電池式チャッカマンをスパークユニットで製作

2012年4月13日(金)電池式チャッカマンをスパークユニットで製作してみました。

仕事で使ってるコンロは自動点火じゃないのでチャッカマンを使う。ガス式の使い捨ての場合すぐ無くなって不経済。使い捨てでないのもあるが圧電素子の火花が油をかぶることなどで弱まって結構頻繁に駄目になる。
ビルトインコンロのジャンクから、電池点火のスパークユニットだけをはずしていたのでそれを利用してチャッカマンを作ってやるぞ。

何?NTK?NGKなら知ってるけどな。スパークプラグの会社?ともかくDC3Vで数mmのスパークがパチパチ飛ぶ。4本とも同じタイミングだったのでパラにした。

底の板の上に部品並べた。もっと小さくできるだろうけど、この種の高圧を扱うのは初めてなので余裕を持って大きくした。



側面も例によって、ガラスエポキシのプリント基板の乱尺物を切り出して作る。



洗濯ばさみで垂直に立てて半田付け。



結局手で持つことになるけどね。



何だ?同じ様な写真だな。



船の形。別に長方形でも良かったけど、少しだけ凝りました。半田は転々とスポット溶接みたいにつける。べたーとやると何故か垂直を保つのが難しくなる。



電池ボックスの金具の+極側を半田付けするところは周りをルーターで掘る。ルーターがぼろいので力を入れず、回転数を落とさず、ゆっくり削る。


こんなもんだ。中がガラスキやな。


スパークユニットのあたりです。パラにしているところはケースからアクリルの絶縁体で1cm程度浮かしてある。これらの接合部分はケースなどのグランドから1cm程度以上離す。でないと、そこで放電するので。念のため、自己融着テープなどで絶縁するのが得策。なお、写真ではわからないが、スパークユニットの右下部分にグランド端子があり、そこをケースに半田付けしている。




例によって動画の実演。
まあ、こういう興味のあることもなかなか形にして実用になるようにするのには大して時間はかからないのにエネルギーが要るようになってきた。歳のせいか。何てことないのにな。スパークユニットもはずしてから半年ぐらい放置していた。まあ、できたから良かった。興味のある事に集中できないのは、精神的に不健康な状態にあると思う。まだ、何とかできている。

CAUTION!注意!!
火花が本体筒先内に飛んでいればそこで回路は完結しているから感電しないが、コンロなど、本体以外に飛ぶと(人体を含めた回路が形成されるので)感電する。もちろん火花を直接身体に飛ばすと感電する。スパーク電極をもう少し奥に突っ込めば外部に火花が飛ぶこともないだろう。まあ、自分で使う分には注意していればいいから面倒なのでそんなことしていない。やってみようという人が居たら、それは注意した方がいいですよ。何度か感電したけどビクッとする程度でたいしたことはないが、気持ち悪い。スリルを楽しむ分には面白い。
最終更新:2012年04月25日 10:36