闇黒聖帝・ネヘモス・キュリフォス・アシャクルーン

ネヘモス・キュリフォス・アシャクルーン
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神、天使、魔族、精霊のエネルギーを秘めた至高の魔にして禁忌そのもの。
非天の中に宿っていた魔族の切り札。非天を蛹とし、長い年月をかけて成長した。ユリアが非天に近づいたのは、非天にネヘモスが宿ったことに勘付き、これを好機とみて永遠の闇への反逆を試みた為である。
その名前を口にすることは、万魔宮の住人とシングルナンバーズ以外には禁止されている。
邪悪の概念にして、世界のあらゆる負の感情と恐怖を司る「邪悪の樹」そのもの。

プロフィール

身長:171㎝
体重:56㎏
誕生日:9月28日
出身地:魔界
肩書き:神々しき邪悪、禍々しき聖帝
好物:酢の物

「至高の力…遂にこの手に!」
「余に刃向うとは…。その愚かさ、嫌いではない」
「ナヘマー、ラシャアピガル、ゲツフィエル…。仇は、必ず取る!!」
「平伏せ、世界と共に」
「帝の言葉は絶対なり」

人物

特徴・性格

王たる気品に溢れた女傑である。同じ女性ですら彼女の気品と魅力にあてられ気絶してしまうほど。慈愛に満ち溢れた心優しい性格。仲間思い。
明晰で理知的。あらゆる可能性を思考し全ての未来の道筋をその頭に描く事が可能。ファルヴァルシに将棋やチェスで勝つことができる。世界中の全ての知識を頭に詰め込んでいる。
衣服を纏わない。溢れ出るエネルギーが彼女を包むため、衣服が不要となるためである。
右半分の髪は黒色、左半分の髪は白色をしている。目は赤い。
永遠の闇に届き得る実力を持つ最強の女魔族の一人。最強にして至高の美を持つ。ガタノゾーアを以てして「私も死を覚悟する」と語らしめる程の強さを誇る。シングルナンバーズ全員で一度に襲い掛かっても、1分ともたずに全滅させることができる。
以前「第二次神魔戦争」にて永遠の闇に数万の手勢を率いて挑んだものの手も足も出ず、仲間を失い自らの魂すらも消えかけたが辛うじて逃げ出した。そして魔界に帰ると自らを復活させ、さらに強くする為の宿主を探していた。そうして彷徨ううちに非天を見つけ、精神体として彼に寄生し、内部から非天を蝕んだ。
皆が非天を畏れ敬っていたのは、無意識のうちにネヘモスを崇拝する心を魔族に植え付けていたため。非天が為した子は全てネヘモスが見せた幻想であり、各々円卓の魔王が生み出した子はネヘモスが生ませていた。
ユリアの注ぎ込んだ力と、億を超える天使と悪魔、神々の生贄を喰らい力を蓄え、そうしてユリアの助けを借りて殻を破った。
復活した際、封じられていた魔界の真の主たるアルンダーティを氷極界から解放し、魔界の全軍を復活させた。

戦闘能力

最強のエネルギーである「聖魔神力」を持つ。神力や魔力など高天原と魔界と異次元に存在する全てのエネルギーが混ざり合った物であり、時にアルンダーティすら凌駕するエネルギーを放つが、その性質ゆえの不安定さも併せ持っており、最高の力を発揮することは極めて稀。
正体不明の虹色のエネルギーに満ち溢れており、滴るエネルギーが無数の兵士を生み出す。兵士一体一体が並の神人類や魔族を凌駕する実力を持つ。
瞬間移動で移動しているように見えるが、あまりの速さに視覚が追い付いていないだけでネヘモスはあまり瞬間移動を使わない。
体術・魔導を共に得意とする。魔導の方がより得意。

神力・神質・能力

時空間を操る能力を持つ。時を巻き戻す事も可能だが、強大な外力によって起こった結果を巻き戻す事はできない。
全ての神力と神質を自在に操ることができる。永遠の闇とほぼ同等の性能だが、あちらの方が発動速度・威力の面でより強力。

神器

禁断の書「聖なる魔書」

過去に起きたあらゆる事象が書かれており、彼女のみが編集権を持つ。
アカシックレコードや概念強制に近い能力ともいえる。他者の記憶へと割り込んだり、時には歴史すらも変えてしまうことが可能。
最終更新:2021年01月14日 23:54