西国人+名パイロット+ホープ+強化新型ホープ

ホープ より継承1世代目: ハイクオリティボーナス対象(+1)  感覚+1

アイドレス名 体格 筋力 耐久力 外見 敏捷 器用 感覚 知識 幸運
西国人 -1
名パイロット -1 -1
ホープ 2+1
強化新型ホープ
合計 -1
西国人は個別通過済み

イラスト設定

(人物線画:乃亜Ⅰ型、人物着色:守上藤丸、背景:乃亜Ⅰ型) ※このイラストはエノラと対になっています。
名パイロット
 要点:略帽、イエロージャンパー、航空用腕時計
ホープ
 要点:太陽系総軍軍服風、スラックス
 周辺環境:軍艦
強化新型ホープ
 要点:ホープ、ちょっと悪そうな顔立ち、バカにしたような顔、サングラス、太陽系総軍制服(男)
 周辺環境:夜明けの船

文章設定

如何なる悲しい運命も
如何なる苦しい状況も
乗り越えて行きましょう
我らこそは
闇を払う者
絶望の天敵
(ホープ強化訓練のスローガン)

星見司処がもたらした情報にこんなものがある
http://eyedress.at.webry.info/200705/article_29.html
 絢爛世界
 世界崩壊=全知類の消滅、とのこと。
 切断寸前の情報では、ホワイト、地球に進出。
 アエリア消滅、小カトー戦死。

介入不能の絢爛世界で大事件が起こっていたらしい。
ここ、にゃんにゃん共和国は西国、偵察王サターンが治めるナニワアームズ商藩国。
この国には【ホープ】がいた。
小カトーの友にして希望の絢爛舞踏【ホープ】が。
彼らは、どうにかして彼の少年を救出できんものかなぁ?と考えていた。

そんな中…
突然のエノラ(ACE)の登場。
そして新兵器、希望号1号機の開発。
あるかないか分からない救出作戦のため、着々とすすむ準備の中
職業ホープの強化訓練が計画される…。

///***///

空港へと続く【交易路】を、一人歩く男がいる。
青と黒を基調とした【太陽系総軍軍服風】の制服を着た【ホープ】。
猫屋敷兄猫である。
【スラックス】をはいたその足どりは…重い。
外に広がるは西国特有の砂漠。
遠くには【オアシス】と【蜃気楼】が見える。
普段なら見るものの心を癒すオアシスだが、今の彼には効果がないようだった。
猫屋敷兄猫「あ…熱い…。」
なんの事はない、外の気温にバテていただけだ。

乃亜I型「よぉ!な~に辛気臭い顔してんだ?」
ホードー「オヤ?ドウシマシタ?兄猫サン。」
男っぽい口調の女とカタカナ言葉の男に声をかけられた。
凄腕のサイボーグ歩兵として”同性”からアイドル扱いを受けている乃亜I型。
その隣には謎のカール髭をもつ【名パイロット】のホードーがいる。
ムキムキ筋肉だるまの身体で【イェロージャンパー】がミチミチしてしている。
どう鍛えたらパイロットにあんな筋肉がつくのだろう?

猫屋敷兄猫「…あ゙~?…乃亜ざ~ん゙?」
既に希望の絢爛舞踏の面影は微塵もない猫屋敷兄猫。
乃亜I型「おいおい、大丈夫かぁ?」
乃亜I型が【エキゾチックな瞳】で覗き込む。
猫屋敷兄猫、汗だくである。
乃亜I型「そんな軍服で外でるからだろ~。」
乃亜I型の【砂避け、日焼け対策】されたマントが風を受けてひるがえった。
ホードー「セメテ帽子グライ被ルベキデスネ。」
名パイロットへの支給品【略帽】を指差すホードー。
どう見ても日除け面積が小さいのはツッコマないでおこう。
面々は、まるでゾンビのように歩く猫屋敷兄猫と共に冷房の効いた【涼しい家】、空港へと入る。

猫屋敷兄猫「ふぃ~、生き返ったぁ~。」
乃亜I型「ひょろいな~、いつもこんな所で道楽してるからだぜ?」
半ば呆れ顔。やれやれという表情である。
乃亜I型「?あれ?今日ってお前、アバラーヤ勤めじゃなかったか?」
猫屋敷兄猫「緊急招集されたんデスよ~。」
そう、先ほど全ホープに緊急招集が行われたのだ。
猫屋敷兄猫「【軍艦】に集まれだってさ。で、空港の直通エレベーターの所に来たわけ。」
冷房に涼みながらエレベーターを目指し歩く。
乃亜I型「ふーん、それってアタシやホードーは行かなくて良いのか?」
猫屋敷兄猫「う~ん、ホープだけ来いって言われたから…ってあ、今何時?」
ホードー「今ノ時間ハデスネ……。」
腕の【航空用腕時計】を見せるホードー。
猫屋敷兄猫「ゲッ!ヤヴァ!遅刻じゃんコレ。」
慌てて走り出す猫屋敷兄猫。

ホードー「ア、行ッチャッタ…。」
乃亜I型「…なんだかなぁ~。」
あきれた感じで呟く。
遠ざかる姿を彼女は【灰色の切り髪】をガシガシかきながら見送った。

ナニワアームズ商藩国は地下都市である。
空港の直通エレベーターを下ると、そこには【巨大な港】を持つ地底湖があった。
港に浮かぶ【軍艦】…絢爛舞踏祭の【夜明けの船】をイメージしたその艦にホープが集められた。
その目的とは…強化訓練であった。

///***///

ホープの強化訓練は想像を絶した。
開発されている希望号1号機はRB…絢爛世界の火星で稼動する。
そこは水の星。いわく水中戦の訓練が必要であったのだ。
幸いな事に、ナニワアームズ商藩国には【巨大な港】の地底湖がある。
水中戦が可能なターキッシュバンを使い、水中での機動訓練が行われた。
【コックピット】に身を沈め、訓練開始の時を待つ…。

訓練1: 基礎的な機動訓練
訓練内容:急速潜行、急速浮上、増速、減速、旋回…。
パイロットとして、恒常的な耐G訓練を行っていた事もあり、急激な動きには耐性がついてはいた。
しかし、慣れない水中での操縦。
宇宙、空とは違った限られた空間。
…もしもの時のために救護艇が出てはいたが、大地に接触=圧壊でもすれば命に関わるのである。

訓練2:発展系の機動訓練
訓練内容:バレルロール、インメルマン旋回…。
基礎機動に慣れてきたころ、発展系の機動訓練が行われた。
水中でムーンサルトや上半身ひねりみたいな曲芸ばりの事を要求された。
パイロットにかかる負担が格段に跳ね上がる。
もちろん、機体にもである。
機体を整備する整備士の協力なくしてはこの訓練は続かなかったろう。

訓練3: 絶対物理防壁下を想定しての訓練
訓練内容:特殊
この訓練は過酷を極めた。
絶対物理防壁は音波や電波、磁場、光学など物理的影響を一切遮断、無効化する。
モニターカメラ…OFF
レーダー…OFF
ソナー…OFF
その状態を想定した戦闘訓練は無音、無視界の状態での訓練であった。
見えない状態での移動…、見えない的への攻撃…。
闇に耐える心、孤独に耐える心、直感、危険感知能力…全てを鍛え上げ時、
新たな力、未来予測とも呼べる空間把握能力が強化されるのである。

強化新型ホープ…
目も覚めるような青い【太陽系総軍制服】を着る【男】。
かの訓練を乗り越えた彼らには特注の【サングラス】が与えられた。
常に闇を見据え、どんな絶望の闇だろうと乗り越えていく…その意思を表すが如く。
端から見たら【ちょっと悪そうな顔立ち】に見えるが、何故かそこも魅力の1つとなっていた。
今、流行のちょい悪というやつだろうか?
口元に皮肉な笑みを作ってみる…今のこの状況を【バカにしたかのような顔】だ。
運命が殺し合いをさせようと言うのなら、それに反逆してやろう。
絶望を希望に変える…それが【ホープ】の名を持つ者の宿命なのだから。

(文:猫屋敷 兄猫)
西国人
 要点:砂避け、日焼け対策された服装、エキゾチックな人材、灰色の髪
 周辺環境:交易路、涼しい家、巨大な港、オアシス、蜃気楼
名パイロット
 要点:略帽、イエロージャンパー、航空用腕時計
 周辺環境:コクピット
ホープ
 要点:太陽系総軍軍服風、スラックス
 周辺環境:軍艦
強化新型ホープ
 要点:ホープ、ちょっと悪そうな顔立ち、バカにしたような顔、サングラス、太陽系総軍制服(男)
 周辺環境:夜明けの船





















最終更新:2008年07月19日 22:17
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