●政権放送
ナニワアームズ商藩国国民の皆様、藩王のサターンです。
現在の藩国、および共和国の大きな政情不安に関して、藩王の公的な場での失言が大きな一因となったことについて深くお詫び申し上げます。
藩王としての立場を忘れた軽率な行動により、多くの方々に多大な迷惑をおかけしたことを深く反省し、
今後、二度とこのようなことがないよう心がけます。
虫のいい話である、との自覚はありますが今一度、藩王としての義務を全うするチャンスをいただけないでしょうか。
どうかお願いいたします。
その他、声明と藩国政策については以下を参照されたし。
全藩国民の皆さんへ
まず大変な時期にトップ不在が続き、また この度の舌禍と私達の不甲斐ない認識不足が招いた災禍により
長期に渡り不自由な思いをさせ、みなさまに過大な苦労をかけていることをお詫びします。
住み慣れた地を離れざるを得ない、まして同胞同士で争わねばならなかった事態を招いてしまい、
本当に申し訳ありませんでした。
ですが、貴方達がいる限り『共に和す』、この言葉をもう一度考えたいのです。
私たちに 貴方達を理解する機会を、そして 私たちを知ってもらう機会を、どうか下さい。
政府の方針
何を今更、或いはどの口を以て、と言いたい方も多くいるかと思います。
しかし、今だからこそ、この言葉を再び初頭に掲げたいと思います。
『共に和す故の共和』
『助けられる全てを助ける』
これは私達全員への自戒であり、同時に目指すべき国の有り様でもあります。
この言葉を偽りのものとしないよう、国民の一人一人のみなさまに 見守って頂きたいと思います。
そして私達もまた国民を見守っています。
どうかみんなが今一度手を携えて国を興していけますように。
願いを託してナニワアームズ商藩国の国是をここに掲げるものです。
お知らせ
藩国の地下を汚染していた毒ガスの浄化は完了いたしました。
プリンクラーなど藩国に備え付けられた防災設備を使用し、また協力下さったNAC技術者さまの尽力により
国内浄化作業が終了したことをお知らせします。
藩国通信網が回復いたしました。
サターン藩王の指揮の下、藩士の作業により藩国施設の通信が復旧しております。
今後は従来の告知やラジオ放送に加え、こちらの通信網で政府からのお知らせを放送し、また隅々までの完全復旧を目指します。
これからの復興に向けて大きな一歩となりました。これからも国民の皆様のご協力をお願いいたします。
各地で狙撃を続け暴動を煽動していた 狙撃事件が解決しました。
彼は天領共和国から送り込まれた破壊工作員であったと判明しています。
市民の皆様の冷静な判断とご協力に感謝すると共に、今後も不審人物に対する取り締まりを継続いたします。
また不審物などを発見した際には 決して触らず、最寄の交番か藩国相談窓口へお知らせ下さい。
内戦は終結しました
政府軍を二分していた内戦が終結いたしました。
今後は、話し合いによる和解と 法の整備に力をいれ、順次 告知により情報を公開していく方針です。
天領共和国による破壊工作及び攻勢も沈静化いたしましたので、今後は復興活動が加速すると予想されます。
藩国を離れていた皆様の帰国と復興活動へのご協力を心よりお待ちしています。
治安の安定と法の整備について
今回の事件での武力行使について
今回の内戦においてはさまざまな事情を鑑み、治安維持へ協力する旨を持って
政府軍、反政府軍ともに武力行使については特例として不問とします。
ただし混乱に乗じ、生活に困窮した等の特別の事情なく行われた犯罪行為については、
厳しく取り締まるものとします。
また、地下施設は全藩民の安全を守るためのものであり、
如何なる場合であっても今後、地下居住区での破壊及び殺傷を目的とした武器兵器の使用は全面的に禁止とし、
これに反した場合は厳罰を課すものとします。
他国による侵略など有事の際の武力行使については藩王不在時の統帥権を委任するACEの常駐を検討しています。
内部組織の引き締め
上記特例と共に、
権力を以って 藩国民・難民の困窮に付込んだ不当な暴力や賄賂請求・汚職などが無きよう、一層に目を光らせ、
これがあれば厳しく処罰していくものとします。
私闘・私刑の禁止
どのような事情であれ、すべての者は 法官・護民官のもと、公正に法で裁かれ、また保護されることを明言します。
これらの法は みなさまを害するためのものではなく、 その権利と安全を守るためのものです。
生物化学兵器全面撤廃宣言
下記の通りBC兵器を一掃する法案が実行されます。
今後ナニワアームズではこれらの生物化学兵器を持たず、作らず、使わないことを宣言いたします。
政府の今後の活動
危険物の除去作業
国境地帯に埋設された地雷、及び市街地の瓦礫や不発弾等、危険物の除去作業を実施いたします。
併せて未使用の毒ガスを始めとしたBC兵器の一切を永久に封印する作業も実施されます。
国民の皆様は不審物・危険物を見掛けたら決して手を触れたりせずに、お近くの政府機関か交番までお知らせ下さい。
(サイボーグ歩兵による清掃・除去作業の様子)
国民帰還事業
危険物の撤去作業・居住区の安全確保が達成された時点で、国境地帯へ護送団を派遣いたします。
危険地帯を避け、酷暑の砂漠地帯を安全に通行できるよう輸送車両をI=Dで護衛する計画です。
藩国相談窓口の設置
以下で実施される各政策において広く相談を受け付ける窓口を政庁やその他の施設へ開設いたします。
基本的にナニワ国民を対象としていますが、事情があって国元を離れた他国民の方や、帝國に移住を希望する方からのご相談も受け付けております。 どうぞお気軽にご利用下さい。
仮設病院と食料配給所について
国境と宿場町に建てられていた仮設病院と仮設食料配給所はその役目を終え、閉鎖となりました。
ですが、引き続き希望者には継続して藩国相談窓口で申請することにより、藩国内にて配給支援を行います。
仮設病院の患者さんは、地上部宿場町に建設された市民病院で引き続き診察を受けていただけます。
生活保障に関する政策
今回の件により、働きたくても働けない、安定収入が得られず生活を続けていけない等の事情がある国民もいると思われます。
高齢者、母子家庭、負傷等で働き手のいない家庭は勿論、今回職を失った人達には
働ける様になるまで国から援助を行いますので、政庁相談窓口まで申請をお願いします。
年齢・性別に関係なく就職の斡旋などもご相談にのります。
先ずはライフラインの復旧が急務となりますので、電気・ガス・水道・通信の復旧作業、
建設といったお仕事の斡旋が多くなりますが、技術を持った方、希望する方には別のお仕事もご紹介いたします。
国内の食糧流通に関してはNACの活動により ある程度復帰しつつあります。
卸業者や小売業者への資金援助と価格安定への調整、路面電車や道路といった交通網の復旧を行い、
消費者まで食品が行き渡るよう取り計らいます。
交通網の復旧と合わせて居住区の被害調査と住居再建を開始します。
今回の内戦では戦闘が限られた地域で行われたため被害程度が比較的軽く、
調査結果安全と判定され次第、住民の帰宅を許可します。
家を無くされた方につきましても、仮設住宅を地下に用意し住居を保証します。
仮設住宅入居を希望される方は藩国相談窓口にご相談ください。
また、ゴーストタウン化した地域に暴徒が潜伏している危険性に関しては、サイボーグ兵を中心とした巡回の強化で対処します。
「仮設病院と食料配給所について」でもふれましたが、仮設病院は閉鎖となりました。
地上部宿場町に建設された市民病院では引き続き、すべての方に分け隔てなく診察を受けていただけます。
聯合国から派遣されている医師に加え、藩国の保持するサイボーグ技術による負傷者への支援、
NACより提供された中和剤作成技術などを用意し、治療・援助・相談などに応じます。
また、通院が困難な方のための送迎を実施いたします。
該当する方は市立病院または藩国相談窓口までお申し出下さい。
併せて市立病院では医師による公衆衛生及び応急治療講習も実施いたしますので、是非受講ください。
現在復興支援事業へ就労を推進しておりますが、次のステップとして国内の一般企業への補助金を実施いたします。
政府が募集した労働者から一定数以上の新規雇用を達成した企業に対して運営資金を助成するものです。
同時に広く人材を募集いたします。
一度政府機関にて登録後、職能や希望に応じて各企業に斡旋いたします。
高齢者や母子家庭、負傷等で働き手のいない家庭は勿論、今回職を失った方は働けるようになるまで
政府で援助を考えておりますので、ぜひ藩国相談窓口にてご相談ください。
今後も施設復旧及び各種生産に多くの人手を必要とされます。国民の皆様のご協力をお願いいたします。
現在実施されている青空教室は他の仮施設と同時に閉鎖を予定していますが、次のステップとして元の学区に戻っての教育継続を実施いたします。
給食及び制服の貸与、託児所としての機能は継続してご利用いただけるよう手配します。
学区内の治安維持に関しては交通網の復旧、住居の調査と合わせて実施されます。
安全が確認された後もパトロール強化区域に指定し、学童が安心して登下校できるよう配慮いたします。
その他の政策
生物資源を有効活用する為の国家プロジェクトの発足
生物資源の活用方法に関する研究や商売を国家で支援し奨励します。
単純な既存の資源の代用品ではなく、独自の価値を付与する方法を模索していきます。
各国への呼びかけ
ナニワが共和国へ出来ることは何か、また 共和国自体が民のために何ができるか、を念頭に置き、
考えるための話し合いの場を設けることを、各国へ呼びかけることを検討しています。
緊急時の避難場所
今後、何らかの事故、災害があった場合に備え、政庁地下を 藩国民であれば誰でも避難出来る場所とします。
水・食料・毛布などの備蓄を行い、必要があればこれを藩国民へ配布いたします。
また、緊急時のための身を守る方法や、汚染を広げずに浄化する方法についてまとめたマニュアルを、
各所に配布・設置します。
農薬による汚染の再発防止
今回の事件を受け、NACの協力を仰ぎ、科学農薬から生物農薬への切り替えを検討しています。
外来生物を利用した生物農薬はできるだけ控え、
ビニールハウスなど生物が逃げてしまわない環境での使用を主とします。
勿論完全に切り替えるのではなく、科学農薬など現行の他の防除法と組み合わせ、出来るだけ現在の生態系に影響のない形で行う事を考えています。
さらに地下都市である事を鑑み、防災設備に関しては今まで以上に充実させて行きたいと考えています。
※今後、生物農薬、化学農薬ともに取り扱いについては試験にパスして登録を必要とする事も視野に入れています。
お願い
ナニワでは今回の騒動で亡くなられた方の為の慰霊碑の建立を計画しております。
現在、亡くなられた方のお名前の約半数は判明しておりますが、半数の方はまだ不明のままとなっております。
勿論これからも調査を続けて行きますが、皆様のお力もお借りしたいと考えております。
どなたでもかまいません。ご自身の住まわれていた所、よく知っている場所、お勤め先等お近くで亡くなられた方、行方が判らない方、などをご存知の場合は、どうぞ政庁までお知らせ下さい。
お一人でも正確に 亡くなられた方のお名前を把握したいと思っております。
ご協力、よろしくお願い致します。
最後に
このたび私たちが引き起こしてしまった混乱を 重く受け止め戒めるため、
そしてそのために、亡くなられた方々 ひとりひとりを忘れぬため、
慰霊碑の建立と 慰霊祭の執り行いを検討しています。
まずは、お隣にいる方と仲良くして下さい。それができたならば さらにお隣の方と。
不安に思うこと、困っていることはないか、話し合って 確認しあって下さい。
不都合や不安、困っていることがあれば、 どうか藩国へ相談して下さい。
即座に何もかも、と云うわけには いかないやもしれません。
しかし、どうか 藩国をよりよい故郷とするための機会を、そのために努力するチャンスを、
私たちに今一度下さい。 どうか、お願いします。
r:これらを 放送、CMの形で 判りやすく公布し、希望する者には より詳細な情報を公開する。
r:最新情報は その都度 学校や病院、食糧配給所、相談窓口などの施設でも告知し、また相談窓口では 担当者が詳しい説明を行う。
過去の政策2
026080より藩王を始めとした有志で実態調査を行い、使用された毒物の特定から除去までに成功しました。
また、サターン藩王の指揮の下、通信網の復旧が試みられました。
復旧及び難民対策事業などを当面の職の窓口として用意し、復旧費用をみなさまに還元します。
元ナニワ国民だけでなく、希望する共和国民であればどなたでも可能な限り広く受け入れ、 また作業に従事して下さったみなさまに関しては、可能な限り速やかな自国への帰還援助や仮設住宅への優先的入居を受けられるように努めます。
地上の宿場町、食糧配給所や交番のある付近に青空教室を開設します。
中断している通常教育に加えて現在の国際情勢や藩国の政策を広く公開する予定です。
就学する児童、生徒の年齢制限は特に設けず、託児所や市民が安全に会合できる集会所的に使って頂きたいと考えています。
ここでは給食や制服の支給を受けられるとし、子供を抱えて働きに出られない家庭の支援をします。
食糧配給所は、藩国への移動手段を手配次第閉鎖予定ですが、希望者には継続して藩国相談窓口で申請することにより、引き続き支援を行います。
仮設病院もあわせて閉鎖の予定ですが、地上部宿場町に建設された市民病院で引き続き診察を受けていただけます。
過去の政策1
市民病院を地上部宿場町に建設しました。
同病院は非武装・非戦闘地域として定め、政府軍・元政府軍問わず治療を行います。
また、毒ガス被害を受けた国民は優先して収容し治療を受ける事が出来ます。
臨時食料配給所を地上部宿場町に設置しました。
病院と同じく、非武装・非戦闘地域とし、国民は等しく食料配給を受けることができるものとします。
特に水は毒ガスによって汚染されている可能性があるため、配給のもの以外は口にしないこと。
また、希望者には防寒具や衣類も配給を行います。(生物資源を使用する。毛皮など)
#食料・生物資源10万tずつ使用
帝国との国境にいる難民支援のため、仮設病院と食糧配給所を設置しました。
配給所は宿場町設置のものと同じく、防寒具や衣類も配給を行います。
#食料・生物資源10万tずつ使用
地上部での生活のための仮設テントおよびプレハブによる仮設住宅を建設します。
国庫の生物資源を建材として使用予定です。(木材・獣骨・毛皮・甲殻など)
#生物資源20万t使用を想定
NACの取り組みには大いに賛同するところであり、これを支援することを決定しました。
今後食糧の安定供給と市場の安定に大きく寄与する事になると思います。
♯組合に参加すると共に設立資金35億を供与
r:以上の利用者で希望するものには仮設住宅を供給する。希望するものについては国内の安全が確保され次第その帰還を支援する。
r:以上の内容を国内に広く発布し、また情報の届きにくい難民のため病院施設・仮設食料配給所にポスターやビラの形で掲示する。
また、希望するものには担当者から口頭でより詳しい説明を行い口コミによる情報の伝播を期待する。
(イラスト:イズナ@ナニワアームズ商藩国)
最終更新:2008年10月22日 22:12