NO.52はるさんからの依頼

(秘宝館スタッフ注:作品中に黒塗りの部分がありますが、バグやミスなどではありません。筆者の表現演出ですのでご理解ください)


「メイド長」
「なんですか?」
「たまに思うんですけど」
「何でしょう」
「アホですか?」
「誰がアホですか」
「お願いですからおもむろに机の引き出しに手を入れるのはやめて下さい」
「いいでしょう」
「袖から二丁出すのも勘弁してください」
「文句の多い人ですね」
「それだけやっても仕事を止めないあたりはさすがだと思いますが」
「一般にメイド長は時間を止めるくらいの能力があるそうですし」
「そういう敵を増やすネタの入った発言はやめて下さい」
「冗談ですよ。仕事ですからこれくらいこなします。で、何がです?」
「いえ、そのぉ」
「自分で仕事増やしてることですか?」
「え?」
「違いますか?」
「そうですけど……まぁ、ご自分でもわかってらっしゃるなら」
「あの宣言言い終わってから気付きました」
「この人アホだ!?」
「どうせアホですよ!ごめんなさいでしたぁー!」
「子供のような開き直り……まぁ子供ですけど」
「貴方本当に目上に対する態度なってませんね……」
「すみません」
「まぁかまいませんけど……」
「そういうことでですね。お仕事追加です」
「どういうことですか!」
「特に理由はありません」
「あっれぇ!?仕事しすぎて私の耳と脳がおかしくなった!?」
「ただでさえどじっ子13歳百合メイド長摂政とか属性過多なのでこれ以上アホ属性とか増やさないでください」
「何気に酷い!?で、なんでなんですか」
「あえて言うならはるさんとロボ摂政の呼び込んだ厄介という所でしょうか」
「……あの二人はそろそろウエディングドレスの人工筋肉に使用しますかね」
「質が落ちるので止めましょう」
「貴方もなんだかんだで口悪いですね。で、内容は?」
「否定しないんですね。服がほしいそうです」
「誰の」
「ソート・クランの」
「服が?」
「服が」
「ミサイル打ち込みなさい」
「えぇぇぇぇ!?」
「周囲の国民の避難は済んでいるはずです。中性子爆弾の使用を許可します。はいこれ判子」
「いやいやいやだめですって」
「設定文なら五千文字くらい書きますから」
「もうアイドレス終わってるんで申請できませんし」
「あの二人ならどうせアフロになるだけで終わりますから。被害受けるのソートだけですよ。黄は絶技ありませんし丁度良い」
「いや別にあの二人の心配はしていませんけどだめですって」
「ミサイル打ち込みなさい☆」
「頬に指当てて可愛く言っても駄目です!」
「ちっ」
「仕事モードじゃめったにしないそういうことするほどに嫌ですか……」
「いやですね」
「もうスルーして次の仕事の打ち込み始めてますしね」
「仕事ですから」
「じゃあこっちで勝手に決めて送っていいですか?」
「いいですよ。というか一応秘書的メイドなんですからその辺はお願いします」
「じゃあそうしますね」



「送っておきました」
「ご苦労様でした。ミサイルの発射なんてめったにない機会ですし楽しかったでしょう」
「いやいや服送りましたから」
「えー。まぁいいでしょう」
「えーって……」
「で、どんな服を?」
「メイド服とウエディングドレスと学生服です」
「また偏ったものですね」
小笠原ゲームにそんな気合入った可愛い服とか上等な服とか着ていったり持っていったりして、それを気にする人間も、印象良く見せたい人間も、PL、GM含めてもいないでしょう、メイド長
「確かに。ならうちの特産品送った方がよさそうですね、宣伝的にも。ご苦労様でした」
「ありがとうございます。ではそろそろ帰っても良いですか?」
「アホですか貴方は」
「えー」



(登場人物 浅田その4(ver.Y)、秘書A)



(この文章はフィクションです。実際の人物・団体・思想などとは一切関係ありません)
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問題あれば返品受け付けますので、何かあればすぐに仰ってください。
その場合、少々お時間いただければ、今回のやさぐれ地獄浅田とはバージョン違い
(中身の違う大人しめの浅田とか可愛らしい浅田とかツン様出てきたりとか)
の作品をご用意いたします。
ご依頼頂き有難うございました。またのご依頼をお待ちしております。



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最終更新:2007年09月26日 15:27