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4eヤグノデーモン

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gigadanba2

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■ヤグノデーモン

傲慢で権力欲の強いヤグノデーモンはアビスにおいて小領主となっている。この不恰好な巨人のようなデーモンは、赤いウロコに覆われており、その頭は骸骨に似ていてコウモリの翼のような外耳を持つ。利き腕は筋骨隆々で地面を引きずるように大きいが、もう片方の腕は小さく貧弱である。


レベル18 制御役
大型・元素・人型(デーモン)
XP2000

イニシアチブ+11
感覚〈知覚〉+17;暗視
hp:173 重傷値:86
AC32 ;頑健30、反応29、意志31
抵抗:選択式15(1遭遇に2回まで)
移動速度:8

[近接基礎]ロングソード(標準;無限回)
 +23対AC;1d10ダメージ。

[近接基礎]マスキュラー・スマッシュ/力強い叩きつけ(標準、ロングソード攻撃を行なうと再チャージ)
 間合い2;+23対AC;3d10+10ダメージ。目標を3マス押しやり、ヤグノデーモンの次のターン終了時まで“朦朧状態”にする。

[近接]ショッキング・グラスプ(標準;再チャージ6)◆[電撃]
 +22対反応;2d10+9の[電撃]ダメージ。目標に隣接している敵は全員、10の[電撃]ダメージを受ける。
 ミス:ダメージ半減。目標に隣接している敵は全員、5の[電撃]ダメージを受ける。

[近接範囲]ブレス・ウェポン/ブレス攻撃(標準;再チャージ5-6)◆[酸][精神]
 近接範囲・噴射5;+22対反応;3d10+9の[酸]ダメージ、および目標を“幻惑状態”にする(セーヴ・終了)。
 ミス:半減ダメージ。“幻惑状態”にならない。

[近接]エナジー・ドレイン/生命力吸収(標準;無限回)◆[回復][死霊]
 “幻惑状態”か“朦朧状態”か“気絶状態”の目標のみ;+22対頑健;3d10+9の[死霊]ダメージ、および目標は1回分の回復力を失い、“弱体化状態”になる。ヤグノデーモンは20ヒット・ポイントを回復する。目標に回復力が残っていない場合は、最大値の1/4のヒット・ポイントを失う。

属性:混沌にして悪
言語:奈落語
技能:〈運動〉+24、〈威圧〉+18
【筋】10/30(+9/+19)【敏】14(+11)【判】17(+12)
【耐】21(+14) 【知】15(+11) 【魅】18(+13)
装備:ロングソード×1


■ヤグノデーモンの戦術
ヤグノデーモンの大きい方の腕の【筋力】は30あるが、小さい方の腕の【筋力】は10しかない。
ヤグノデーモンは最初に口から、精神にも影響を及ぼす酸の雲のようなブレス・ウェポンを使用する。その後は近接戦闘に突入し、マスキュラー・スマッシュロングソードを交互に使用する。敵がまとまっている場合は真ん中にショッキング・グラスプを使用する。“幻惑状態”か“朦朧状態”か“気絶状態”の目標がいた場合は、その身体を押し付け、エナジー・ドレインを使用する。


■ヤグノデーモンに関する知識
〈魔法学〉判定に成功したキャラクターは以下の情報を知っていることになる。
難易度20:ヤグノデーモン(ヤグノロスとも呼ばれる)はアビスの一部で小領主となっている事がある。その場合、地位を利用して貪欲に、可能な限り利益を引き出している。配下にもっと強く賢いデーモンがいる場合も多いのに、なぜヤグノデーモンがこの地位につく事があるかは謎である。他の多くのデーモンと異なり、破壊衝動よりも貪欲さが優っている為かもしれない。
難易度25:小領主になっているヤグノデーモンはアビスにおいて他のデーモンから軽蔑され恨みを買っており、しばしば殺される。彼らはメゾデーモンやニュカデーモンのような同様の性質を持つ者を置いて守りを固めている。ヤグノデーモンは財宝目当ての暗殺を恐れているので、強力なマジック・アイテムは所持しないか、その所持を隠すようにしている。


■遭遇グループ
ヤグノデーモンとこの世界で遭遇する場合は、強力な存在により召喚された場合がほとんどである。同様に召喚された存在と一緒にいる事が多い。アビスではあらゆる強さの部下達と一緒に遭遇する可能性がありうる。

レベル18遭遇(XP9400)
◆ヤグノデーモン(デーモン)(レベル18 制御役)1体
◆アビサル・グール(MM レベル16 遊撃役)3体
◆ファイアーブレッド・ヘル・ハウンド(MM レベル17 暴れ役)2体


■制作イメージ
3版「MM2」より、ヤグノロスです。
グリーン・スラードを元に作成しました。特徴である腕の力の差を出してみました。
その設定のせいか、若干ヘタレなイメージがありますが、結構嫌らしい能力をもってました。
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