鏖喰天帝・エシュム・バギュラモート・ゴア・バルメルサルト

エシュム・バギュラモート・ゴア・バルメルサルト
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いくつもの世界を滅ぼし喰らった貪食の「禁魔」。
ネヘモス自ら高天原へ呼び寄せた存在であり、その実力はガタノゾーアに次ぐとも。
世界を滅ぼし、その全てを喰らう事を目的としている。

プロフィール

身長:191㎝
体重:71㎏
出身地:禁界
肩書き:鏖喰の暴魔
好物:モンブラン

「グギギギギ…」
「…ギイイイアアアアアアア!!」
「ミタサレナイ…カワキ…!!」
「ハラガ ヘッタ…ト エシュムサマガ オッシャッテイル」
「私を…誰だと思っているの?」

人物

特徴・性格

常に飢餓に苛まれており、自身を満たす存在を探し求めている。数多の世界を滅ぼし喰らったのも自らの心の飢餓を満たすため。
眼は紅く眼光を帯びており、髪は紫。
エシュム自身は無口だが、その意思は後述の触手が片言で代弁する。若干日本語が下手。
基本的には大人しく人畜無害。食べ物を与えると喜ぶ。腹が減り出すとイライラしだし、周囲のモノにも危害を加えるようになる。その為、常に何かを口にしている。時折発作の様に何かの食べ物の名を口にし暴れる事があるが、その食べ物を食べさせればおさまる。
胸・尻共に大きいわがままボディ。
悍ましい風体をしており、彼女を垣間見ただけで、常人は全てを喰らわれ廃人と化す。
光を苦手としており、常に大きいフードの付いたローブを着用している。後方へ大きく膨らんだ半透明の黒のヘルメット、紫と黒を基調としたボディスーツを着ている。

戦闘能力

その強さは常軌を逸しており、魔界の精鋭ですら歯が立たないほど。ミシャンドラは彼女に憧れ、第一子に「バアル」の名を付けた。
体術に長け、身体能力も高い。槍術を得意とし、手足を自在に使って槍を振う。
独立した意識を持つ触手「悪食のメルカルト」を体に宿す。相手に触れただけで対象を折り畳みながら喰らい尽くす驚異の触手であり、触れた相手はものの数秒で血溜まりと化す。敵と認識した全ての生命に無差別に襲いかかる。しかし、真の脅威はエシュム自身の舌である「飢餓王の戦舌」である。自在に伸び、通った軌道上にある全てを喰らい尽くす驚異の舌であり、どんなモノでも削り取り喰らい尽くす。この舌によって削り取られた物質はアカシックレコードや概念に干渉しない限り不可逆であり、一生元に戻らない。
翼はガタノゾーアの鏖虐の骸翼と双璧を成す「滅絶の死屍翼」である。髑髏の面を持った悪なる翼であり、この翼によって出来る影の中にいると影に喰われてしまう。無差別に喰らうのが欠点。備えた左右四本ずつの触手は悪食のメルカルトが伸ばしている物。

神力・神質・能力

何もかもを分け隔てなく喰らい滅ぼす能力を持つ。時や条理等も喰らう事が出来、時を食い尽くすことでエシュムによって喰い尽くされた未来の世界を作り出したり、他者の希望を食い尽くし絶望させることも可能。喰った相手の神質や神力を能力として使用する事も可能。
飢餓が極限に達した際、ブラックホールの様に周囲の物質・生命を見境なく吸い込み・喰らい・消滅させる。
神質・神力はほぼ全てを使用可能。

神器

邪獄暴鎗「ゲイヴルガ」

幾多もの鏃が重なり合い出来た鋸の様な究極の魔槍。槍使いなら誰もがこれを求めると言われる。
悍ましい槍であり、その存在自他が半ば禁断に近い。
投擲することで鏃を雨の如く降らせ、突き込むことで凄まじい威力の爆発を起こすと同時に敵の体内に千の呪いと千五百の毒を残す。投擲する事で雷よりも早く敵へ突き刺さり、無数に枝分かれして敵全体を殲滅する。突き刺さった場合、爆発や毒もそうだが、体内で無数に枝分かれするため致命傷は逃れ得ない。
鏃はそれ自体が爆弾となっている。体内から破裂させ、他者を即死させる。
剣の様に扱うことも可能。敵を削り斬る事を得意とし、叩きつけた後に引く独特な剣術が必要。
強力な呪いが込められている。
槍としての側面もそうだが、強力な対物弩砲としても機能する。鏃を全開放する事で砲口を備える柄のみが残り、周囲一帯を焦土と化す強力な弾丸を放つ事が出来る。弾丸は数種類あるが、特に「禁呪弾」と呼ばれるものは、着弾した場所が悍ましい呪いと数百種類にも及ぶ毒に侵され向こう千年は誰も住めない不毛の土地と化してしまう為、余程のことが無い限り発射を禁じられている。
最終更新:2017年05月07日 23:38