奈落大帝・アバドン・ルルザルギナス・ディア・イェロロフェロル

アバドン・ルルザルギナス・ディア・イェロロフェロル
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魔族にして圧倒的な力の顕現。あらゆる異世界の底と繋がる奈落を統べる「底王」。
その強大な力を制限する術を知らないが故に全身を現すと世界の理が崩壊し、あらゆる他次元や異世界が融合し世界が消滅してしまいかねないため、その身を顕現させることにはアルンダーティの許可がいる。

プロフィール

身長:188㎝
体重:74㎏
誕生日:2月19日
出身地:奈落
肩書き:奈落の底王
好物:サーロインステーキ

「俺はァ…!俺様はァ…!!奈落大帝、アバドンだ…!!」
「ザコ共が…ァ、俺の前に…、立つんじゃ、ねェ!!」
「全部ブッ壊しゃあ、それで終ェだろうがよ!!」
「何もかも…、ブッ壊してやる…!!」
「ラハブ…まどろっこしいんだよテメェはよォ…!!」

人物

特徴・性格

普段は魔方陣から左腕だけを出している。左腕は巨大化させており、一般的な魔族の身長ほどある。
その本体はプラチナブロンドの髪と美しい翠眼を持つ美少女である。歪な左右非対称の角は暴力的なまでの力の象徴。巨乳でスタイルが良い。
粗暴で暴力的。恐ろしく短気で非常に怒りっぽく、弱者を許さない。その短気さは「瞬間湯沸かし器」と形容されるほどである。怒りで周囲が見えないことが多々あり、何でも力で解決できると考えている。怒りで周りが見えないことも多く、敵味方問わず攻撃する事もある。
恐ろしく単純で大雑把であるが故に、彼女が開発した魔法はその全てが極大破壊である。
一人称は「俺」もしくは「俺様」。
ラハブとは非常に仲が悪く、お互い相容れないものの、その実力は認めている。

戦闘能力

身体能力は圧倒的であり、神質や神力、能力を無視した純粋な身体能力は魔界はおろか全世界を含めてもずば抜けており、力という一点で見れば間違いなく最強。その膂力は無限大。
憤怒のエネルギーを力に変え、魔のエネルギー「黒怒」として自在に操ることができる。黒怒に触れた者は怒りに身を支配され狂戦士と化す。
怒れば怒るほど、ドス黒い黒怒の蒸気を吹き出す。黒怒の蒸気が天を覆う時、世界は怒りによって支配される。
他者に死さえも許さない永劫の苦しみをもたらし、世界の全てを破壊するまで攻撃を止めない。
他の追随を許さない破壊者として知られ、彼女の名がそのまま破壊を表す。余りに強大なその力は時空間をも破壊する。正拳突きで空間ごと相手を叩き割ったり、神力ごと斬り裂いたりなど、その戦闘はまさに荒唐無稽。
彼女の行動に呼応して多様な極大破壊が自動で発動するため、彼女と戦う時はある程度の犠牲を覚悟しなければならない。

神力・神質・能力

奈落に堕ちた死者を従える能力を持つ。死者を自在に召喚し、自らの奴隷として使役することができる。
また、禁忌の能力・神質・神力系統「極大破壊」を作り出した事から、本能的な能力や神質、神力への素養は高いが、単純であるが故に極大破壊以外を好まない。
極大破壊能力に長けており、力を集中させて大爆発を起こし時空間ごと町を破壊したり、破壊の球を生み出し国一つを荒地へと変えたこともある。
真の能力は他者に結果だけを押し付ける「概念強制」の能力。アバドンが思い描いた結果が身の周りに降りかかる。アルンダーティ曰く「小説の作家のような能力」であり、感覚的にはガタノゾーアのアカシックレコードに近い。
神質・神力はほぼ全てを使用可能ではあるが、あまり使用する事はない。圧倒的な力で正面から叩き潰すことを好む。

神器

鎖鉄球「嘆きの首」

棘の付いた巨大な鉄球。
嘆きの首の表面には人の嘆きの表情が貼り付いており、周囲から生命力を吸い上げるという。それ自体が放つ悍ましい怨念により、誰しも一度はその全ての動きを止めるという。怨嗟の声が響く間、一切の神質・神力を使用することはできない。表面の貌は触れた相手の心を喰らい、精神にダメージを与える。
凄まじい重量を誇る。

大剣「呪いの爪」

全ての能力や神質、神力を無効化し斬り裂く大剣であり、またアバドン自身の生み出す黒怒のエネルギーを宿し斬撃に乗せることができる。
ガタノゾーアの禁術とサファラルシアの呪いが込められたこの世に二つとない魔剣。振るう度にこの世の理は悲鳴を上げる。
アバドンがこれを使う時は本気になった時のみ。ティアマトーの爪から出来ている。
最終更新:2020年08月04日 03:12