万滅虚神・サクラス=ジャルダバオス

サクラス=ジャルダバオス
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魔族にして理に足を踏み入れる者。虚言によって他者を弄ぶ邪悪なる大魔神。
世界でアルンダーティの次に生まれた「大いなる存在」。
アルンダーティの次席に座っていたが、自らを創造神と騙った「傲慢」の罪により、永遠の闇によって異界に封じられた。
魔界四賢者の筆頭。

プロフィール

身長:181㎝
体重:63㎏
誕生日:12月27日
出身地:原始空間
肩書き:殲滅の道化
好物:オムレツ、ティラミス

「妾はサクラス。全てを滅ぼし全てを…めんどくさいから以下省略」
「あははッ、このままだと私敗けんじゃね??…まぁそんなワケ微塵もなかろーが」
「言っておくけど、私って超強いんだぜ?え、本当に強いよ?いいの?」
「レベル低いなぁ…、まァいいですが」
「アタシを怒らせるたぁ、対した度胸だなテメェ…!!」

人物

特徴・性格

アウラクシスやマスティマとは親友であり、デミウルゴスは妹。デミウルゴスはサクラスの前では素直になる。
適当でいい加減で嘘つき。口調も一人称もその場その場で変わる為一定しない。ズボラで飽き性。歩き方も所作も適当で常時ふざけておりいたずら好き。縛られることを嫌うため、四賢者に属してはいるものの全く会議にも顔を出さず、艦内に居ない事すら多々。
喋った後にすぐ正反対の事を言ったり、いい加減に思いついたことを話したりする上、「名乗りを上げている最中に攻撃する」など、いわゆるお約束も全く守らない。
その行動原理も極めて不安定である。自分が楽しいと感じる事でないと動かない上に、気の赴くまま時には神にも味方するが、その全ては自分の為。
アルンダーティに不思議な魅力を感じているため、彼女の言う事には逆らわず、適当に話す事もしない。基本的に気に入っている人物・信頼のおける人物にはふざけてはいるものの困らせる事はあまりしない。
こうして普段は他人からは「愚者」として認識されているが、いい加減なふりをして実は魔界でも最高位の智謀家であり、戦場では彼女の思い描いた通りに戦が進む。多角的に思考を巡らせる事が出来、同時に複数の事をこなす事が出来る。科学者や発明家としての一面も持つ。世界樹内の知識を総攬していると言っても過言ではなく、彼女の手にかかればどんなものでも発明できる。
普段はおちゃらけているが、キレると非常に怖い。
ウェーブがかった癖毛である。足まで届く長い青紫の三つ編みをしており、眼鏡をかけている。眼鏡をかけているのは、彼女の魔眼「斬華眼」を制限するため。視線を刃と成す強力な魔眼であり、サクラスの視線の届くその範囲が即ち斬ることのできる範囲。ソラトの鱗で出来た眼鏡のおかげで、この視線の能力を大幅に制限している。眼は緑。巨乳でくびれている。胸を褒めるととても喜ぶ。
白を基調とした衣服を着ている。厚底のサイハイブーツとミニスカート、モコモコのコートと帽子はトレードマーク。前髪は眼の上の所で切り揃えている。
趣味は時計を集める事。

戦闘能力

前線に出て戦うことは少ないが、その実力はベリアル曰く「マトモに戦えばかなりヤバい」。こと戦闘においてはそのベリアルやアバドンにも匹敵するほど。舞うように戦うその姿は「舞姫」と形容される。
また、彼女の思い描く軍略は他に比肩するものはない。最高の軍師。
智謀を活かして相手の取り得る全ての動きを計算しているため、完全に攻撃をよけながら的確に反撃する事が出来る。格闘技にも優れており、身体能力こそ劣るものの体術でそれを補っている。体がとても柔らかい。
髪の毛は「斬禍の殲髪」と呼ばれる異質なる髪であり、サクラスの思い通りに動き他人に巻き付く。少し触れただけでも皮膚が切れてしまうほど鋭利であるが、サクラスはこれを自らが一切傷つくことなく自在に操り幾多もの敵を輪切りにしてきた。
舞を得意とするため敵の力をいなす事に長けており、からかうように敵をただただ叩きのめす。踊りながら光線・光弾を無差別にばら撒き、振り乱す髪で周囲一帯を斬り刻む事が出来る。

神力・神質・能力

真実と嘘を分別する能力を持つ。サクラスが嘘であると言えばそれは嘘になり、真実であると言えばそれは真実である。最強クラスの能力であり、実際にあった事をなかった事に、実際になかった事をあった事にすることができる。世界に存在する全生命の記憶にも一瞬で干渉する為、時に誰も彼女を敵だと認識できなくなる事も、肉親と勘違いする事すらままある。この能力を防げるのはアルンダーティなど一部の者のみ。魔界の者は基本的に信用しているため、この能力を使って記憶に干渉する事はしない。
また、純粋な攻撃用能力として「凄まじいエネルギー量を持つ謎の光」を自在に操る。光線や光弾、光柱、光球など様々な形を生み出し放つ事が出来る。その破壊力はすさまじい。
その能力の神髄は「因果律を操る」事にある。アルンダーティの次に因果律に干渉する権利を持つため、彼女の定めた因果律にはほぼ誰も逆らえないが、アルンダーティによって普段は制限されている。

神器

六銃剣「ディエス・イラエ」

様々な魔弾を装填することができる最強にして最恐の魔銃であり、銃を使う者なら、誰もが最後にこれを求めるとまで謳われている。両手に一つずつ持ち、両足に二つずつ、それぞれ踵と爪先に装着している。舞うように戦う「舞踏銃術」の開祖。
狼の魔弾は敵に当たるまで追跡を止めず、敵に噛み付くことで周囲一帯を世界から削り取り消滅させる爆発を起こす。竜の魔弾は貫いたという結果のみを残す神速の魔弾であり、引き金を引いた瞬間穴が空いてしまう。転送の魔弾は弾速は遅いが当たった相手をサクラスの異世界へ転送する。もちろん、普通の弾薬も装填することができる。
6つを組み合わせる事でガトリングガンに、直列変形させる事でスナイパーライフルに変形させる事が出来る。
最終更新:2020年11月20日 02:32