Alt-Minds
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まだ、第1エピソードなんだけど、とりあえず、レビュー
新作キタ━(゚∀゚)━!
レクシスニューメリクの最新作Alt-Minds
それは、唯一無比の、超リアル性を追求し続けたゲームの正当な進化の結果でありました。
何のことだか分からない人のために、ちょっと前置きをしましょう。
lexis numeriqueは、フランスのゲーム開発会社です。
この会社は、2003年に
In Memoriam というゲームを発売しました。
これは、殺人犯から送られてきたというCDロムに入っている、奇妙なパズルを解いていくもので、
実写を多用した、美しく怪しく幻想的で前衛的な世界は大変魅力的です。
また、大変革新的なゲームでありまして、ゲームの開始の最初に、自分のメールアドレスを登録し、
マジで、自分のメアドにメールがバンバン送られてきたり、
パズルを解くために、インターネット検索を大活用したりしました。
そのため、ゲーム用に、オリジナルホームページを数多く、lexis numeriqueは作成しており、
その多言語対応のホームページの芸の細かさと内容の充実に、大変衝撃を受けました。
そして、2006年、2作目の
Evidence: The Last Ritual が発売。
前作の、殺人犯が再び現れ、CDロムを送ってきたという内容で、
この作品では、メールアドレス、ホームページだけでなく、独自のコミュニティページがあり
他のプレイヤーとコミュニケーションをとることが可能になりました。
また、グーグルマップや、多言語に渡るパズルなど、壮大な規模になっており
あまりの、壮大なパズル内容に苦戦した自分は、大絶叫し、壁を殴って穴を空けたものでした。
そして、2012年。3作目Alt-Mindsがリリース。
今回は、フランスの電話会社Orangeとタッグを組んでの布陣です。
言語は、英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語対応
ウェブゲーム方式となっており、PCの他、タブレット端末やスマホでもプレイ出来るようになっています。
また、全8エピソード(8週間分)から成り、第1エピソード(最初の1週間分)は無料でプレイできます。(第2エピソードからは購入しないといけません)。
インターフェースの右上に「時間を進める」ボタンがあり、それを押すと、どんどんニュースや次のイベントが進んで行きます。
パズルを解くごとに、左のスコアが増えて行きます。
ウェブゲーム方式のため、自分のヤフーのメアドにもメールは来ますが、ウェブ上のメールボックスにも仲間からのメールがたくさん入って来ます。
ヒントも多くもらえ、なんとかプレイできました。
フェイスブックやデイリーモーションを多用している所が、最近のネット事情を反映していて良いです。
電話番号を登録すると、電話でもヒントが来るらしいが、イギリス、フランス、ドイツ、スペイン限定サービスなのだ…
ヨーロッパの人を対象としたゲームなので、日本人がやっても現実感は実はちょい薄いのが難点ってやつだな。^^
おおまかな、あらすじは、MHD-6と呼ばれる、5人の若い科学者達が謎の失踪をし、
その後、彼らの研究のスポンサーをしていた、Alvinson Foundationに、The Donetsk Voiceという、謎の人物から
誘拐を示すビデオが送られてきたため、プレイヤーは、他のプレイヤーとともに、様々な謎を解いていき、誘拐された科学者達を救うというものです。
パズルの難易度は、大幅に下がりました。助かった
時間さえおけば、ヒントバンバン来ます。
っていうか、パズルのドロップアウトも出来る、という神対応(ゆとり対応?)
パズルできないよ、とストレスを貯めることは無くなったのでよかったです。
ただ、デイリーモーションが重くて動画が全然読み込めなくなったりするのだな、これが。
日によっては、または時間によっては、プレイを諦めざるを得ない事もあったので、これは問題だと思う。
インターフェースは、シンプルでカッコイイです。動画も多用されていて良い。
ただ、前作の殺人鬼とのドキドキの攻防や、前衛的な美術的に素晴らしいパズルが
無いのが、ちょっと残念。
(続く。まだ、第1エピソードしかプレイしていないため、気が向いたら残りのエピソードのレビューも書く予定。2013年5月24日)
最終更新:2013年05月26日 22:12