４ｅナルズゴン - ゴガダンバ

■ナルズゴン

ナルズゴンはデヴィルのエリート騎兵である。ナイトメアやその他の恐ろしい獣に騎乗している。全身にスパイクがついたフル・プレート・アーマーを着ている。そのバイザーの内側にある顔は青ざめた灰色で、その悲哀に満ちた両の目を見た者は、その目に映った自身の最悪の恐怖を見るという。

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レベル１４　遊撃役
中型・永劫・人型（デヴィル）
ＸＰ１０００

イニシアチブ＋１４
感覚〈知覚〉＋１５、暗視
アーマー・スパイク／鎧のトゲ；オーラ１；オーラの範囲内にいて、［武器］キーワードを持つ近接範囲攻撃または近接攻撃を、ナルズゴンまたは騎乗中のナルズゴンの乗騎に対して行ったクリーチャーは全て、５ポイントのダメージを受ける。
ｈｐ：１３５　重傷値：６７
ＡＣ２８　；頑健２６、反応２６、意志２５
抵抗：［火］２０
移動速度：６

［近接基礎］ヘルファイアー・スピアー（標準；無限回）◆［武器］［火］［死霊］
　間合い２；スピアーが必要；＋１９対ＡＣ；２ｄ８＋６ダメージ、および１ｄ６［火］かつ［死霊］ダメージ。

［近接］ライド・バイ・アタック／駆け抜け攻撃（標準；無限回）
　騎乗中のみ；ナルズゴンの乗騎は移動速度分だけ移動する。
　ナルズゴンと乗騎は、移動中の任意の地点で、１回ずつ近接基礎攻撃を行なうことができる。この攻撃の目標から離れるような移動を行っても機会攻撃を誘発しない。

［近接］ヘルファイアー・スピリッテッド・チャージ／獄炎猛突撃（標準；再チャージ５－６）◆［武器］［火］［死霊］
　騎乗中に突撃した場合のみ；間合い２；スピアーが必要；＋２０対ＡＣ；２ｄ８＋６ダメージ、およびこの突撃アクションの際に移動した１マスにつき１ｄ６点の［火］かつ［死霊］ダメージ。

［遠隔範囲］ヘルファイアー・バースト／獄炎爆発（標準；無限回）◆［火］［死霊］
　遠隔範囲・爆発１・遠隔１０；＋１７対反応；１ｄ８＋５の［火］かつ［死霊］ダメージ。

［近接範囲］ベイルフル・ゲイズ／不吉なる凝視（マイナー；再チャージ５－６）◆［凝視］［恐怖］
　バイザーを開き、その顔を見せ、ナルズゴンの目から最悪の恐怖を見せる。
　近接範囲・噴射５；敵のみ；＋１７対意志；５マス横滑りさせ、幻惑状態にする（セーヴ・終了）。

●スーペリアー・ライディング／卓越の乗り手
　ナルズゴンは《騎乗戦闘》の特技を所持している。
　騎乗の際、鞍がなくても何もペナルティを受けない。
　戦闘時各ターン、ナルズゴンは１回の標準アクション、１回のマイナー・アクションを行い、乗騎は１回の標準アクション、１回の移動アクション、１回のマイナー・アクションを行なうことができる。
　乗騎の使うパワーで、自分自身に影響を及ぼす有益な効果は、騎乗中のナルズゴンにも効果を与える。

属性：悪
言語：神界語
技能：〈運動〉＋１６、〈軽業〉＋１５
【筋】２２（＋１３）【敏】２０（＋１２）【判】１６（＋１０）
【耐】１５（＋９）　【知】１４（＋９）　【魅】２０（＋１２）
装備：プレート・アーマー、スピアー

■ナルズゴンの戦術
乗騎なしのナルズゴンと遭遇する事は絶対に無い。ナルズゴンは可能なら常にスピリッテッド・チャージを試みる。再チャージの間はライド・バイ・アタックを行い、乗騎と共に攻撃する。真に強さを認めた相手に対しては、バイザーを開き、ベイルフル・ゲイズを使用してから攻撃する。
遠隔攻撃を持つ敵と対峙した場合は、ヘルファイアー・バーストを使用しながら距離を詰める。
彼らは乗騎の能力を徹底的に使用する。ただし意味もなく乗騎を犠牲にするような真似は絶対にしない。そして常に乗騎の幸福を心がけている。重要な任務中でなければ、乗騎が危険な状態になった時点で撤退する。

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■ナルズゴンに関する知識
〈宗教〉判定に成功したキャラクターは以下の情報を知っていることになる。
難易度１８：ナルズゴンはデヴィルのエリート騎兵である。彼らは悪なりに高潔な戦士であり、卑怯な陰謀よりも直接行動と勇気に重きを置いている。地獄の君主に忠誠を誓ったナルズゴンは死ぬまでその誓いを守る。敵に降伏の機会を与えたナルズゴン、武器を落とした敵がそれを回収するまで待つナルズゴンにまつわる物語が流布している。
難易度２３：ナルズゴンは苦難の存在である。かつて定命の存在だった頃は主君に忠実な騎士だった。命を失った後、デヴィルに形質変化して地獄の君主に忠誠を誓う事になった。彼らは己の邪悪さゆえに、運命に縛り付けられた存在である。

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■遭遇グループ
ナルズゴンは必ず乗騎と共に出現する。
基本的にナイトメア（ＭＭ）に騎乗しているが、別のモンスターに乗る場合もある。

レベル１４遭遇（ＸＰ５４００）
◆ナルズゴン（デヴィル）（レベル１４　遊撃役）３体
◆ナイトメア（ＭＭ　レベル１３　遊撃役）３体

ナルズゴンは自分のレベル以下で、本来騎乗に適さないクリーチャーに騎乗する事ができる。下記に例をあげる。
これらのクリーチャーは、悪の属性を持ちナルズゴンに強力している者か、捕獲されて地獄で訓練された者である。

　・アイアン・ゴーゴン（ＭＭ　ゴーゴン）
　・ヘルファイアー・スコーピオン（ＭＭ　スコーピオン）
　・チュール（ＭＭ）
　・ディスプレイサー・ビーストの群長（ＭＭ　ディスプレイサー・ビースト）
　・１３レベル以下のドラゴン
　・レッドスポーン・ファイアーベルチャー（ＭＭ　ドラゴンスポーン）
　・ストーンアイ・バジリスク（ＭＭ　バジリスク）
　・ウォーソーン・バトルブライアー（ＭＭ　バトルブライアー）
　・バルハノス（ＭＭ）
　・フェン・ヒュドラ（ＭＭ　ヒュドラ）
　・ケンタウロスの狂戦士（ＭＭ２　ケンタウロス）
　・フェイズ・スパイダー（ＭＭ２　スパイダー）
　・ドラコスの待ち伏せ屋（ＭＭ２　ドラコス）

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■制作イメージ
３．５版「魔物の書Ⅱ」より、ナルズゴンです。
ナイトメアに乗るためにレベルを１４にしました。
同じレベルのデーヴァの遊撃役を元に作成しました。
実のところ、ナイトメアに乗っても、得られる恩恵が、本来持っている能力と被ってしまうのですが、その移動力はやばいです。