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4eクローリング・ヘッド

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gigadanba2

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■クローリング・ヘッド(CRAWLING HEAD)

クローリング・ヘッドは切断された非常に大きな巨人の頭のような恐るべきアンデッドである。
超巨大サイズの膨れ上がった巨人の頭のような姿をしており、そのアゴは無数の牙がサメのように何重にも生えている。首の下からは血管のような無数の触手が生えておりそれを使って移動する。このクリーチャーの中には無数の切断された首が呑み込まれており、それらは皮膚の下から袋に入れられているかのように浮き出ている。


レベル28 精鋭 暴れ役
超大型・元素・自律体(アンデッド)
XP26000

イニシアチブ+18
感覚〈知覚〉+20;超視覚6
hp:634 重傷値:317
AC40 ;頑健45、反応36、意志37
完全耐性:[毒][病気];、抵抗:[死霊]30、[雷鳴]30;、脆弱性:[光輝]15
セーヴング・スロー:+2
移動速度:6、登攀6
アクション・ポイント:1

[近接基礎]ヴォーパル・バイト/首切り噛み付き(標準;無限回)
 間合い2;+31対AC;4d8+14ダメージ(クリティカル6d12+46)。19-20でクリティカル
 ;ダメージロール(1d8)の際、「8」の出目が出た場合、1d8を再びロールし、その値をダメージに加える。この1d8で「8」が出た場合も振り足す
 ;この攻撃で人型クリーチャーのヒット・ポイントが0以下になった場合、目標は死亡し、その首は胴体から切断され、クローリング・ヘッドに呑み込まれる。または既に死んでいる死体から首を切断して飲み込むこともできる。呑み込まれた首は、アンデッド化して蘇り、クローリング・ヘッドの体の一部として蓄えられる。下記アブソーブ・ヘッドを参照。

[近接範囲]カコフォニー/不快不浄音(マイナー、1ラウンドに1回のみ;無限回)◆[雷鳴][死霊][恐怖]
 呑み込んだ頭が苦痛に一斉に、うめき、絶叫し、むせび泣く。それは恐るべき不快な音となる。
 頭を10個以上蓄えている事;近接範囲・爆発8;目標は生きているクリーチャーのみ;+29対意志;3d8+10の[雷鳴]かつ[死霊]ダメージ、目標は幻惑状態になる(セーヴ・終了)。

[遠隔]フィンガー・オヴ・デス/死神の指(標準;無限回)◆[凝視][死霊]
 蓄えている頭を1つ消費する;遠隔5;重傷の目標にのみ使用;+29対頑健;目標のヒット・ポイントは0になる。このパワーに対して[死霊]ダメージに対する抵抗力は適用されない。

[近接範囲]ウェイル・オヴ・バンシー/バンシーの泣き叫び(標準;無限回)◆[恐怖][精神]
 蓄えている頭を1つ消費する;近接範囲・爆発5;目標は敵のみ;+29対意志;5d10+9の[精神]ダメージを受け、5マス押しやられて動けない状態になる(セーヴ・終了)。

●クイックン・スペルライク・アビリティ/擬似呪文高速化(フリー:無限回)
 フィンガー・オヴ・デスウェイル・オヴ・バンシーのパワーを使用する際、蓄えている頭をさらに1つ消費する事で、標準アクションではなく、マイナーアクションで使用することができる。

●アブソーブ・ヘッド/頭吸収(マイナー、1ラウンドに1回のみ:無限回)◆[回復]
 クローリング・ヘッドは蓄えている頭を1つ消費して、158hpを回復する。

●スワロウド・ヘッド/呑み込んだ頭
 クローリング・ヘッドはその体内に切断した他の人型クリーチャーの頭部を蓄えている。遭遇の開始時点で13個の頭を蓄えている。

●ウォーター・ヴァルネラビリティ/水に対する脆弱性
 クローリング・ヘッドにとって水は酸と同じ効果がある。コップ1杯分の水をかけられると1d6ダメージを受ける。身体が半分程度水に浸かっていた場合、継続的ダメージ10を受ける。完全に水に浸かってしまった場合、継続的ダメージ40を受け、幻惑状態になる。

属性:混沌にして悪
言語:巨人語、始原語
技能:〈看破〉+22
【筋】38(+28)【敏】18(+18)【判】22(+20)
【耐】27(+22)【知】8(+13) 【魅】20(+19)

■クローリング・ヘッドの戦術
クローリング・ヘッドは2つの戦術を使用する。
最初の戦法は敵に近づき、ヴォーパル・バイトカコフォニーを毎ラウンド繰り返す戦法である。獲物をヴォーパル・バイトで倒し、首を切断して吸収する事を目指す。hpが減ってきた場合、アブソーブ・ヘッドを使用してhpを回復する。
こうして蓄えている頭の数が10を下回り、カコフォニーが使用できなくなると、クローリング・ヘッドは次の戦術をとる。
蓄えている頭を消費しながらウェイル・オヴ・バンシーフィンガー・オヴ・デスを積極的に使用するのだ。場合によってはクイックン・スペルライク・アビリティも使用して爆発力を高める。


■クローリング・ヘッドに関する知識
〈宗教〉判定に成功したキャラクターは以下の情報を知っていることになる。
難易度25:ずいぶん昔に、自信過剰な死霊術士が、最初にクローリング・ヘッドを作り出し、それに殺されたという。それからクローリング・ヘッドは主にジャイアントたちが住む領域でゆっくりと数を増ししている。
難易度30:クローリング・ヘッドは死体をアンデッド化する儀式を身につけており、しばしば首なしの死体を蘇らせる。


■遭遇グループ
クローリング・ヘッドは自ら蘇らせたアンデッド達と共に活動している。彼らと組んでいるほとんどの人型アンデッドは首がない(データには影響ない)。
また、彼らを使役するような強力な存在に仕えている場合もある。

レベル27遭遇(XP52000)
◆クローリング・ヘッド(レベル28 精鋭 暴れ役)1体
◆アトロパル(アボミネイション)(MM レベル28 精鋭 暴れ役)1体


■制作イメージ
3版「フィーンド・フォリオ」より、クローリング・ヘッドです。
超巨大サイズの膨らんだ頭だけのアンデッドで、3版のアンデッドの中でも最強クラスの存在でした。
デスジャイアントのように、蓄えた何かを消費して戦うタイプのモンスターです。
能力値とかはアトロパルを元に作成しました。
使用する技は3版のデータを元にしています。なので、ちょっと懐かしい名前のパワーが有ります。
フィンガー・オヴ・デスはナイトウォーカーのパワーを、ウェイル・オヴ・バンシーはバンシーのパワーを参照にしています。
4e用の設定だと、「プライモーディアルの切断された首から作られたアンデッドが増殖した」といった感じでしょうか。
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