文族の春 (提出予定 準備中)


未使用SS集   1500299:猫屋敷兄猫@ナニワアームズ商藩国



藩国クライシス・オン・パレード

○第1話○

 ???:「ついに…ついに手に入れたぞ!」
げっげっげwと下卑た笑いを漏らしながらそう呟いた男。
足早に歩きながら暗がりから出てきた。
目深に被ったフードを外し、顔を露にしたのは…猫屋敷 兄猫。
ナニワアームズ商藩国に所属する傭兵である。

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藩国クライシス戦記ナニ――Σ(@曲@;)――ワ
第1話 『なんでも売ってるナニワのお店w』

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彼が先ほどまで居たのは闇市である。
商売の国であるナニワアームズ商藩国は様々な国の物が集まってくる。
にゃんにゃん共和国とわんわん帝国との国境に位置するのも要因の一つだろう。
既製品に試供品、飲み物、食べ物、ペットにI=D…etc
そして、薬物などの実験品。
曰く非合法な商品も…だったりする。
表立っては売れない。だから闇市なのである。

彼の手には先ほど購入した“小さな瓶”が握られていた。
 兄猫:「ふふふ、ふふははは…これさえあれば…アレが出来る!」
彼が手に入れた“小さな瓶”には“実験NO.41”と書かれたラベルが貼られている。
中身は魔法の性別転換薬“ピドポーション”。
天領にある物ではなく、某国で実験されていた紛い物である。
 兄猫:「これがあれば、女湯に堂々とぉ!…じゃない、新たな世界の扉が開く!」
遠くを見るような目でぐっと小瓶を握り締める。
 兄猫:「いや!コレは崇高なる使命なのだ。これがあれば…」
(☆∀☆)キュピーン!と瞳が輝きを増した。
 兄猫:「女子更衣室に堂々とぉっ!…じゃない、世界の神秘を解き明かす事が出来るハズなんだ!」
キラキラとした瞳で何処か遠くを見つめる兄猫。
どうでもいいが、ろくな事考えていない男だなぁ…。

 兄猫:「あ、でも副作用とかあるんかな?これ。」
( ̄へ ̄)むむむーっ!
と腕を組んで考え込む兄猫。案外、根性なしである。
ぽんっと手を叩いた。
 兄猫:「うん。誰かに先ず試飲してもらおう。実験、実験♪」
再び「げっげっげw」と下卑た笑いを漏らし始める。
そして彼は、路地の闇へと消えた…。

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はてさて、この薬が如何なる事態を生み出すのか?
新たな藩国クライシスの勃発か?
新たな萌えっ娘の出現か?
BL…百合…禁断の愛は起こるのか?

次回、藩国クライシス戦記ナニ――Σ(@曲@;)――ワ
第2話 『乙女心タイフーン』

m9っ~(Ф∀Ф)~
 兄猫「最初の犠牲者は…キミだっ!!」

○第2話○

プシューッ……ガコンッ!
希望号1号機のコクピットハッチが開く。
中から現れたのは…女性。乃亜I型である。
最近までサイボーグ歩兵だった彼女は、アイドレス終盤に至って名パイロットに着替えた。
まだ慣れぬ環境の変化に追いつこうと、RBの操縦訓練をしていたのである。
彼女はコクピットから降りると額に手を当て、ため息を一つこぼした。
 乃亜I型:「ふぅ~、まだまだだな…。」

(イラストイメージ/再利用イラスト:希望号1号機にて使用)
(絵:イズナ)

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藩国クライシス戦記ナニ――Σ(@曲@;)――ワ
第2話 『乙女心タイフーン』
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そこへ近づく1人の男の影。
 ???:「あ、乃亜さん、お疲れ様デ~ス。訓練でしたか?」
笑顔で声をかけたその男は猫屋敷兄猫。
青い色の軍服を着た強化新型ホープである。
手にはいろんなドリンクを乗せたトレイを持っている。
 乃亜I型:「ああ、兄猫殿か。うむ、RBの操縦を少し…な。」
 兄猫:「うんうん、仕事熱心でありますねぇ~。はい、飲み物どぞ~。」
そう言いながら、手に持っていたトレイからドリンクを選んでもらう。
 乃亜I型:「ありがとう。いただくとしよう。」
(^ω^) にこにこ
兄猫はいつにも増して爽やかに笑っている。
 乃亜I型:「?」
兄猫の態度に違和感を感じたが、乃亜I型は何も言わず牛乳を飲んだ。
( ̄ー ̄) にやりっ
その様を見て兄猫の口元がほころぶ。
実は乃亜I型に渡した飲み物には、闇市で入手した性転換薬“実験No.41”を混ぜていたのだ。
牛乳に混ぜた事で効能が変わるかも知れないが…まぁいいか。実験、実験。
げっげっげwと邪な笑いがこみ上げて来そうになるのを必死で堪えながら観察を開始する。

 兄猫:「そう言えば、小笠原はどうでした?楽しんで来られましたかねぃ?」
どのくらいの時間で効果が出るのかな~?とか思いつつ世間話しながら観察する兄猫。
 乃亜I型:「………。」
反応がない。乃亜I型は固まっている。
 乃亜I型:「…ほえ?小笠原?」
乃亜I型は小首をかしげた。きょとんとしている。
 兄猫:「うぃ。小笠原でハリーさんに会ってきたんでしょ?」
見た目にはまだ何の変化もないが…なにか違和感を感じる兄猫。
 乃亜I型:「…ハリー…さん?ハリー…ハ……(ぼふん!)。」
突然、赤面してうつむいてしまった乃亜I型。耳まで赤くなっている。
 兄猫:「…えっと…どしたの?乃亜さん。」
見た目に変化は…ない?いや、いつもより表情が柔らかく女の子っぽくなったような?
 乃亜I型:「うふふ…うふふふ。ハリーさんにね、“いつでもお守りする”って言われたの。」
両手でほっぺを押さえながら幸せそうに笑う乃亜I型。
 兄猫:「???」
 乃亜I型:「いつでも会いに来ていいって言ってくれたの~。」
乃亜I型は、頭をぶんぶか振りながらキャーキャー言ってる。

(;@Д@) ………。
 兄猫:「(えーと…もしかして、“心が性別転換”したのかな?かな?)」
兄猫は、完全に夢見る乙女モードの乃亜I型を前に絶句する。
いつもの男…むしろ“漢”っぽい言葉づかいや雰囲気は見る影も無い。
 乃亜I型:「また小笠原に行きたいなぁ~。今度は一緒に…う、海とかキャ~ッ♪」
乃亜I型は、何を想像したのかイヤンイヤンと頭を振り1人盛り上がっている。
 乃亜I型:「でもね、でもね、持ってったお弁当食べてくれなかったの!」
あぅあぅあ~、どうしたらいいかなぁ~と瞳をうるうるさせて聞いてくる。
 兄猫:「あ、ああ…え~と、つぎのチャンスにがんばればいいんじゃない?」
冷や汗をかきながら、やたら棒読みにそう返答するのがやっとであった。
 乃亜I型:「うん!そうよね、次はちゃんと食べてもらえるように頑張るっ!」
ハリーさん待ってて!とどこか遠くを見る目で決意した後、乃亜I型は料理の練習するからと去っていった。

(;=ω=) ………。
 兄猫:「………予想外の展開だったなぁ。」
まさか、精神に作用するとは思ってもいなかった。
 兄猫:「やっぱ、ドリンクとかに混ぜたのがアカンかったかな?かな?」
また、思った以上に薬の効きが早い。
 兄猫:「バレたら身の危険もありえるなぁ…ヤヴァイよなぁ…。」
うんうん( ̄へ ̄)むむむ~と腕を組んで悩むこと数秒。
 兄猫:「…ま、コレはコレで面白いw実験、実験♪」
彼の口元に「げっげっげw」と邪な笑みが浮かんだ。

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ついに出てしまったた最初の犠牲者。
かくして藩国クライシスは続いていく…。
はたして、次の犠牲者は誰なのか?

次回、藩国クライシス戦記ナニ――Σ(@曲@;)――ワ
第3話 『ヤングマン?Oh、YEAH!』 

m9っ~(Ф∀Ф)~
 兄猫「次の犠牲者は…キミ達だっ!!」

○第3話○

ワイワイ…ガヤガヤ…(古典的な賑やかしの表現)

(イラストイメージ/再利用イラスト:遊園地にて使用)
(絵:乃亜Ⅰ型)

今日もナニワアームズ商店街は大盛況である。
国民のみならず、異国の観光客も多く集まるこの場所。
その一角、喫茶店“ク~ル ク~ル”
千客万来の“来る”と涼しいの“cool”を掛け合わせたネーミングセンスのこのお店。
店先に並んだ巨大な招き猫の置物の間を通って、今、3人のお客が来店した。

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藩国クライシス戦記ナニ――∑(@曲@;)――ワ
第3話 『ヤングマン?Oh、YEAH!』

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 織子:「あ、やっぱりこの時間だと結構空いてる。」
 守上藤丸:「ほんとだ。で、何処に座ります?やっぱり窓際が良いですか?」
 sakaki:「どこでもいい、とにかく座ろうぜぇ。」
今日の3人はオフである。
お仕事休みの3人はそれぞれ買い物に来ていて、偶然街中で会って行動を共にする事になったのである。
その3人へと近づく1人のウェイター。
 兄猫:「いらっしゃいませ、お客様。3名様でしょうか?」
 sakaki:「………。」
 織子:「………。」
 守上藤丸:「…兄猫さん、なにやってんです?こんな所で。」
 兄猫:「いやいや、知り合いに頼まれて…お手伝いデスよぃ。」
手をヒラヒラさせながら笑顔の兄猫。しかし裏で…
( ̄ー ̄)。o(つ~ぎの犠牲者、き~めたw)
こんな悪いこと考えていようとはお釈迦様でもなんとやら…である。

水とおしぼりをお出しして、オーダーを聞く。
 兄猫:「ご注文は如何なさいますか?」
 織子:「あ、私モンブランと紅茶でお願いしま~す。」
( ̄ー ̄)。o(…紅茶w)
 sakaki:「俺は…そうだな、ガトーショコラとアイスコーヒー。」
( ̄ー ̄)。o(…アイスコーヒーw)
 守上藤丸:「僕はチョコパフェお願いします。」
( ̄皿 ̄)。o(ちっ、飲み物なしか…まぁいい)
 兄猫:「でわ、ごゆっくり~。」
オーダーを受けて厨房へと向かう兄猫は、「げっげっげw」と含み笑いが漏れそうになるのを必死で耐えていた。

注文の品が届き、そして、惨劇が起こった。
幸せに染まるはずだった皆の顔が驚きに染まる…。
注文した紅茶を飲んだ織子。
注文したアイスコーヒーを飲んだsakaki。
 ボフボフンッ!!
その2人を白煙が包んだ。

 守上藤丸:「けほっけほっ、いったい何が?」
煙が薄れ、そう言った守上藤丸の目がテンになる。
 織子:「けほっけほっ、いったいなんです~?」
 sakaki:「ごほごほっなんだってんだよ!?」
煙が晴れた。
そして、辺りを見回した2人は自分の姿を見て固まった。

一瞬の静寂…。

 sakaki:「なんじゃこりゃぁぁぁぁぁっ!!」
 織子:「ふええええええっ!?」
そして響く大絶叫。
なんと、織子とsakakiの体が縮んでいた。子供サイズである。

(イラストイメージ/再利用イラスト:E90マジックアイテム探しにて使用)
(絵:イズナ)

 sakaki:「体が…小っちゃくなっちまった!?」
 織子:「あ~ん、摂政~。(泣)」
 守上藤丸:「お、落ち着いて!2人ともっ!!」
そう言う守上藤丸が1番 ぐるぐる(@A@;三;@Д@)している。
チョコパフェにスプーンを突っ込んでぐりぐりかき回し始めた。高速で。
 織子:「このままじゃ、石塚さんに釣り合わなくなっちゃうよ~!(号泣)」
糸目の少年を思い、さらに大粒の涙がこぼれだす。
 守上藤丸:「そ、そうだ。こんな時こそ冷静に!え~とえ~と…」
もはやネーブルと化したチョコパフェを糖分…糖分…と呟きながら食しだす守上藤丸。
 sakaki:「なんだ?敵襲か?なにかの罠か?」
sakakiは、 あたふた ヽ(@A@ヽ;三;ノ@Д@)ノ きょろきょろ と完全にパニクっている。
 織子:「あ、でもでも、石塚さん妹好きだしその方向でお近づきに…えへ、えへへ。」
突然泣き止んで悦に浸る織子。
予測がつかぬは、女心と秋の空…とはよく言ったものである。

柱|ω=) じーっ
その様を柱の影からこそ~りとウォッチングしている兄猫。
 兄猫:「ふむ…今回は“若返り”の効果かな?かな?」
闇市で手に入れた“不思議なお薬”。
その効果はどうやら一定ではないようである。
柱|ω=)………。
柱|∀・)。o(守上摂政、端から見ると保父さんみたいだねぇwガンバっ!)
柱の影からにやにや笑うと、兄猫は厨房へと消えた…。

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1人、また1人と増えていく犠牲者…。
なんの因果か子守りする事になってしまった摂政。
はたして、ナニワの国に明日はあるのか?

次回、藩国クライシス戦記ナニ――∑(@曲@;)――ワ
第4話 『薔薇の花は咲いて散って…“アッー!”』

m9っ~(Φ∀Φ)~
兄猫:「次の犠牲者は…アンタだでよ~。げっげっげw(邪な笑い)」

○第4話○

ナニワアームズ商藩国、郊外を失踪する黒い影・・・。
ナニワの独自I=D、バーミーズである。
 イズナ:「加速は・・・OKだな。次、緊急回避のチェックいくぞ!」
ゴロゴロゴロ・・・ピカッ!
駆けるバーミーズの前方に人口落雷の光が現れる。
 イズナ:「未来予測開始・・・突っ込む!」
職業ホープの未来予測能力を開放するイズナ。
頭の中に浮かぶ数秒先の未来のビジョンと、目の前にある現実の状況を照らし合わせる。
不規則に降り注ぐ雷の雨の中を、ジグザグに動きながらバーミーズが駆け抜けた。

(イラストイメージ)
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(絵:シュウマイ)

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藩国クライシス戦記 ナニ――Σ(@曲@;)――ワ
第4話 『薔薇の花は咲いて散って・・・”アッー!”』
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 真輝:「あ、帰ってきたみたいだね。みんな、行くよ。」
整備工場へと戻ってきたバーミーズを整備士達が迎える。
猫士の整備士に指示を出しながら、名整備士の真輝が機体に声をかけた。
 真輝:「お疲れ様でした~。今度の機体は如何でしたか?」
 イズナ:「ああ、相変わらず最高の調整だったよ。」
ヘルメットを外し、コックピットから地上へ飛び降りるイズナ。
そこへ・・・
 ???:「おお~テスト運転デスかねぃ?」
そう能天気な声をあげて整備工場の奥から2人に近づく1人の男の姿。
 真輝:「あ、兄猫さん。ええ、新しく生産した機体のテスト運転です。」
 イズナ:「ふっ、すぐにでも実戦で使えるぜ!」
 兄猫:「見させていただいてましたよ。流石は”大地を這う稲妻”。」
その2つ名は伊達じゃありませんデスねぃと微笑みながら、2人にドリンクを渡す。
 真輝:「・・・これは?」
 兄猫:「特製の栄養ドリンクでありますよ。お2人共、お仕事お疲れ様なのデス。」
兄猫はそう労いの言葉をかけると、スタスタと歩き去っていった。
その彼の口元が ( ̄ー ̄)にた~り となっていたのに2人は気づかなかった・・・。

 真輝:「あ、けっこう美味しいかも、コレ。」
さっそく飲んでみる真輝。
ちょっとアルコール入ってるのかな~?とか思っていると、その真輝の目がトロンとしてくる。
さらに、頬が赤味を増し妙にドキドキし始める。
身体の奥から何かがこみ上げてくる・・・。
こみ上げて・・・
こみ上げて・・・
こみ上げてぇぇぇ・・・

ぶっぱん!!

真輝は盛大に鼻血を吹いて倒れた。

一方、イズナは貰った栄養ドリンクに妙な違和感を感じていた。
なにがどう妙なのかはわからないが・・・である。
しかし、テスト運転とは言えI=Dの操縦で身体に負荷かかったし~疲れたし~真輝も飲んでるし~で飲んでみるイズナ。
 イズナ:「…ちょっと甘めか?」

 ボフンッ!

突如イズナの身体がピンク色の煙に包まれた。

(パターン:イズナ@OH!釜×真輝)

真輝が目を覚ますと、視界に映ったのは天井であった。
 ???:「あらあら、やっとお目覚め?可愛い寝顔だったわよ、ぼうや。」
くすくすと笑う声が頭の上から聞こえた。
そこでやっと真輝は自分が膝枕されている事に気づく。
目だけで声の主を見ると優しい表情のイズナがいた。
彼が妖艶に微笑む。
思わずドキッとする真輝。顔を真っ赤にしてあわてて視線を逸らす。
 真輝:「(え?なんで?男の人に膝枕されてドキドキしてる?)」
ちょっと複雑な心の真輝を見下ろしながら、
 イズナ:「(かわいい子ねぇ~、食べちゃいたいくらいw)」
心の中でナニを考えていたのやら、舌なめずりするイズナ。

(@皿@;) ゾクッ!

真輝の背中に何とも言えない寒気が走った気がした。

 イズナ:「あ~もう、辛抱たまら~~~ん!」
そう叫ぶとイズナは真輝に頬ずりを始めた。

((((*▼∀▼*));@Д@)ノ すりすりすりすり…かみかみ(耳たぶを軽く噛んだ)

 真輝:「ちょ、や、やめてください!」
真輝は慌てて飛び起き、イズナから離れた。
 イズナ:「う~ふ~ふ~ふ~…子猫ちゃ~~~んv」
イズナの瞳が爛々と輝いている。
真輝はかつて無い程の危険を感じた。身の危険、精神の危険、そして、貞操の危険である。
 真輝:「ち、近づかないでくださいっ!!」
真輝は整備服のポケットからダイナマイトを取り出し牽制しようとする。
彼は実は”爆弾魔”の通り名を持つ爆弾マニアでもあるのだ。
ゆらり…イズナが異に解さず一歩踏み出した。

 ちゅどーん!ちゅどどーん!!

恐怖に耐え切れず真輝がダイナマイトを放り投げ、爆発が起こる。
爆音が響き、爆風がイズナを包み込む。
しかし次の瞬間、爆煙を割ってイズナが飛び出した。
未来予測能力を使って危険地帯を回避、そしてジャンプ!

すぽぽぽ~ん。

空中で衣服を脱ぎ捨てるイズナ。
いわゆる…ル・パ・ン・ダ・イ・ブ・!
無名世界観的に言うと”絶技:爆裂大加速”である。(←注:嘘です。信じないでください!)
 イズナ:「いっただっきま~~~~~す♪」
 真輝:「い、いぃぃぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
辺りに悲鳴が響いた…。

<一方その頃>

壁|;@Д@)∞ ………。 

壁|___ヽ
壁|@Д@入 かぽっ<かつらセット

壁|___ヽ
壁|@曲@入 「あんな所でナニを…いけませんわ!いけませんわぁぁぁあああっ!!」

イズナと真輝を整備場のかな~り遠くからウォッチングしていた兄猫である。
わざわざカツラまでつけて某ツンデレ女史@青の章を演じている。
 兄猫:「…ま、まぁ、愛の形は自由だわね?これ以上覗くは野暮ってもんだ、HAHAHA…。」
いろんな意味で イ ・ ケ ・ ナ ・ イ ・ 世界をかい間見た兄猫は疲れきった表情でそう呟いた。
(; ̄Д ̄) ………。
双眼鏡を片付け、しばし遠い目でどこか虚空を見つめる。
イズナさんと真輝さんの背後に薔薇の花が見えてたなんて事は断じて無いっ!無いったら無いの!!

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いろんな形で藩国(の国民)へと災厄がやって来る。
はたして、誰が彼の暴走を止めるのか!?

次回、藩国クライシス戦記ナニ――∑(@曲@;)――ワ
第5話 『悪いことはしちゃイケマセンやね~♪』

m9~(Ф∀Ф)~
 兄猫:「次の犠牲者は…NPCだでよ~♪げっげっげw(邪な笑い)」


(文:猫屋敷 兄猫)


最終更新:2007年12月06日 17:47