西條華音@ビギナーズ王国さんからのご依頼品


何所までも続く青い空。海岸線が果てなく続き、紺碧の海が眩しく光る。そんな夏の園に来たのはもう、何度目だろうか?


 ビーチの方から聞こえる歓声にここは平和なのだろうと思いつつも未央は待ち合わせの場所へと急いだ。

 ログハウス風のコテージの前に人影が見える。目を凝らしてみると西條とyuzukiの姿が見えた。先に向った青の姿も見えた。

 他の人はどこにいるのだろう? 未央は周りの様子を伺い、どうも他に人がいないようだという事に疑問を抱きつつも足を早めた。

「……央さん、こっちですよー」

「は、はい、今行きます!」

 西條の言葉がほのかに聞こえる。まだ距離があるのでやや聞こえにくいが、何を言っているかはわかったので聞こえるように返事をし、急いだ。
 急ぐ先では青に対して二人してお辞儀をしている。


「?」

 未央が近付いてきたのを見た西條とyuzukiは未央を見るとにこやかに笑った。

「お久しぶりです、未央さん。」

「こんにちは、お久しぶりです。」

 二人の挨拶に未央は頭をさげた。そして、先ほどから気になっている事を訪ねた。

「今日はお誕生会だそうで」

 未央の言葉にニッコリと笑うと西條は答えた。

「はい、小夜さんのお誕生日です。」

「はい」

 にこにこと笑っている西條とyuzukiを見て未央は言いよどんだ。

「めでたいことですね・・・でも」

 以前の未央の誕生日の時には多くの人がいたという事が気になっていたのである。

「あ、今日は残念なことに時間の合わなかった方や事情があって来れない方が多かったんです……」

 西條の心底残念そうな言葉に未央は自分の誕生日の時の西條の言葉を思い出した。




 ……小夜さんの誕生日も同じようになると思うので覚悟しておいてくださいね?……



 きっと本当に来れなかったんだろうなぁ……未央はそんな事を思いつつも、言葉を口にした。 

「そう、なんですか。私のときが豪勢だったので、少し、さびしい気もしますね」

「そうですね。」

 そんななんとなく寂しい雰囲気が流れた時、その気持ちを変えるかのようにyuzukiが叫んだ。

「そうですね、頑張って盛り上げましょう!」

 拳を握ったyuzukiの言葉に未央は微笑むと答えた。

「はい」

「そうですね!」

 仲好く頷いた三人を見て笑った青はまとめるように声をかけた。

「うん。そうしようか。さて、本人はどうする?もうよんでるの?」

「小夜さんはまだ、いらっしゃってないようです。」





 四人で相談し、青が迎えに行き、西條とyuzukiと未央が準備をする事になった。

「では私は飾り付けをしますねー」

「はい、お願いします」

 yuzukiは椅子を引っ張り出してきてダンボール箱から取りだした。西條が手伝う様子を見て、未央も手伝う為にダンボールから飾りを取り出そうとした。
 ダンボールの中には星の形をしたもの。金や銀のモール、雪を模した綿、豆電球の飾りなど様々なものが入っていた。

「yuzukiさん、この飾りは?」

「パーティー用にみんなに用意してもらったんだよ」

 はぁ、なんだかクリスマスツリーの飾りのような気がするんですけど、と思いつつも飾りを取り出すと奥の方には小さなハリセンが入っていた。

「これは?」

「うん、それも飾り……まぁ、別の用途にも使えるけど」

「あ」

「え、何?」

 なんとなくどう説明しようかと考えていると未央が何かを発見したのかダンボールの底の方に手をつっこんでいた。

「かわいいですね」

 未央が取り出したのはパンダの形をしたキーホルダーであった。

「でも、これを飾るんですか?」

 ダンボールの中を見てみると他にもバイクの形のキーホルダーやらと見慣れないものが入っている。

「えーっと、国の人達に色々集めてもらったので、使えないのもあるかなーとか」

 西條は微笑みつつもそう答えると手に持っていた飾りを椅子の上のyuzukiに手渡した。そんな二人を見つつも未央は依然からの疑問を頭に思い浮かべた。


 西條さん達のお国ってどんなところなんだろうか?


 未央にとって以前から気になっていた事の一つであった。以前にもらった贈り物はサッカリンではなく高価な砂糖を使った食べ物だったし、誕生日にはまるで夢のようにお菓子が次々と出てきた。

 それだけでなく飾りもなんだか見たことのないようなものがあるし、びぎなーずってどんな国なのかしら?

 お菓子がいっぱいあるお菓子の国? それとも……そんな風に未央が思考の渦にのまれている間にカランとコテージのドアが開くと青が帰ってきた。
 もちろん、小夜も一緒である。出迎える西條とyuzuki。

 飾りを見つつもびぎなーずの事を考えていた未央が二人に気づいたのは少し時間がたってからであった。慌てて皆の元に行くと、ちょうど小夜がクッションのしかれた椅子に座って水を飲んでいる所であった。

 そんな皆の中、颯爽と料理を始めたのが青であった。青はキッチンに用意されている食材を確認すると迷う事なく動き始めた。あらかじめ用意しておいた肉を取り出しジューと焼く。そんな音とにおいに気づいたか、各自作業を続ける事にした。

 yuzukiは装飾の準備の続きを、西條と未央は調理を手伝う事にした。

 未央はお魚を選び出すと塩を軽く振りかけた。その横では青に頼まれた西條がサラダを作っている。




 そんな中、青のひょんな言葉からそれは始まった。

「そういえば、竜馬とはどう?」

 それはyuzukiに対する言葉であったが、内容がなんとなく気になった未央の意識は自然とそちらの方へと向いていた。

「最近お会いしてませんね、今度会いにいける時が来たら行こうと思ってます。」

 yuzukiの言葉に青は少しだけ考えると料理をする手を止める事なく、雑談を続けた。

「余裕があるんだね」

「ごめんなさい。」

 黒コショウをお肉に振りかけた青は何であやまるんだろう? とyuzukiの方へと顔を向けた。耳ダンボ状態の未央と西條。

「嘘言いました。」

 yuzukiの言葉に何を勘違いしてたのかに気づいた青は笑って答えた。お肉に隠し味のカレーパウダーを振りかける。

「あ。ごめん。悪い意味じゃないんだ」

 お肉を華麗にひっくり返す。

「ごめんね。僕だったら我慢できないなあって」

「ら、らぶですか!?」

 とうとう気になりまくっていた未央が言葉を口にした。そんな未央の頭の中はグルグルしている。

 yuzukiさんもラブラブなんですね。それならやっぱりその……なんとなくある人の事を思い出した未央。そんな矢先に……。

「あ、未央さんも里樹さんにラブだったと伺ったのですが・・・」

「え?」

 西條の言葉に思考がSTOPする未央。そういえば里樹さんに二人でいた事を見られちゃっていたんだっけと思いだした。

「里樹さんが見たのはお買い物の帰りのようだったとか・・・」

 さらにグルグルする未央。そうだ、あの時だ、見られたのは、もしかして一緒にお買いものしてたからってこう、なんというか、誤解されないかしら?
 あ、いえ、別に誤解されても、それにあれはただお料理を……。

「お肉焼けたよ」

 なんとなく言い訳じみた事を考えている未央が正気に戻ったのは青の言葉であった。焼けた……?

「あ! グリルを」

 未央は慌ててグリルを確認しにいった。見事に黒こげた魚ができあがっている……。



 そんな、考え事をしていて、塩焼の魚を失敗してしまうなんて、不覚です。



「お魚大丈夫ですか?」

 横までやってきた西條は焦げた魚を見て、一瞬どう話しかけようかと迷ったが、すぐに青が助けの手を出してくれた。

「あははは。あとで猫さんにあげようね。さ、みんなたべよう」

「お魚ですが、猫さんと半分ずつにしていいですか?よく焼いたお魚って好きなんですよ。」

 すかさずフォローをする西條。

「すみません・・・」

 落ち込んでいる未央を励ますように次々と声がかかる。

「今朝私もやりました、ドンマイです。」

「私も良く焼きすぎますから」

「僕もやったなあ」

「お料理上手の青さんが言うと、以外に感じてしまいますね。」

 あまり話題を続けると余計落ち込むかも? と西條は話の方向をかえようとした。

「ううん。僕は凄い下手だったから」

 青はにこやかに笑った。

「ただ、笑顔見たい人がいて」

「ふむふむ。なるほど、努力されたんですね。」

「好きな人の笑顔って、見ているだけで幸せになれますよね。」

 yuzukiと西條の言葉にニッコリと笑う青。

「うん」

 うん、そうよね。よく考えたらあの人に初めて魚を焼いた時も塩を振りかけるのを途中まで忘れていたり、フライパンで焼こうとしたんだっけか……そういえばあの時は猫さん犬さんに助けてもらったんでし……、唐突にその時魚を食べた瀬戸口が「うまかった」といった言葉を思い出し、未央は顔が火照っていくのを自覚した。

 そんな未央の横に西條が近づくと耳へと小さくささやいた。

「スーパーの袋、一緒に持ってたんですか?」

 そんな言葉にこの前一緒に買い物に行った事を思い出す未央。なんとなく微笑み、そしてそっと返事をした。

「秘密です。一生の」

 西條と未央は誰にも気づかれないようにそっと微笑み合った。




 パーティーの料理が次々と出来上がり、皆がテーブルに着いた時にそれは現れた。

「にゃーご」

 そんな声に未央がテーブルの下を見るとよく知っている猫の顔がそこにあった。

「え。ブータ?」

「おぉ、猫さんも参加されますか?」

「こんにちは、はじめましてブータさん。」

 挨拶をかわすyuzukiと西條。そんな様子を見つつも、皆にドリンクを用意していく青。このパーティー会場はいまや青の独壇場であった。

「にゃーご」

 そんな会場にあらたな声が聞こえてきた。よく見ると猫の数が増えている。そんな猫達の分のミルクも用意すると青は笑った。

「さ、たべよう」

「あ、食べる前のちょっと待ってください。食べる前にお誕生日おめでとうって言って乾杯しないといけないですよ。」

「あ、そうですね!」

 西條の言葉に同意する未央。頷く一同。

「誕生日おめでとうございます!」

 元気よく初めに声を出したのは……小夜であった。

「誕生日おめでとうって。えーと」

 いいよどむ青。

「いや、今日は小夜さんが言われる側ですから!」

 微笑みつつつっこむ西條とそれを見て笑う未央。

「小夜さんおめでとうございます。」

「というわけで小夜さん、誕生日おめでとうございます!」

 次々と祝いの言葉が会場を包み込む。そして……。

「にゃーにゃー」

 ブータを始めとする猫達も祝うかのようににゃーにゃーと鳴いた。食事が始まる中、yuzukiが用意していたケーキを取り出す。

「ケーキです。どうぞ」

「わあ」

 小夜の喜びの声を聞いて横に座っていた未央はさっそくケーキを切り分けた。そんな中、そっと西條が席を立った。


 しばらくすると隣の部屋から西條が戻ってきた。その手には綺麗なピンク色のウエデイングドレスがあった。

「食べ物ではありませんが、私もプレゼントを持ってきました。」

「ありがとうございます。大事にします」

 小夜はドレスを手にとって見ている。小夜の喜びの顔に微笑む一同。


「小夜さん、さっそくですがドレス着てみますか?」

 西條は笑顔で小夜に提案した。しかし、小夜はウエディングドレスを改めて見て、着た姿を想像したのか、少し言いよどんだ。

「あの、でも・・・」

 その顔は着たいけれど……と何か戸惑いが感じられる表情であった。

「着付けなら、手伝ってあげるよ」

「それが問題っていってるんです!」

 青の言葉に即答する小夜。

「未央さん、一緒に小夜さんの着替えの手伝いをしていただけますか?」

「あ、あはい」

 西條の言葉に慌てて返事をする未央。なんだろうか? 西條さんがとても着せたがっている……見たい気持ちはわかるけど何かあるのかなぁっと思いつつも未央は席を立った。

「私と未央さんなら問題ありませんよね。」

「え、ええ・・・」

 西條さん、なんだか積極的? と小夜と未央は思いつつも別部屋で着替え始めた。意気揚揚と着付けを手伝う西條。

 あらためて西條さんのこのテンションなんだろうか? と疑問を思いつつも手伝う未央。

 だんだんとウエディングドレスを着ているのだという実感を抱き、なんとなく照れる小夜。


「よく似合ってますよ。」

 三人が元の部屋へと戻っていくとほぼ同時に、というか、合わせたタイミングでチャリーンと10マイル消費された。

「うわっち」

「え?」

 同時にここにいないハズの声が聞こえた。それは小夜のよく知っている声であった。

 たまたまだったのか、それとも召喚する場所までも指定していたのか、そこに10マイルで召喚された光太郎はウエデイングドレス姿の小夜の目の前に召喚されていた。

「……」

 見つめあう光太郎と小夜。どちらもこうちゃくしたままかと思われたその時、ふいの出来事だからか、光太郎が今の気持ちを素直に言葉にした。

「……似合うじゃん、小夜たん」

 その言葉に顔を真赤にする小夜。そして、この自体に平然と光太郎に挨拶を行う西條。そして未央は気づいた。

 あ、もしかして、これって……。


 光太郎と呼ばれた男の人の目の前でウエディングドレス姿で顔を赤める小夜。


 そうか、今回は私の時よりも人が少ない誕生日パーティだなぁと気にはなっていたけれど、こういう事だったんですね。

 未央は西條達の粋な計らいに感心した。こんなサプライズがあるとは、さすが西條さんだと思い、そして最初に会った時から西條さんは自分たちの恋を応援していた事を思い出した。そして西條さんは? と気になった。そういえば西條さんは好きな人の事を話したことがなかったな……。




「それで、急に呼んで申し訳ありませんが、今日は小夜さんの誕生日会をしてるんです。」

 そんな未央の思考は西條の光太郎への説明で中断された。

「そうなの?」

「はい、そうです。」

「よし分かった。俺も出る!」

 即決断の光太郎の言葉に微笑む西條とyuzuki。そして、西條はぬかりなかった。

「その前にお誕生日の人へ言う挨拶ってありますよね?」

「あー」

 あらためて言うのが照れるのか、少しだけ言い淀む光太郎。

「おめでと。小夜ちゃん」

 そんな光太郎の言葉に直視できないのか、照れてうなずく小夜。

「あらためておめでとうございます!」

「おめでとうございます、小夜さん」

「おめでとうございます、小夜さんが生まれてきてくれたことが嬉しいです。」

 次々と声がかかる。

「ありがとうございます」

 大切な人と友人達の言葉に笑顔でお礼をいう小夜。負けじとにゃーにゃーとお祝いの言葉を言う猫。

 そんな中、青を見つめる視線があった。光太郎である。ジーっと見つめるその姿に気になった西條は声をかけた。

「お知り合いですか?」

「ああ、いや。ごめん」

 そんな人の交流はつゆ知らずで猫達はもらった魚をハグハグと食べている。少し焦げ目がついたといってもそこは猫。器用に美味しそうな部分を食べている。そんな様子に小夜も未央も西條もyuzukiもほんわかと見ている。

「にゃーん?」

 時折、自分を見ている人を見かえしつつも猫はにゃんにゃんとマイペースにきれいに魚をたいらげていく。

「私たちも食べないと猫さんたちに全部食べられてしまいそうですね。」

 西條の言葉に青が微笑んだ。

「さ、たべようか?」

「はい。」

「そうですね、食べましょう。」

 魚は猫が喜んで食べているので青が焼いたお肉と西條サラダスペシャルを皆で食べ始めた。もちろんケーキなどの甘いものもある。特に小夜は猫が好きらしく、ちょくちょくと猫の様子を見ながら食事を続けた。





 想定外だったけど、猫さん来てくれてありがとう……。そんな風に猫を見ていた西條は伝言を思い出して、小夜に声をかけた。

「あ、小夜さん。今日来れなかった藩国の鋸星さんが、私たちが来る前におめでとうって伝えて欲しいと言ってました。」

「あ。はいっ」

 猫を見ていた小夜は慌てて西條の方を向いた。

「それと、予定が合わなかったり、事情があって来れなかった人たちに、あとで今日の誕生日会を自慢しちゃいますね。」

「ですね。(笑)」

 笑う西條とyuzuki。

「みなさんに、ありがとうとお伝えください」

「はい、伝えておきますね。」
「はい。」

 そして、西條はそっと小夜の耳に近づいてささやいた。

「光太郎さんにお祝いしてもらえてよかったですね」

 少し照れた小夜は他の人に気づかれないように小さくうなずいた。その本人の光太郎は青をまだ見ている。

「光太郎さん、青さんが気になるんですか?」

 西條の言葉に慌てる光太郎。

「ああ。いやまあ」

 なんとなく歯切れの悪い光太郎の言葉に何を思ったか青が言った。

「僕、恋人いるよ?」

 ズガガガーーーン!

 盛大に椅子から光太郎がずっこけた。そんな光太郎に声をかけたのは西條であった。

「小夜さんの誕生日ですから、小夜さんを見ているのがいいですよ?」

「え?」

 ポカーンとする光太郎。そういって小夜を見た。

「だって今日の主役は小夜さんですよ?」

 小夜は急に振り向いた光太郎と西條の言葉に照れたのか? 光太郎が見てくれないので拗ねたのか? それとも別の理由があったのか光太郎をポカポカと叩いた。

「な、小夜たん」

「ふ、不潔です!」

「にゃーん」

 言い合いを始める小夜と光太郎をよそに猫たちは次の魚を催促した。夏の園は今日も暑いがこのコテージではいつものように緩やかに時が流れていた。

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ご依頼ありがとうございました。なんか、今回はネタが多い気がします……えっと、タイムリーに見つけたログを見て説明を加えたり(元々そんな内容だったけど表記が出てたので”びぎなーず”にしたり……)
 あと、上記と関係ない箇所で、説明しきれてない部分があります。他の某ログにかかわる話で、本当なら西條さんが知らないログの可能性が高いのでこう加えるべきでないんじゃないかなぁっと思ったのですが、どうもなんか話的(未央的)に繋がってるような気がしたので説明不足な事を納得した上で加えた部分があります。(というか、最初に普通にログ読んだ時に普通にあれ? あのログと微妙に関係アリ? とか思ったので……)
 いまいち意味わかんない場合はロッドさんに聞くとわかるかもしれません。

 PS 試作機はこちらも楽しませて書かさせてもらいましたので楽しんでもらえたようでなによりです。


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最終更新:2008年07月30日 16:13