帝魔凶獣・ノナルセレク・ヴァヴサメフ・メム・マヒュルブラルデ

ノナルセレク・ヴァヴサメフ・メム・マヒュルブラルデ
(-)
身長:188㎝
体重:68㎏

古今最強の邪獣。あらゆる獣の王者。
「その存在、その全てが神への冒涜」と言われる無双の獣王。その咆哮はあらゆる知性を掻き消し、その牙はあらゆる節理を喰らい、その爪はあらゆる秩序を引き裂き、その角はあらゆる正義を貫く。
ソラトに付き従っており、普段は七つの頭を持つ紅き獅子の姿をしてソラトを背に乗せている。
邪獣にして唯一の「生体神器」。獣たちの王として魔界に君臨する。全ての獣は彼女に恐れを抱き、そして平伏す。
神器となったため、魔界でのランキングからは姿を消した。しかし、神器となる前はシングルナンバーズ2位であった。
神器形態、邪獣形態と人間形態を持つ。本気を出すときは人間形態へ変化する。普段は邪獣形態でソラトを乗せており、ソラトが本気を出すまでは神器形態で大人しくしている。獣としての姿は仮の姿であり、その真の実力は人間形態で発揮される。
所々に王冠を被った獅子の意匠を施した露出度の高い服を着用している。この世の全ての冒涜と邪淫を込めた悪虐の王冠を被っている。
黒くうねった長髪を持つ。眼は紅い。巨乳。本気を出すと髪の毛が紅蓮に変じる。
素手で人間の体を引き千切る事が出来る程の膂力を持つ。
「竜と獅子とどちらが強いか?」という永遠の闇の問いにより、ソラトと戦わされて半殺しにされた。その後、自らを完膚なきまでに叩きのめしたソラトに敬服し一生付き従うことを決めた。そして、エリスに自らを神器の素材として提供し、結果としてそれは大成功に終わり、唯一生きたまま、また理性を保ったまま神器としての精錬に成功した。
ソラトとは意思を共有しており、コンビネーションは抜群。
魔界における最高のエネルギー「黒呪」を操る。炎のような、それでいて雷のような性質を秘めており、迸る紫黒のエネルギーは恐ろしい程の禍々しさを孕んでいる。触れた相手を炎上させ、その記憶と知性の全てを焼き尽くし物言わぬ廃人と変えてしまう。
自らが主と決めた者に対して忠実かつ従順であるが、力が無いと判断した者に対しては容赦なく斬り捨てる。「感情が無い」と評される程に冷酷無比で、他者を殺すことに何の躊躇いも持たない。苛烈な性格であり、敵性勢力はその老若を問わず皆殺しにする。
基本的に他者を見下しており、プライドが高く他者と馴れ合う事を良しとしない。無表情で不愛想。
他者の神質・神力・能力を操る能力を持つ。ノナルセレクを中心とした半径5m以内に居る者は全て支配されてしまう。
本来の能力は「絶対支配」。自らの周囲にある「全て」を支配する。時の流れであろうが、周囲にいる人物であろうが、何から何まで支配の対象。他者を支配して自らの首を刎ねさせたり、周囲の時の流れを操って自らに当たる攻撃の速度を急激に遅くしたりなど、その幅は非常に広い。
神力・神質はほぼ全てを使用可能。
神器は自らの牙と爪から作り上げた紅き獅子の双籠手。邪なる黒呪の炎雷を放ち、炎上による物理的なダメージに加え、相手の神力や神質を焼尽させ二度と使えなくさせる事が出来る。また自分自身が神器であるため、その一撃一撃が神器での一撃に相当する。

「ソラト様の、仰せの通りに」
「王たる私の意思、逆らい得るはずも無い」
「貴様を殺すに、我が真の姿を現す必要もない」
最終更新:2015年11月19日 00:28