千言呪鬼・神呪 累

神呪 累
(かんのう かさね)
物の怪。あらゆる怪異を操るとされる物の怪の王。
魔界四賢者の一人。

プロフィール

身長:193㎝
体重:75㎏
誕生日:4月21日
出身地:魔界
肩書き:物語る怪異
好物:焼き鳥

「儂が神呪累じゃよ」
「儂に抗うとは愚昧の極み。その愚かな右腕が拉げても知らんぞえ?」
「む、どうしたのじゃ?名を思い出せんか?…そうじゃろうな。其の名は、儂が奪ったんじゃからのう」
「儂と呑まんか?肴さえありゃあ、儂の至高の酒をくれてやるわい…」
「どの物語が聴きたいのじゃ?」

人物

特徴・性格

紫闇ら妖怪や赫映ら魍魎とは縁が深い。
紫闇に送られた着物を着ており、使うことはないものの刀も差している。
大酒豪である。背負った巨大な瓢箪には酒が入っている。戦闘中であろうが平気で酒を呑む。
常に胡坐をかいており、基本的に魔界の封じられた都に発生する悪雲「禁都雲」に乗って移動する。
平時は適当でいい加減。大雑把である。
首にかけた巨大な数珠は至高の一品であり、玉の一粒一粒が絶大なる魔力を秘めている。刻まれた文字には激しい呪力が宿っており、魔力の小さいものが触れるとそれだけで永遠に意識を失うという。一つ一つの玉が世界で最も希少な宝石「白陰黒陽鏡晶」で作られている。
常に軽く酔っ払っており、その軽い態度からは強さは微塵も感じられない。
星の数ほどの物語を紡いだ文豪であり、魔界一の大作家として知られる。画家としても非常に有名。
鬼童は自分が「生み」出した息子。

戦闘能力

主に「言葉」を操り攻撃する。彼女の言葉は絶大な魔力を秘めており、口にしたことは累のキャパシティを超えない限り現実に起こす事が可能。
魔法を使用する事は少ないが、苦手と言うわけではない。一方、近接格闘はあまり得意でない為、自らの能力によって生み出した戯画達に周囲を守らせている。

能力

万物の「名」を操る能力を持つ。名はあらゆる世界における存在の証明であるため、名を持たぬモノはその力の全てを失い、名を与えられたモノは与えられた名にふさわしき力と姿を得る。名を与えることができるのは彼女のみ。永遠の闇に次いで万物に名を与える権利を持つ女。
また、文字を操る能力も持つ。あらゆる事象を文字として認識することが可能で、文字化した一部分を抜き出してまったく意味を変えることも出来る。この能力を応用し、自らが認識しなかった事象を無効化することができる。累が認識していないという事は名を持たないという事と同じ事であり、それ即ち無力である為。故に、防御面に関しては隙が無い。

神器

大魔筆&巻物「百物語」

魔筆と巻物で一対の神器。
巻物に物語を記す事で、その物語を実際に具現化する。巻物に記された物語には、誰も逆らうことができない。巻物には絵を描くことも可能で、描いたものを具現化することも出来る。墨はこの世の暗きところを墨であり、闇や影さえあれば攻撃から逃れることはできない。墨に染められてしまうと、彼女の能力の対象になる。影がある時点で、もう既に彼女の攻撃開始のスイッチは押されている。その性質上、夜はほぼ無敵。
最終更新:2021年01月15日 00:06