大魔・ベリアル・ベルアリナス・ルゼルギアル・リズ=ガルマジウス

ベリアル・ベルアリナス・ルゼルギアル・リズ=ガルマジウス
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忘却の果てに住まう「無価値な者」。唯一「大魔」を冠することが許された原始の大悪魔。
二人のベリアルの真の姿と言うべき究極完全態。二人のベリアルは彼女が使役する悪魔の一体に過ぎない。
アルンダーティを真名で呼ぶ事が許された唯一の女性。サクラスの次に生まれた悪魔。
圧倒的な力を持ち大魔界軍に次ぐ大軍を率いる魔界きっての実力者。

プロフィール

身長:181㎝
体重:71㎏
誕生日:2月29日
出身地:天上界
肩書き:大魔
好物:チキン南蛮、ラーメン、焼き肉

「ウフフフ、この感じ…懐かしいわねルシファー」
「私がなぜ馬車から降りないか分かる…?答えは簡単。貴方が弱いからよ」
「世界は誰の為にあるのだと思う?答えは簡単。私の為よ」
「無駄よ。全ては、我が意のままに」
「我が"大魔"の称号の意味、思い知るといいわ」

人物

特徴・性格

妖艶な魅力を放つ女帝。男性を坊や、女性をお嬢ちゃんと呼ぶ。奔放で自由気まま。地位を嫌う故、自らは魔界の役職についていない。
全知と揶揄されるほどの知識量を誇り、その知識の結晶が後述の能力による自己防衛システムの構築を可能とした。才媛であり、戦闘においても学問においても魔界トップクラス。本人曰く「戦闘の方が苦手」らしいが、その実力は軽く他者を一蹴するほど。
一粒一粒が凄まじい殺意を持つ闇黒粒子で全身を構成している。粒子の頂点に立つ粒子であり、他の粒子の効果を全て無効化し、かつ簡単に粒子の連結に侵食・阻害し切断する。
とても煽情的で露出度の高い恰好をしている。虚飾を好み、華美な装飾で身を飾り立てている。下着を一切つけていない。全裸になることも多い。アンリマーニュ曰く「スタイリッシュ痴女」。
白銀の髪を持ち、目は蒼と紫。右目にモノクルのような神魔「イルザナリス」を着用している。その華美な装飾は全て神魔達がベリアルの身を美しく飾り立てようと変化したモノ。ベリアルが実力を認めた「魔将軍」のみ。衣服や宝石に身を変えて彼女の身を飾ったり、彼女の身の回りの世話をすることを許される。魔将軍達は通称「ヴァニタス・ジェネラリス」と呼ばれている。魔将軍は全員彼女に異常なまでの愛を抱いている。
色白でスタイルは抜群だが健啖家であり、一日に八食食べ、米も毎回五合は食べる。しつこい味の物が好き。
逆さに生えた黒紫の翼は天への叛意の証明。左右不揃いの角はあらゆる調和を乱し混沌へと導く。神魔の体の一部を常に召喚している。
護星十二魔将の陰六騎のリーダーを務める。

戦闘能力

その実力はアルンダーティをして「まだほんの少しだけ私が強い」と言わしめる程。二人に分かれて研鑚を積んでいたことでサウジーネを凌駕し、アルンダーティに肉薄する力を得た。実際、彼女と対峙して追い詰める事が出来たのは永遠の闇以外に彼女のみである。
通称「双児のベリアル」。元々は二人の大魔であるが、その二人が合体することにより現れる。この姿になる時はアルンダーティに要請された時か、大きい戦いに臨む時のみ。双児形態時にはゴアの名を持つが、それはアルンダーティが万一の時の保険に力を分け与えているため。
自らの眷属を自在に使役・召喚する。天上界の皆殺しにした神から生まれた悪魔「神魔」を従え、神魔のみで構成される魔界最大級の軍勢「エクセルシトゥス」を率い、己が身に全員住まわせている。彼女の配下は全員「ベリアル」の名を冠する。
二人のベリアルが一体としてまとまったものの、自らの分身として二人を放つことも可能。故に、ベリアルと相対するものは常に双子のベリアルの存在も意識し続けなければならない。その戦闘能力は最早神域。体の各所や突如として空中に現れる魔方陣から召喚される神魔による広範囲殲滅攻撃や、戦闘馬車による蹂躙、ベリアル自身による武術など、攻撃のパターンは数知れず。かつ、防御も後述の自己防衛システムにより完璧。白い肌には透明の呪文が書き巡らされており、神魔を召喚する際に呪文が怪しく紫に輝く。

神力・神質・能力

世界とその理を総攬・支配する完全無欠の能力を持つ。
通常の移動方法の他に、座標移動も用いる。最高峰の移動術であり、瞬間移動よりも早く、繊細に移動する事が出来る。
天と地、時と空間、正と負、生と死、闇と光、破壊と創造、調和と混沌、記憶と忘却、その全てを司り総攬・支配する事が出来る。世界の全てが彼女の為に存在し、彼女の意に合わせて世界は動くとされる。常に最強の自己防衛システム「アニヒラシオ」を常時起動しており、ベリアルに害を成す全てを消滅させる。
彼女の真骨頂は過去と未来、その全ての分岐・あらゆる可能性に干渉し改変する事。過去の一点を改竄し「無かったこと」にしたり、未来に干渉して一定の時間で相手をたたきのめしたりと、アルンダーティ曰く「全能の如き力」。

神器

蹂躙魔戦「エクシティウム」

獄炎に燃え盛る戦闘用馬車。超質量の車体は行く手を阻むものを圧潰し、車輪に携えた魔棘は、あらゆるものを踏み砕き蹂躙する。神力・神質を破壊し暴走する。戦闘馬車に乗っているだけで、アンリマーニュを圧倒したことがあるが、その彼女曰く一番恐ろしいのは「降りている時」らしい。実際、馬車に乗っている状態は彼女が手を抜いている状態である。

生体神器「ソドム&ゴモラ」

普段は荒馬の形をとる双剣。エクシティウムを牽引する事が出来る唯一の馬。
馬の一体一体が一騎当千の実力を持つが、ベリアルの手で剣として他者を斬り刻むときにこそその能力は生かされる。

世界神器「リヴェラシオ」

世界そのものを神器へと変えてしまう凄まじい神器。
アルンダーティ曰く「間違いなく最強の神器。私が欲しいくらい」。あらゆる戦争と災厄を生み出し、死と滅亡を蔓延させる。
最終更新:2020年11月24日 03:18