パソコン用モニター切替スイッチ(切替器)を手持ちのスイッチで製作

 2012年10月2日(火)パソコン用モニター切替スイッチ(切替器)を手持ちのスイッチで製作してみました。12回路2接点のスイッチがあったのでミニDsub15のアナログディスプレーなら何とかできるんじゃないかと思って。

2013年1月9日追記
モニター二股ケーブルも製作した経験を踏まえると、RGBの3回路だけ切り替えればいいんじゃないかと思う。つまり、その辺に転がっていそうな3回路2接点の9ピンのスイッチでいけるんじゃないかと思う。近々作ってみたい。


 ちょっとブレて申し訳ないけど、これは何時何処で手に入れたのか、おそらく20年以上前、東名電子のジャンク10kgを買ったときに入ってたんだろうな。同じのがもう1個あった。昔のファックスとか分解したら出てきそう。1個当たり6回路2接点だけど、2個連動なので、12回路2接点ということになる。

 手持ちのDsub15のケーブルをぶった切って中の線を出した。どれがどれにつながってる?当たり前の話だが、テスターで地道に当たっていけばわかる。

 これは、ケーブルのコネクタ(オス)のピン番号とそのピンがどういう信号を扱うのか、ウィキペディアで調べてメモしたもの。帰還というのはビデオ信号の線の外皮。つまりシールド。つまりグランド。

 これ、実際に調べた手持ちのケーブルの線の色とピン接続。こんなにたくさんピンが要るの?って言うぐらいグランドが多いし、切替回路は結局9回路で十分じゃないのという結論。RGBのビデオ信号は75Ωなので同軸になっている。極端に言えばそれだけを切り替えるんだったら3回路でもいけるんじゃないの?いずれやってみたい。3回路なら、その辺に転がってるスイッチでできるだろ。

 これ、また別のケーブル。こっちの方が太かったな。

 結局赤い○印をツケタ9回路を切り替えることにする。グランドはつなぎっぱなしだ。

 ケースの設計図を一応書く。

 ガラエポ基板をアクリルカッターで切る。このカッターの刃、注目!とことん使ってるでしょ。

 こうやって、1000番ぐらいのペーパーで研ぐのだ。でないと、すぐに交換しないといけないし不経済。これならずっと使える。ドリルの刃なんかもペーパーで研ぐといいよ。

 これで板切終了。

 スイッチ半田で付けてるし。手抜き。

 ナットを半田付けして、蓋が脱着できるようにします。

 こういうふうに蓋が付く。

 中身はとりあえずややこしいが半田付けを確実にすれば失敗はありえない。

 テスト。左のモニタ状態が、

 スイッチをワンタッチで右のモニタに切替成功!当たり前だが。


例によって、もたもたした口調の動画の説明。骨董品みたいなモニタとテレビを切替。切り替えたあとワンタッチで解像度を変更できるソフトをパソコンにインストールしている。
最終更新:2013年01月09日 11:01