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ソフトフィルターについて
すでにご存知でしょうが、フィルターには光を自由にコントロールして写真のイメージを更に高めるもの、
ユニークな特殊効果を演出できるものなどさまざまな種類があります。
今回とりあげるのはソフトフィルター。
特に明るい部分、色が白い部分にソフトフィルター効果が発揮され
幻想的な世界を醸し出します。
ソフト系フィルターにもそれぞれ効果の違う種類があります。
その効果はフィルターの種類、使用レンズ、被写体によって異なります。
又、F値に関係なく、撮影レンズの焦点距離が長くなるほど
ソフト効果は強く出るようです。
下の表は種類による効果度の比較です。
(メーカーによってネーミングは異なります)
ソフト効果が強い程、もやがかかったような描写になっていきます。
(KENKO ホームページより)
概観
ソフトフィルターの特徴はガラス面です。
下の写真を見比べてみてください。
表面に模様みたいなものが入っているのがわかりますか?
この模様や、柄が写真に効果を付けてくれます。
その模様の下限によって、
ソフト効果も先述のとおり、変わってきて、
強い効果が現れたり、弱い効果になったりするわけです。
例えば、ソフトンスペックAのガラス表面は、ドーナツ状の特殊処理が施されています。
フォギーAは微細な表面加工が施されていて、ハイライトからシャドウ部にかけて光のにじみ込みが独特な雰囲気を演出します。
実際の作例
では、作例をいくつかご紹介しましょう。
フィルター無しはくっきり感がありますが、
効果度の高いフィルターを使うにつれふわっと感が出ています。
被写体をふわっとしたやさしい印象で表現しながらも、ピントはしっかりしているためやわらかいのに芯のある作品になります。
花やポートレートなどに使うと滑らかな美しいボケ味でふんわりとした表現ができます。
ほかにも、星空や夜景などで使用すると、光がほんわりと大きくなり、雰囲気のある写真になります。
購入時の注意
効果が様々ですので、強すぎるのが良いか、弱い程度が良いかで決めるのが良いでしょう。
メーカーによって呼び名が違います。同じフォグでも、メーカーによって効果の程度が違うかもしれません。しっかりと、メーカーサイトなどでした調べておくのが良いかも知れません。
ソフトフィルターは、写真の見た目の効果に大きな変化をもたらすフィルターで、特に、柔らかい描写をしたいときに活用できます。
ぜひ、人物撮影や花の撮影などで使ってみて、効果を実感してみてください。
筆:栗山
Last update:2014-07-30 20:48:07 (Wed);
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最終更新:2014年07月30日 20:48