大地邪帝・ゴーマゴット・ヘルメザイア・ゴア・ガルメローザ

ゴーマゴット・ヘルメザイア・ゴア・ガルメローザ
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身長:192㎝
体重:71㎏

全ての神と人間に敵対する「最凶の巨人」。
神の大地を穢し、神の海を涸らし、神の空を闇に染めた大魔神。
永遠の闇によりゴグマゴグとして封印されていたが、マフルクシアの「開錠」によって封印が解かれた。
永遠の闇との最初の戦闘時、一番最初に刃を向けたが故に、永く封印されてしまっていた。
その風体は異様で悍ましい。ゴーマゴット曰くこれは「第一形態」らしい。本来の形態は美しい女性。
ゴグとマゴグの母親であり、異世界において「偽りの救世主」と呼ばれた女。その「救済」とは生の苦しみからの解放、即ち殺す事であり、その異世界の住民全てを「救済」した。
大人の女性で、慎ましく淑やか。何もかもを包み込む包容力がある。ラハブ曰く「母上のような安心感」。聖女の様に慈悲深く貞淑。
第一形態時は頭に棘がいくつか刺さっており、八本の腕を持つ。大きく膨らんだ頭部には顔が無数に張り付いており、さらに腕には眼が多数存在する。この形態は毒の散布を目的としており、全身に空いた孔から剿瘧毒のガスを噴出する。本人曰く「手加減している」らしく、実際、ゴーマゴットや他の魔族にとって毒を散布するメリットはほぼ無い。毒を撒く理由は「自らと戦うレベルにある者を選別するため」。
本来の姿は青黒い髪と黒目を持つ美少女。髪の毛は緩くくねらせている。
ゴグマゴグの毒素を昇華させた上位毒素「剿瘧毒」を常に全身に纏っている。毒でもあり菌でもあるこの毒素は、触れることで生ける屍となってしまい、新たな剿瘧毒の感染源となってしまう。さらにあらゆる物質を透過するほど細かいため、感染はほぼ不可避。三態とプラズマ状態に自在に移行させることができる為、その汚染能力は想像を絶する。菌の一体一体に指示を出すことも可能である。
あらゆる事象の境界を取り払う能力を持つ。濤の上位互換の能力であり、陰陽能力と同じく万能の能力である。
神質と神力はほぼ全てを使用可能。
神器は大槍と大盾。ゴグマゴグが使っていた時は真の実力を発揮できていなかったが、ゴーマゴットの手に渡ることによって初めてその真価を発揮する。

「懐かしいわね、この空気。ずっと退屈だったわ」
「私の毒は最強の毒よ?感染したくないなら、私に敵対しないことね」
「菌の届くところ、その全てが私の手の届く範囲なのよ」
最終更新:2015年10月18日 17:01