DC-DCコンバータHT-7750Aにより白色LEDを1.5V(電池1本)で点灯する回路

HT-7750AというIC。3本足で、見ためはトランジスタと全くおんなじ。値段も高くない。秋月で5本200円ぐらいだったか。マルツで今1本63円?僕はマルツで52円で買った。マルツ便利!WEB注文して、近くの京都寺町店に取りに行くと、送料がかからない。これはいいです。インターネットとコラボして、自作の環境はちょっと前よりも格段に良くなっている。いちばん悪かったのは1990年代から2000年ぐらいかな。それはともかく、ちょっと買うときに送料が商品代を上回ったりするからアホらしくなるけど、マルツが近くにあればそういうことがないのだ。

この回路、メーカーの推奨回路とは少し違う。
まず、電源側のコンデンサは省略。こんなもんいらん。
しかし、出力側のコンデンサは必要。これはずしたらエライ暗くなった。
100μFのケミコンにしたほうが若干良かった。
ダイオードはショットキーバリアの方が動作開始電圧を低くできるらしいけど、実際変わらん、というか僕の場合、普通のやつの方が良かった。ショットキは逆方向抵抗が低いから?あるいは手持ちのショットキが古すぎて半分壊れかけてたのか、わからんが、1S1588で0.6Vぐらいからしっかり動いた。
この回路の性能にいちばん影響を与えるのは、僕はコイルと思う。コイルのインダクタンスをいろいろ変えて試している人が居るけど、インダクタンスは100μHぐらいがいい。問題はコイルの直流抵抗。これが少ないほど良い。ちっちゃいやつでやると直流抵抗が大きくてちゃんと電流が出ない。僕は、FB-801にそんなに細くないエナメル線を普通に10回ほど巻いて手持ちのどのマイクロインダクタよりもうまくいった。
直流抵抗をナメたらアカンぜよ。手巻きMCカートリッジトランスを作ったときにその事はよーくわかった。
とにかくこれで、
電源電圧1.2V電流55mA、LED電圧3.2V電流14mA 効率68%
電源電圧1.5V電流95mA、LED電圧3.2V電流19mA 効率43%??
何か変?
電源電圧が高いほうが効率は良いはず。
LEDの電流を測る電流計をアース側に入れてなかったのか、回路に影響を与えていたようでこれはもう一度やる必要がある。
テスターも古いやつなんで、もう少し新しい内部抵抗の小さいやつでやったほうがいいかも。
最終更新:2011年02月15日 21:46