鶴岡慎也

1981年4月11日生まれ 鹿児島県出身 A型
03年ドラフト8巡目で入団。
2度の入団テストを経て入団した苦労人。

カラダを張った鉄壁ブロックなど守備が魅力。
ヒルマン監督時代には主にダルビッシュ八木とバッテリーを組む。
08年梨田監督が就任してからは出場機会がぐんと増える。しかし未だに他球団ファンからは「ダル専属捕手」のイメージを持たれているようである。
「♪鶴岡慎也ホームラン♪」という歌詞の応援歌が時々物議をかもすほどの打撃と言われるが、チャンスに妙に強かったり、SB杉内キラー・ロッテ成瀬キラーであるなど、意外性のある(ありすぎる)打撃ぶり。
08年の東京ドームでの「代打鶴岡」やCS2nd第二戦の「2番鶴岡」、09年CS2ndでの「会心のボテボテの当たり」は、いろんな意味でファンに衝撃を与えた。
10年終盤戦からは、劇場王と化していたとの相性の良さを見出され、サメさん以来の「抑え捕手」としても起用される。
信二オタと大野オタからの過剰な叩きは最早恒例、鶴岡オタからの過剰な擁護もこれまた恒例。貧打のイメージがあるが09年の札幌ドームでは2割8分台の成績を残しているので、その他の球場での活躍が期待される。
リード面でいろいろ叩かれる事も多い。そして近年では肩の弱さ(故障?)による盗塁阻止率の低さも、叩かれる恰好の材料となってしまう。
だが、本塁クロスプレーにおけるブロックの巧さはピカイチ。ハム自慢の外野陣のレーザーアシストをしっかり刺している。
10年9月のオリックス戦で、バルディリスのタックルで豪快に吹っ飛ばされながらもアウトにしてゲームセットにした場面は、今でも語り草に(もし本塁突入を許していたら同点になっていた)。

12年より選手会長に就任。この年、最優秀バッテリー賞を初めて受賞(投手みつを)、ベストナインも受賞する。
この年は序盤から打撃好調で、ホームランこそ無かったものの打率3割を中盤までキープしていた。終盤で調子を落として2割6分で終える。
打席に立つと、「強打者」「きょうだしゃ」とも呼ばれるようになった。
翌年の2013年も打率好調、シーズン終盤までも打率3割前後をキープ。代打起用も普通にあれば、ついに「DH・鶴岡」や「5番・捕手鶴岡」でスタメンも。10月のラスト2試合で打率3割を切ってしまったが、それでも堂々の.295の好成績でシーズンを終える(ただし、規定打席は未到達)。13年シーズン終了後に国内FA権を行使してソフトバンクへ移籍。14~15年に開幕マスクをかぶるも正捕手に定着できず。
16年は1軍で自己最多の103試合に出場も17年シーズンは若手捕手の起用などもあり、第3捕手扱いとなり1軍での出場は29試合にとどまった。シーズン終了後に出場機会を求めて再度FA権を行使して宣言、ソフトバンクを退団した。
古巣が獲得を検討との報道もチラホラ出てきて復帰か、という話題もあったが同年12月18日に5年振りに古巣復帰となった(FA行使して移籍した選手がかつての球団に復帰は史上初)。
18年10月29日に来季から選手兼バッテリーコーチに就任することが発表。その後は選手兼コーチとして活躍していたが、ファームコーチに専任要請もあり、21年11月2日に退団が発表、その後はNPB他球団へ移籍を模索していたがオファーもなく、同年12月13日に現役引退を発表。
引退後は解説者業となるが、タテヤマンがコーチとなった為にHBC今日ドキッのスポーツコーナー、uhb「F-PARK」のMCに就任の運びとなった。

エピソード

  • ファイターズ戦士の当てどころでいじられっこの模様。全ては彼の特徴的な歯に所以がある
    • あだ名の多さ→ハーデル(ヒルマン命名)、ガチャピン、ツチノコ(ガンちゃん命名)、高校生(by田尾)
    • 滑舌の悪さを注意される
    • 移動中のバスの中で歯を出して寝ているところを写メにとられる
    • 白い粒ガムを唇に貼り付けてすぐにモノマネされる
    • 愛児にさえガチャピン呼ばわり。しかもそれは嫁の仕込み
    • そしてついに11年、ガチャピンとのコラボグッズ発売!
  • 07年のクリスマスに入籍。お相手とは歯科医院で知り合う。どこまで歯ネタなんだ…。
  • ちなみに友引にあえて入籍したのは親友の賢介を心配してのことらしい。
  • 長男が誕生するも「お前に似てないだろうな」とか「歯をすぐに矯正させる。強制的に。」(梨田監督談)などとことん歯ネタである…
  • 08年オールスターに初ノミネートされるが、「辞退しろよ、辞退辞退(ニヤニヤ)」(賢介)「鶴岡さんが出るなら(僕は)辞退します」(ダルビッシュ)とここでもいじられる
  • まいどに「空気を読まさなかったら世界一」といわれる。
  • 発熱からの復帰の際、チームメイトからはブーイングで迎え入れられる。
  • 吉井コーチがマウンドに行ったにも関わらず、鶴岡がひたすら喋るので「わしにも喋らせろや」と怒られる。
  • ひちょり曰く、鎌ヶ谷で「テレビではとても言えない伝説」を数多く残してるとの事。
  • 10年、開幕20打席ノーヒットも4月10日のソフトバンク戦で初ヒット=2点タイムリーをマーク、満面の笑みで喜びを爆発させた。先発だったダルも打った瞬間ヨッシャーと声を上げグラブを叩いて喜んだとのこと(ベンチリポート情報)
  • 10年4月次男誕生。朝起きたら嫁がおらず、黙ってひとりで病院に行っていた。なお出産の瞬間には無事立ち会えた模様。
  • 嫁の誕生日が6月4日で、64という背番号に相当な愛着があるらしく「変えることはない(キリッ」と明言。
  • しかし10年オフに背番号を22に変更。前任者からは「背番号返せ!」とツイートされる
  • レンジャーズ契約後、ダルがブログで「個人的に鶴さんへ。」とメッセージを残し、それを読んで泣きそうになる。しかし同時に「鶴さんが選手会長は不安ですが」とも書かれる。
  • なお、例年1ヶ月ほど打撃確変期間がある。ただし、12年以降は“きょうだしゃ”と化したために確変が関係なくなってきている。
  • FA宣言して移籍先が話題になっていたころ、現・阪神タイガースの同じ捕手である鶴岡一成という選手も移籍問題で話題となっていた。姓が同じ鶴岡、ポジションも同じ捕手であったので一体どっちの鶴岡の話だっけ?と混乱する人がいた。
  • ハムとの交渉中のこと。ホテルでの記者会見中に、たまたま私用でやってきた賢介が入ってきて記者に扮しインタビューを受けていた。

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最終更新:2023年02月15日 20:11