お得?納得情報! > カメラ関連用品

目次
   



デジタルフォトフレーム


デジタルフォトフレームで写真をディスプレーして、インテリアの1部として
楽しんでいる方も、最近は増えているのではないでしょうか?
複数の画像を、1つのフレームで楽しめるので、たくさん飾る手間も、スペースも省けます。
  • 撮影した画像を次々表示してくれるスライドショー
  • 音楽データをBGMにして楽しめる
  • 撮影した動画も簡単に再生
等、今までのいわゆる写真立てとは同じフレームと名が付いてますが、随分違いがあります。
むしろ家電の領域ですね。

御購入の参考のひとつとして、最近の(刻々と変化はしますが)売れ筋ベスト3を御紹介します。
(2011年3月末現在)

1位
ソニーDPF-D720(ブラック)
7インチ液晶パネル 画素数:800×480 内蔵メモリ:2GB
(約18.6cm×11.0cm)
2位
パナソニックMW-15-K(ブラック)
9インチ液晶パネル 画素数:800×480 内蔵メモリ:2GB
(22.86cm×14.2cm)
3位
ヤシカDVF813
8インチ液晶パネル 画素数:800×600 内蔵メモリ:1GB
(20.0cm×16.5cm)
(商品名、写真をクリックすると、新しいウィンドウでメーカーページが開きます。)

金額的には1万円前後のものがよく出ているようです。  
インテリアに映えるブラックのフレームが好まれているようですね。
ちなみにランキング12位フジDP-S7Vの前のモデルDP-7Vの現物です。
7インチの液晶パネルですが、 190g入りの缶コーヒーとの大きさ比較です


ちょっと見えづらいと思いますが、裏側に4種類のメモリーカードに対応した
カードスロットがあります。
木目の感じもナチュラルでいいですよね。


自宅用もさることながら、やはりギフトとしての需要が多いようです。
特に離れて住んでおられるおじいちゃん、おばあちゃんに
予めお孫さんのかわいい画像等を内蔵メモリにインプットしたり、
初期セッティングをして差し上げることが出来ます。
基本操作はリモコンで簡単に出来るので、
デジタルはどうも苦手、パソコンが無い、と言う年配の方には
うれしい1品かもしれませんね。

新しい画像がたまったら、SDカードなどのメディアから
内蔵メモリに移して古いものと入れ替えたり、
順番を変えて取り込んだり・・・いろんな楽しみ方されてみては!

気になる電気代ですが、使用環境や機種などにより差はあるものの、
1年間つけっぱなしで(寝ているときや外出時は消しますよね?)
年間で500円前後から900円までと、
こんなに写真ライフを楽しめて、ならお安いですよね。
まずは、気軽に楽しんでみては如何でしょう!!

写真をプリントして飾ることの少なくなった昨今、
たくさんのデータを生活の中で目にすることが出来るフォトフレーム、
懐かしい思い出のあのシーンが蘇り、家族での楽しい会話が増えるかもしれません。




電池の種類その1


一口に電池と言ってもたくさんの種類があります。
細かく分類すると、驚く無かれ4000種類!
簡単に電池とは・・・のお話です

二つに大きく分けてみます。
一次電池・・・充電できない使いきりタイプ
アルカリ乾電池・マンガン乾電池・ボタン電池・リチウム乾電池等) 
ちなみに現在では、家庭で使われる主流はアルカリです。

二次電池・・・充電して繰り返し使えるタイプ
デジカメやビデオカメラ、携帯電話などに使われているリチウム二次電池や
ニカド電池、ニッケル水素電池等)

身近なところでの一次電池について(種類、特徴等)

乾電池は基本的に、2種類の金属と金属の酸化物、電解液の3種の物質で
構成されています。

アルカリとマンガンの違いは構成している材料や構造の違いです。

マンガン アルカリ
プラス極に二酸化マンガン、
電解液に塩化アンモニウム、
マイナス極に亜鉛を使用。
世界で1番使われている
歴史の古い乾電池です。
電解液に電流の流れやすい。
水酸化カリウムというアルカリ性水溶液を
使用しているため、マンガンより
大きな電流が取り出せます。

ニッケル水素
見た目は一次電池と同じでもこれは二次電池です。
充放電して繰り返し使えるエコな電池です。
大きな電流を、安定して取り出せます。

アルカリ電池はマンガンに比べて、強力な電気を持続的に出すことが出来ます。
なので、ポータブルカセット・MDなどのウォークマン・ラジコン・ラジオ・
デジカメなど大きな電流を必要とする機器では有効に使用できます。
アルカリ電池は内部での変化が激しく速いので、一度に大きな電気を利用するときは
良いのですが、逆に長~く一定の電気を使う場合は不向きです。

マンガン電池は電池自体の劣化、反応速度が低速なので、一度に大量の電気を
消費する機器には不向きです。その反面保持性が高く安定した電気が供給出来ます。
一定のリズムで決まった量の電気を消費する機器、例えば時計・リモコン
たまに使う懐中電気などには向いています。
アルカリ電池より長持ちの場合もあり、それぞれにあった用途での賢い選択が必要ですね。

知っておくと便利ですよ!

次回はもっと違った形の電池についてお話ししたいと思います。




電池の種類その2


前回に引き続き、電池のお話
今回は、いろいろある電池の形について・・・

筒形


一番ポピュラーな電池ではないでしょうか?
前回お話したように使いきりのタイプと、繰り返して使える充電式とがありますが、
見た目は同じ形です。
リモコン・時計・音楽プレーヤー・懐中電灯・デジタルカメラ・玩具・ラジカセ
電動歯ブラシなど、生活に密着した身近なものに使われていますよね。

コイン形


ボタン形


こちらもよく見かける形ですね。
筒形に比べて薄くてコンパクト。


コイン形とボタン形は厚みも違います。
小型ゲーム機・電子玩具・デジタル体温計・万歩計・補聴器など小さな機器に
使われています。
現在露出計は大判カメラ以外殆どカメラ内蔵ですが、
古いカメラで、MR-9と言うボタン電池が使われているものがあります。
この電池は製造中止となっているため、入手し易いSR44やLR44をアダプターに入れて代替出来ます。
形はよく似てるんですけど・・・

見た目はほとんど変わらなくても、型番が違うこともよくありますので
ご購入の際は、現物と見比べてというよりは、型番で選ぶほうが確実です。

パック形


使いきりタイプより、頻繁に目にするものではありませんが、充電タイプが
多いのも特徴です。
コードレス電話機・電動工具・携帯電話・デジタルカメラ・フィルムカメラ
ノートパソコン
アシスト自転車・携帯ゲーム機などそういえば近頃この形の電池もよく使ってるな
って思い当たりますよね。

カーバッテリー


蓄電能力が大きく、皆様ご存知、自動車・バイク・農作業車などに使用されてます。
充電タイプです。

ピン形


ピンの形のピン形、釣りをなさる方はご存知かと思いますが、電子ウキに使われてます。
こちらは使い切りタイプ。
他に薄いシート状のものがあります。充電タイプのリチウムイオン電池で、
音楽プレーヤー・PDAなど機器組み込み型として使われています。

いろんな種類、いろんな形の電池。
その特性により、さまざまなシーンで私たちの生活に
なくてはならないものとなってます。
特性を生かし、地球に優しい上手な使い方を心がけたいものですね。

次回はカメラ専用バッテリーと充電器のお話・・・




カメラ専用バッテリーと充電器


電池の形や種類について、
2回にわたってざっとお話して参りましたが、今回が最終回となります。
デジカメ中心でお話を進めていきますが、専用の電池と充電器について・・・

◆電池
デジカメ用として使われている専用充電池の多くは、
リチウムイオン電池が使われています。
機種ごとに形状が異なっているため、他機種への流用ができません。

皆様お持ちのデジカメもほとんどは
こんな形のパック形電池が使われていると思います。


約3から4cm四方、0.5cmほどの薄さ、
とってもコンパクトで、どんどん薄く小型化している
コンパクトデジカメにはぴったりです。

メーカーによっては、異なる機種や他のメーカーと
ある程度互換性を持たせたりしてるものもありますが、
同じものが使えることは稀です。

リチウムイオン電池は電圧の低下が少なく、
大電流をほぼ一定した電圧で取り出せます。
長時間の撮影も可能となります。

カメラによって異なりますが、フル充電状態で、
通常は、あくまで目安としてですが、数百~数千コマ近く連続で撮影が出来ます。
但し、カメラの内蔵ストロボを多用するかどうか、
オートフォーカス機能や電動ズームを頻繁に行うかどうかなど、
使用状況によっても消耗度は大きく変わってきます。
更に自己放電が非常に少なく、低温での使用にも強いと言う特性があります。

その一方で、使いきりの電池に比べると、
在庫をおいてないところも多く、どこででも簡単には手に入りにくく、
値段も一つが¥3000以上と高価です。

おまけに専用充電池には専用の充電器が必要!と言う事で、
ますます出費がかさみます・・・


◆充電器
A.こんな風にバッテリーを専用のアダプターに入れて
コードに接続してコンセントに差し込むタイプ


B.これは携帯電話ですが、バッテリーを入れたままの本体にコードを接続して
コンセントに差し込むタイプ


後バッテリーをセットした充電器を直接コンセントに
差し込むタイプなどがありますが、
先程も申し上げた様に、機種により、バッテリーの種類により
違う充電器が必要であるのが悩みの種ですね。

ところが最近出ましたよ、マルチに活躍する充電器が・・・
携帯電話との大きさ比較です。


パック形の電池は大きさに合わせてスライドさせて調整できます。
楕円のところは充電状況をお知らせするモニターです。


対象充電池はリチウムイオンバッテリーパック(13.6V~7.4Vまで)


単3形充電池(ニッケル水素・ニカド)
単4形充電池(ニッケル水素・ニカド)

単3充電はこんな風


(この商品、ケンコー・マルチバッテリーチャージャー[エネルグ]
 当店にて¥2,980にて好評発売中[金額は2011年7月現在])

ハイパワーで急速充電可能、やはり次々出てくるものです。
何でも新しいものがよい訳ではありませんが、
便利で安全で地球に優しいものの情報は、
常に意識して取り入れていきたいでね。


3回にわたってお話して参りました電池に関するお話は
ひとまず今回を持ちまして終了となります。

何かしらお役に立つことがあれば幸いです。
さて次回は最近目にすることも少なくなってしまいましたが、
フィルムについてのお話をさせて頂きます。




フィルムの種類


近頃ではデジカメを使う方が圧倒的に増えているので、
あまりおめにかかることのなくなったフィルムですが、
写真屋さんとして、一般的なフィルムについても簡単にご紹介しておきます。

フィルムは大きく分けて、ネガとポジ、白黒とカラーになります。

A.ネガフィルム

ネガという呼び名は、明暗や濃淡、色が実際とは逆に記録されるところからきています。
語源はネガティブ(Negative:否定的)
これを略してネガと呼んでいます。
プリントすることで撮影時の被写体の明暗、濃淡、色合いを再現します。

B.ポジフィルム(リバーサルフィルム)

フイルムの例

ポジという呼び名は明暗や濃淡、
色が実際と同じに記録されるところからきています。
語源はポジティブ(Positive:肯定的)
これを略してポジと呼んでいます。

カラーフィルムと違ってプリントしなくても
被写体の明暗や濃淡、色を撮影したときの状態で見ることが出来ます。

Ⅰ.モノロフィルム

フイルムの例

正確には黒白フィルムといいますが、
一般的には「白黒フィルム」、「モノクロフィルム」
「モノクロームフィルム」と呼ばれています。

ちなみに英語では、Black and White。略してB&W。
どんな色の被写体も白と黒の濃淡で記録されます。

白黒のネガフィルムの場合、フィルム上には
被写体の色情報は省略され、明暗は逆に記録される
、つまり被写体の明るいところは濃く、暗いところは薄く記録されるのです。

プリントすることで、撮影時の被写体の明暗や濃淡を再現します。
モノクロフィルムは、画面が金属の銀で作られている為、
画像の保存性がよいという特徴があります。

カラーフィルムより温度管理が簡単で、
現像のプロセスも2種類の薬品を必要とするだけなので、
比較的自家現像が容易に出来ます。

Ⅱ.カラーフィルム

フイルムの例

カラーネガフィルムは実際の明暗や濃淡が
逆のネガ像といわれる状態で記録されていますが、
プリントによって撮影時の被写体の明暗や濃淡、色を再現します。

実際の明暗や濃淡、色合いがそのまま記録されるカラーポジフィルムは、
カラーリバーサルフィルムということの方が多いようです。
カラーリバーサルフィルムの使い方の1つに、スライド映写があるので、
カラースライドフィルムということもあります。
この他、撮影条件や使用目的に応じたフィルム(赤外線用や医療用フィルム)などいろいろあります。

更に代表的なフィルムのサイズをご紹介しておきます。

①35ミリフィルム

最も一般的なフィルムです。
ちなみに35ミリは映画用プロフィルムからの転用です。
35ミリという数値は、フィルムの寸法からきています。
画像が映りこむ画面サイズは24×36ミリでこれは
ライカ社とアイス・イコン社が採用したことがきっかけです。
このことから35ミリフィルムのことを「ライカ判」ということもあります。


(1)パトローネ

35ミリフィルムをロール状態で巻き込んでいる円筒形の金属性収納ケース。
パトローネはドイツ語、英語ではカートリッジ。

(2)フタ
上としたからパトローネを固定。

(3)スプール
ツバのついた芯のこと。このスプールにフィルムが巻きつけられています。
スプールを上から見ると、内側に両脇から歯のようなものが出ていて
カメラ側の巻き戻しクランクの芯に切ってある溝を噛むようになっている。

(4)DXコード
フィルム感度などの情報をカメラに伝える。

(5)テレンプ
ドイツ語。フィルムの出入り口に張られている光を
パトローネの中にいれないための黒い遮光布。

(6)パーフォレーション
撮影時、フィルムを巻き上げるときに、カメラ側のスプールという歯車とかみ合って
フィルムを送る穴。35ミリフィルムの場合穴8個で1コマ分のフィルムガ送られる。

(7)リーダー部(ベロ)
フィルムの先端部を指し、ベロともいう。

(8)感光乳剤面
フィルムはこの部分が内側になるように巻かれており、
カメラにセットした時、この面がレンズ側にくる。

(9)ベース面
この面の上に青、緑、赤の各色の光に反応する乳剤をね塗りしている。


②APSフィルム

#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (aps1.jpg)
#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (aps2.jpg)

APSカメラに使われます。
フィルムの端に撮影時のデータやラボの処理データが記録されます。
(当時は画期的なフィルムでしたが、今年いっぱいで、生産終了となります。)
フィルムはカートリッジに入っており、フィルムを引き出す部分には
遮光フタがついて外からの光が入らないようになっています。
画像が映りこむ部分のサイズは30.2センチ×16.7センチです。

③ブローニーフィルム(中判フィルム)

基本は6センチ幅のフィルム。
1コマ分のサイズは使用するカメラのサイズによって
6×4.5・6×6・6×7・6×9等に分かれます。

フィルムの長さ・・・120と220の2種類
撮影可能枚数
6×4.5だと120で15枚、220で20枚
6×6だと120で12枚、220で24枚

④大判用フィルム
シートフィルムという1枚ずつカットされたフィルム。
4×5インチ、5×7インチ、8×10インチ、10×12インチなど
この中で4×5インチは大判フィルムの代表格。「シノゴ」といわれることもあります。
あらかじめ暗室でシートを1枚ずつ専用のフィルムホルダーに入れて撮影します。

最後に「ISO」で表記されるフィルムの感度について・・・
少し前には「ASA」などとも表現されてました。
フィルムのパッケージに「○○カラー100」とか
「○○カラー400」とか書かれているあれです。

数字が大きいほど感度は高くなります。
ISO100の倍はISO200、その倍がISO400と続いていきます。
感度が高ければそれだけ少ない光でも撮りやすいという事です。

ですが、常に感度が高いフィルムが良いかというと、そうではありません。
フィルムの光に感光する部分は粒状です。
目に見えない細かい粒状のものが集まって像を作っています。

感度の高いフィルムの粒子は大きな粒で感光しやすくなってます。
逆に感度の低いものは小さくなってます。
なので、感度の低いフィルムは細かい粒で像が作られているので、なめらかな画像となり、
感度の高いフィルムは粗い粒子の集まりなのでざらついた感じになるのです。

サービスサイズくらいだと気にならない程度ですが、
大きくプリントすればするほど目立ってきます。

目安としてサービスプリント目的のスナップ程度ならISO400、
大きくプリントしたいならISO100、
ストロボが必要な撮影条件で、ストロボが届かない広い場所やストロボ禁止の場合とかは
ISO800やISO1600を使ってはどうでしょう。

次回はデジタルカメラの言わばフィルムというべきメモリーカードについて・・・




メモリーカードの種類その1(形状)


デジカメなどで写真を記録するメモリーカードにはいくつかの種類があります。
その役割は同じですが、機種によって形状が異なったり、お互いの互換性がないので
どれでもOKと言う訳ではありませんから、自分のカードの種類を把握しておく必要があります。
但しごく一部の機種では、SDカードとxDカードの両方が使える場合もあります。

皆様よくご存知とは思いますが、一般的なメモリーカードをご紹介します。

SDメモリーカード


切手くらいの大きさで今現在、デジカメで一番多く採用されている形状です。
著作権保護機能を備えているので音楽用にも利用可能です。
最大2GBまでラインナップされていて、転送スピードが速い高速タイプもあります。
転送スピードごとに「クラス」が定義され、Class6,Class4,Class2があります。

SDHCメモリーカード


メモリーカードの上位規格で、高画素デジタルカメラ、ビデオカメラなどのデジタル家電で
採用が広がっています。記憶容量の規格は4~32GBまであります。
こちらも転送スピードごとに「クラス」が定義されClass10、Class6、Class4、Class2があり
SDHCカードはSDHCに対応した機器でのみ利用可能となります。
ですので、古い機種では対応していないものも多いので、ご購入の際はご注意ください!

SDXCメモリーカード


SDメモリーカードの上位規格で記憶容量の規格は最大2TB(テラバイト)まで、
最大転送速度300MB/秒を実現する次世代のSDカードです。
高画素のデジタル一眼や、HDビデオカメラでの長時間記録などの利用が想定されています。
このカードもSDXCに対応した機器でのみ利用可能です。

miniSDメモリーカード



少し前までカメラ付ケータイで主に採用されていた形状のメモリーカードです。
カードアダプター使用で、SDカードとしての使用可能。
32MB~2GBまでラインナップされています。


MicroSDHCメモリーカード


カメラ付ケータイで今主流の形状のメモリーカードです。
miniSDカードと同じくカードアダプター使用で、SDHCカードとしての使用可能。
同じく専用のアダプターを使えば、XDカードとしての使用も可能。
4GB~16GBまでラインナップされています。


ⅹDピクチャーカード


主にフジフィルム、オリンパスが採用していますが、現在デジカメで採用されている
メモリーカードの主流がSDメモリーカードなので、この二つのメーカーもSDカード
採用の機種へと切り替わってきています。
薄くてコンパクト、16MB~2GBがラインナップされています。
無印とTypeMとかTypeHの表記があるものを目にされると思いますが、大容量化に伴い
書き込み時の転送速度が向上しているのです。
ざっと以下のような数値になりますので、あくまで目安として参考になさって下さい。
これも古い機種など無印以外は対応できない場合がありますのでご確認ください。

データ転送速度
種類 容量 書き込み 読み出し
無印 16-32MB 1.3MB/秒 5.0MB/秒
無印 64-512MB 3.0MB/秒 5.0MB/秒
TypeM 256-2GB 2.5MB/秒 4.0MB/秒
TypeH 256-2GB 5.0-9.0MB/秒 8.0-15.0MB/秒

メモリースティック


ソニーのパソコン、バイオシリーズならほとんどの機種で、アダプタなしの読み込み可能
など、他のソニーAV機器との互換性が高いのが特徴。
16MB~128MBがラインナップされています。


メモリースティックPRO



従来のメモリースティックより大容量化されていて、256MB~2GBまでがラインナップされています。


メモリースティックDuo


従来の1/3サイズでソニー製携帯電話などで採用されています。
32MB~128MBがラインナップされています。


メモリースティックPRO Duo


メモリースティックDuo同様コンパクトで256MB~2GBまでがラインナップされています。

コンパクトフラッシュ


デジタル一眼レフで広く採用されているカードで、転送スピードが速い高速タイプもあります。
高画素撮影に対応するため大容量のカードがラインナップされ、最大64GBのものもあります。

マイクロドライブ


超コンパクトサイズのハードディスクで、同容量なら他の半導体を使ったメモリーカードよりも安価です。
1G~4Gへ大容量化が可能で、高画素デジタル一眼レフでの利用に適しています。
サイズ、形状共にコンパクトフラッシュと同じです。

スマートメディア


かつては、利用できるデジタルカメラも多かったのですが、最大で128MBまでしか
利用できないこともあって、今では採用する機種はほとんどないでしょう。



1000万画素以上のデジカメが多くなった中、高画素な記録を目的とした大容量カードが
登場してきています。予算に余裕があれば、少々値段が高くても容量の大きなカードだと
1枚あたりの撮影枚数が多く、カードを差し替える手間が省けて便利です。
ただし、高画素な設定で撮影する機会が多いと、撮影時の記録、再生の表示、
パソコンへの転送に時間がかかります。

それら転送スピードを高速化したーカードもありますが、
普通のカードに比べると同じ容量のものと価格を比べる、2~3割ほど高くなります。
メモリーカードの価格も年々下がる傾向にありますが、使用する機種や目的にあった形状と
容量を選択してくださいね。

ここでご注意して頂きたい事がひとつ、

大容量のものだと何百何千といくらでもデータが入っていきますが、
メモリーカードは、あくまで撮影用の一時保管用のメディアとしての活用であって
中の大事なデータは、できるだけ早めにCDやDVDに保存またはプリントしておいてください。


次回はカードの容量についてのお話です。




メモリーカードの種類その2(容量)


デジタルカメラで撮影した画像を記録する、言わばフィルムのような役割のメモリーカード。
いろんな種類を前回形状をメインにご紹介しましたが、今回は中身、容量について・・・

容量って何?
コンピュータで扱われるデータは目に見えないのですが、量(サイズ)を表す場合に「容量」
と呼び、多い少ないを「容量が大きい、小さい」と表現します。

データの最小単位にはbit(ビット)があります。1bitでは「オン・オフ」「Yes・No」など2通りの
情報を扱え、2bit(2の2乗)では「前後左右」など4通りの情報を扱えます。
このようにデータ量の計算は「2進数」を用います。
半角英数文字を扱える8bit(2の8乗、256通りの情報)が、1byte(バイト)と決められています。
半角英数文字のことを「1バイト文字」と呼ぶのは、このためです。
biteは単に「B」「b」と表記されます。

byteも「1000m=1km」と同じように一定の容量ごとに単位が変わります。
中途半端ではありますが、byteでは1024ごとに単位が変わります。
これは「2進数」で計算した場合、2の10乗である1024が1000に近いからです。
デジタルカメラの世界では、bitを意識することはほとんどないので、ややこしいことは気にせず
「そういう仕様になってる」ことだけ頭の隅に入れておいてください。

単位の変化
1024B(バイト)・・・・・・・1KB(キロバイト)
1024KB(キロバイト)・・1MB(メガバイト)
1024MB(メガバイト)・・1GB(ギガバイト)
1024GB(ギガバイト)・・1TB(テラバイト)

デジカメで200万画素で撮影した1枚の写真の容量が約500KBだとした場合
512MBのメモリーカードには約何枚保存できるでしょうか?

10枚撮って  500KB×10枚=5000KB・・・・・10枚で約5MB
       512MBだと約1000枚保存できるという計算になります。

大まかな画素数・メモリー容量別の撮影可能枚数と、1画像あたりの平均ファイルサイズを
ざっと表にしてみました。

画素数・メモリー容量別 撮影可能枚数と1画像あたりの平均ファイルサイズ一覧表
画素数 512MB 1GB 4GB 16GB
1400万画素 82枚 161枚 645枚 2580枚
1000万画素 96枚 188枚 754枚 3018枚
800万画素 124枚 243枚 975枚 3902枚
500万画素 196枚 384枚 1538枚 6153枚

※画素数平均ファイルサイズ
  1400万画素6.2MB
  1000万画素5.3MB
  800万画素4.1MB
  500万画素2.6MB
  動画(640×480): 1GB=約20分
  AVCHD 動画(1280×720): 1GB=約15分
※JPEGの最高画質(低圧縮)で撮影した場合のサイズ。各メーカー公表のデータを基に作成。
  動画撮影時間は、機種依存によるところが大きいことに留意する。

あくまで目安として参考になさって下さい。

ここで出来るだけ撮影枚数を増やしたいという場合、
LやMといったサイズを変える以外に
画像ファイルをどれだけ圧縮するかという
クオリティ(画質)を変えることで撮影枚数を増やせます。
ただしあまり圧縮しすぎると、プリントした際、
画質が悪くなり更に表現できる色の数も減ってしまいますので、ご注意ください。

記録サイズや画質の数値及びそれに対する呼称は
メーカーや機種によって異なることもありますので
画面や説明書で一度確認してくださいね。

ちなみに下記画面はFujifilm FINEPIX JX180での画像サイズの表示選択画面


こちらは画質の選択画面です。


では、少しでも撮影枚数を増やしつつ、きれいな画像を保つには?

L版~KG版でプリントする場合
Mサイズで低圧縮(ファイン)で撮影しましょう。
※2048×1456(300万画素)の画素数(サイズ)以下に落とさないことをおすすめします。

A4サイズなどでプリントする場合
Lサイズで高圧縮(ノーマル)で撮影しましょう。

プリントしないで、パソコンで見るだけの場合
Sサイズで高圧縮(ノーマル)で大丈夫です。

最近では、大容量のメモリーカードの価格も
下がってきて、お求め安くなっています。
出来れば枚数とか気にしなくていいように、
容量に少し余裕のあるメモリーカードを用意しておくのが良いかと思います。

次回は更に掘り下げて、SDHCメモリーカードとスピードクラスについて・・・




メモリーカードの種類その3(SDHCとスピードクラス)


SDメモリーカードって皆様ご存知ですよね。

でも詳しく言うとSDHCメモリーカードをご使用の方、最近では多いと思います。
なにそれ?って方に簡単にご説明します。


旧来のSDメモリーカードはFAT32と言うファイルシステムに未対応で、
規格上の最大容量は2GBとなっていました。
(ファイルシステムとはOSがファイルを管理し、
 データを読み書きできるようにする為の仕組みのことです。)

注:ウィンドウズ98などのひと前のパソコンではFAT32が採用されていますが、
  2000以降のXPやVistaではNTFSが使われています。

ファイルシステム FAT32 NTFS
1ドライブの最大容量 32GB 2TB
1ファイルの最大容量 4GB 2TB
主な対応OS Windwos 98、ME、2000、XP、Vista Windwos 2000、XP、Vista
フォルダの暗号化 なし あり
圧縮機能 なし あり
採用しているHDD 外付けHDD 内蔵HDD

現在では一般に、内蔵HDDがNTFS、外付けHDDはFAT32が使われています。
外付けHDDにFAT32が使われている理由は、FAT32の方がいろいろなOSに対応しているためで、
どんなパソコンに接続しても外付けHDDを使えるようにしているのです。

しかし、デジタルカメラの高画素化や動画撮影機能の充実によって
データの大容量化が進行、パソコンのストレージ(補助記憶装置)の上限が
2GBでは十分ではなくなり始めた為2006年にSDメモリーカードをFAT32に対応させると同時に、
動画撮影などに対応する為、最低保証転送速度を規定したクラス分けを行ったSDHC(SD High Capacity)
という仕様ができました。

これによって、規格上、最大32GBまでの大容量化が可能になったのです。
形状はSDメモリーカードと同一で、上位互換性を保持しているため、
SDHC対応機器でSDメモリーカードを扱うことが出来ます。

逆に下位互換性は存在しない為、旧来のSD対応機器でSDHCメモリーカードを扱うことは出来ません。
ただし最近発売されているデジタルカメラ、メモリーカードリーダー、パソコンであれば
ファームウェア(電子機器に組み込まれたコンピュータシステムを制御する為のソフトウェア)の
アップデートによってSDHCメモリーカードに対応可能になる機器も多く存在します。

未対応のノートパソコンなどもアップデートにより内蔵SDカードスロットが
SDHCメモリーカードへ対応可能となる場合もあるので、
該当する方は、各製造メーカーの公式サイトで確認されてはいかがでしょう。


次にSDHCメモリーカードの速度表記の一種である
スピードクラスについて・・・

データ転送の目安としてSDスピードクラスが定められています。
統一された基準を元にこのスピードクラスのロゴを明記することで、
消費者がその用途にあスピードクラスのカードを選択可能になるということだそうです。

自分に必要なスペックのカードを選択する際、の目安として、確認しての購入は必要ですね。
SDカードではオプション扱いですが、SDHCカードではスピードクラスの規格に準拠することが
各メーカー義務付けられています。

定められた単位の未使用領域に、定められた記録方法で書き込みを行ったときの速度で、
以下のように規定されています。

カード 最低保証レート(読み書き時のデータ転送速度)
Class2 2MB/sec(16Mbps)
Class4 4MB/sec(32Mbps)
Class6 6MB/sec(48Mbps)
Class10 10MB/sec(80Mbps)

※Class10は後で規格化されたため、ハードによっては上位互換性がありません。

次回は何度も出てきた名称ですが、カードリーダーについて・・・




Last update:2012-04-23 19:10:32 (Mon);





本ホームページの記載内容及び画像、映像などの無断転載を禁じます。
Copyright Since 2011 MORICAMERA CO.lnc. All rights reserved.

合計: -
今日: -
昨日: -

最終更新:2012年04月23日 19:10
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。