天毒地穢・霧山 悪黒

霧山 悪黒
(きりやま あくろ)
身長:801cm(鬼神形態)、10345cm(真龍形態)
体重:9555kg(鬼神形態)、955t(真龍形態)

妖怪。史上最強の鬼神にして一つの世界を滅ぼした大怪物。
神魔戦争に敗れた後、世界樹内を放浪していた空亡がたまたま立ち寄った英霊殿にて数多の怪物の魂と屍を材料に生み出された。
オロチの部下ではあるが、かつて敗れたことを根に持っており殺すチャンスを常に窺っている。しかし、平時はもちろん酔っている時でも寝ている時でも彼女に傷一つ付ける事すら敵わなかった。
テューポーン曰く「史上最強」。世界を滅ぼす為に異世界を彷徨っているが、方向音痴である為全く次の世界へたどり着けなかった。
九つの魂を持つ不死にして不滅の戦士。
悪鬼を彷彿とさせる巨大な角と艶のある長い黒髪、龍の如く長大な髭を持ち、筋骨隆々とした肉体を備えた偉丈夫である。上半身は裸であり、腰には鎖を巻いている。藤色の袴には炎の模様が描かれている。
自らを殺した者たちとその世界へ復讐するため全てを滅ぼすという目的の下行動している。特に神々への敵意・執着に満ちており、司天十三連団の団長格や元老院にも臆せず滅せんと立ち向かった。その膂力は星をも砕くとされており、アルンダーティ曰く「アバドンに次ぐくらい」。
他者を見下しており、どんな者であろうがガキ扱いをする。自分こそ最強と信じて疑わない。腰に下げた瓢箪には酒が入っている。
鬼神形態と真龍形態を持つ。真龍形態では自在に天を駆け巡りて災厄をばら撒き、大地と民を滅ぼさんとする。
圧倒的な力で他者を捻じ伏せる事が出来る。その暴威の前には能力も神力も神質も通用しない。唯一、オロチにだけは通用しなかった。
強大な毒の能力を持つ。世界を冒す毒であり、その威力は最強。最早毒と呼べるものであるのかすら定かではないが、悪黒はこれを「毒」と言い張っている。天を毒する事で大嵐を呼び、地を穢す事で大地震を引き起こす。彼の中での最後のとどめは巨大な隕石を呼び寄せ世界そのものごと対象を消滅させるもの。
神器は鉈の様な斧「蚩尤」。世界を真っ二つに叩き割る事が出来る規格外のモノ。月をも斬り裂く。

「世界樹を冒す毒…それがこのオレだ」
「さぁかかってこい、俺の最強を証明するためにな!!」
「全てを滅し、我が血肉と変えてやる…!!」

最終更新:2021年01月15日 02:22