ り~か~い~で~き~な~い~


とりあえず、セックスの道具?は見なかった事にして缶詰と共に押入れの奥深くにしまい込んだ。

ディスクをパソコンにセット。 起動。


既に、オープニングから神。


幾重にも入り組んだ時間軸と、意外な結果

思わぬ伏線

先を知りたいという渇望が湧き上がる。

飯を食うのも忘れ、気がついたら朝になっていた。

面白い

面白い

面白い

例えるならば、親の目を盗んで夜中の2時にFF7をしていたような夢中
例えるならば、学校から走って帰ってきて幻想水滸伝2にかじりついた夢中

壮大な世界と、魅力に溢れたキャラ

そして、終焉にいたるYu-noの凄さ、激しさ、素晴らしさは
とてつもなかった。

ゲーム内容は、ここではあえて述べない。ただ自分は伝えたい

Yu-noは、アニメ少女のエロい画像を見るために、ルート決めてフラグ立てる通常のエロゲーでは断じてない。
正しいゲームの面白さと、素晴らしい哲学と、ものすごい世界観を持った。
正統派、大人向けのゲームである。

Yu-noをやってから、自分の中でのエロゲーに対する偏見は崩れ去り。
ゲームの世界について、学ぶ事ができた。。。

海外掲示板で、外国人ゲーマーがエロゲーに対し
脊髄反応のように、困惑するのを、今、自分はニヤニヤしながら見ている。






   自分はYu-noが大好きだ。





                                           2008年7月 pcadventure記


[関連スレ]
この世の果てで恋を唄う少女YU-NO(ユーノ)その27 [無断転載禁止]©bbspink.com
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最終更新:2009年07月25日 21:01