神滅鏖魔・バハドラ・マリディアンマ・ロロ・ジャガンナータ

バハドラ・マリディアンマ・ロロ・ジャガンナータ
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究極に近い力を持つ魔族。
曰く「至強」。「通り過ぎるのを待つしかない」とまで言われる暴魔。その実態は磁器の様に白く美しい肌をした美女だが、持った力は魔界の中でも指折り。
後述の極めて凶悪な性質を持つ故か、魔族には敬遠されている。バハドラを完全に制御できるのはアルンダーティのみ。
破壊の体現者とも言われる。

プロフィール

身長:186㎝
体重:75㎏
誕生日:9月5日
出身地:原始空間
肩書き:暴虐の鏖魔
好物:ハチミツ、アイスクリーム

「ウフフ、この私に挑む者が現れたのは、何時ぶりでしょうか」
「私と戦い、そして勝った者はアルンダーティ以外に居ません…。モード:天魔、起動」
「貴方の相手など、我が僕で十二分に務め得ます」
「…無様ですね。時には諦めも美徳ですよ」
「ウガアァァァァァ!!死にてェのかカス共が!!世界ごと殺してやる!!」

人物

特徴・性格

貞淑で物静か。温和で心優しい。大人の気品漂う美女。
大凡女性として必要な事は最高レベルの水準でこなす事が出来る。頭脳も明晰。丁寧な言葉で誰にも平等に接するが、どこか相手を見下している。アンリマーニュ曰く「悪気無いから余計にタチ悪いわ」とのこと。
普段は全く怒ることが無いが、一度怒りが頂点に達するとその怒りは天地を焦がす。一つの世界が破滅するまでその怒りは止まない。
スタイルは非常に良い。髪色は白金色で、先端は紫に染まっている。額に第三の眼を持つが、憤怒の極致に達したとき以外は開かない。
濃紺に紅の血管のような模様が入ったチューブトップ状のドレスを着ている。大きな毛皮の女優帽を着用している。

戦闘能力

他の神々や悪魔、魔族の干渉を一切受け付けない最強の肉体を持つ。単純な身体能力という面ではアバドンに次ぐ。そのアバドンとは仲が良い。
腕を十二対持つ。そのうち一対は常に組んでいる。炎を象ったような刀身を持つ刀をそれぞれの手に持つ。
貌から吐き出される謎の人型は忠実な兵士「マトリカス」。それ一体一体が魔族をも討ち滅ぼす力を備えている。無限に生み出される。他者に憑りつかせ操ることも出来る。自分の部屋には多数のマトリカスを執事の様に侍らせている。マトリカスは不測の事態の時でも盾として機能する。
こと戦闘となると異様なまでに強い。指を鳴らす事で、顔面を無数に設えた禍々しい紫黒の鎧「怨嗟」と半分に割れた顔から三つの顔がのぞく悍ましい仮面「無貌」を纏いモード:天魔へと移行する。無貌の仮面の両脇に横並びに3つずつついている貌は常に呪詛を吐いている。この状態はいわば相手の力量を図る腕試しのようなもの。
本気を出すに足る相手と認めると鎧をマトリカスに着せ、バハドラ本体が現れ「モード:オンスロート」に移行する。この状態から徐々に怒りを蓄積するようになる。この状態で、既に実力は魔界でも五指に入る。圧倒的な暴力と強烈無比な能力で多角的に相手を追い詰める。神々の軍勢と戦った時、彼女一人で相手を殲滅した事もある。
怒りの度合いに応じて皮膚が徐々に真っ黒に染まっていき、完全に黒くなると髪の毛まで黒と赤に変色し「モード:ジャガーノート」と呼ばれる完全態へと変化する。この状態の彼女は最早無敵であり、その暴威はアルンダーティにも届き得る。永遠の闇ですら、彼女には手を焼くとされる。平時の彼女とは別人になり、言動も荒々しくなる。かつて神々を全滅寸前にまで追い込んだこともある。
さらに、当人すらも知らない憤怒の極致「モード:カーリー」と呼ばれる第三形態がある。黒く染まった肌が水飛沫を浴びたかのように青く染まっていき、爆発と共に現れる。眼は紅く光り、肌は末端が濃紺に染まり、血管のような紅い模様が各所に浮き出た異形であり、肩からは不揃いの魔角が生える。このモードになったバハドラは、最早敵味方の区別なく、言葉すらも発する事もなく目に映る全てを惨殺する。第三の眼の視線を浴びた者は憤怒の炎で燃え尽きる。

神力・神質・能力

その能力は極めて特異な「存在意義の抹消」。万物から特徴を奪い・消し去ることで、そのものの存在意義を失くしてしまう。鋏から特徴を奪ったならば何も切れないただの物質となり果て、能力から特徴を奪えば即ち何もなくなる。
本質は魂を自在に操る能力。魂を抜き取り相手を生きた屍と変えたり、寿命を奪い・与えたり、さらには無機物に魂を吹き込んだりする事が出来る。存在意義の抹消はこの能力の応用。万能たりうる能力であり、彼女はこの能力を最大限に利用し無限の軍勢を率いている。

神器

三つの神器を所有する。神器に魂を埋め込んでいる故、それぞれが意思を持って動く事も可能。
彼女から生まれるマトリカスは、全てこれらのコピー神器を装備している。

百呪貌「嘲嗤」

無数の仮面。真実を喰らい虚偽をばら撒く不遜の器であり、見つめた者を災禍の炎で燃やしてしまう。マトリカスを生み出す事が出来る。真実をくらう能力があり、他者を永遠に真実から遠ざけ、現実をも改変する。

魔盾「呪縛紡ぎの壁」

バハドラの身長程の半径を持つ巨大な盾であり、あらゆる攻撃を遮断し、怒りのボルテージを溜め込んでいく。放る事で鎖鉄球のような働きもこなす程の重量を持つ。天辺の両端部分には不揃いの角が生えている。受けた衝撃をエネルギーとして貯め込み、自在に放出することも出来る。

聖骸「魔磔凶魄の塔」

破壊神「シ・ヴァ」の聖骸が磔にされた巨大な塔の如き狼牙棒であり、万物全てを叩き潰す事が出来る。歪に生えた棘は何もかもを串刺しにする。たった一振りで世界を滅ぼす事も可能な極めて強大な神器。

タグ:

魂操作
最終更新:2021年01月12日 15:12