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4eスポーン・オヴ・ジュイブレクス

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gigadanba2

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スポーン・オヴ・ジュイブレクス(SPAWN OF JUIBLEX)


スポーン・オヴ・ジュイブレクス(ジュイブレクスの落とし子)は、スライムのデーモン・ロードであるジュイブレクスの体の一部と水の元素の力が混ざり合って生まれたクリーチャーで、無数の赤い目玉がたくさんついたスライムの姿をしている。
ウーズ以外の出会ったすべての生きているクリーチャーに襲いかかり、喰らう。


レッサー・スポーン・オヴ・ジュイブレクス(LESSER SPAWN OF JUIBLEX)

その一部が持ち上がったり跳ねたりする大きなスライムのプールで、その表面には無数の赤い目玉がついている。ダンジョンや荒涼とした場所をさまよって、出会ったクリーチャーを喰らい尽くす。

レベル11 制御役
大型・元素・魔獣(ウーズ、デーモン、水)
XP600

イニシアチブ +6
感覚〈知覚〉+12;暗視、全周囲視覚、振動感知10
hp:115; 重傷値:57
AC25; 頑健25、反応20、意志21
抵抗:選択式15(1遭遇に2回まで)
移動速度:8、登攀6;スラッジ・フォームも参照のこと

[近接基礎]スラム/叩きつけ(標準;無限回)
 間合い2;+16対AC:2d8+5ダメージおよびスライム・インフェステイション(セーヴ・終了)。スライム・インフェステイションに関しては別項目参照。

[近接]スラッジ・フォーム/ヘドロ形態(標準;再チャージ5-6)
 スポーン・オヴ・ジュイブレクスは分厚い泥のような水の形態に変化し、移動速度分、移動を行なう。この移動は移動困難な地形を無視し、機会攻撃を誘発することもない。
 この移動の途中で敵の接敵面内に入ることができる。敵の接敵面に入ったのなら、その敵に対して以下の攻撃を行なう(同じ敵を2回以上攻撃する事はできない)。
 ;+15対頑健;4d8+5ダメージ、目標は幻惑状態となる(セーヴ・終了)。
 ミス:半減ダメージ。
他のクリーチャーのマスの上で移動を終了する事はできない。

●スライム・インフェステイション/スライム汚染
 スラム攻撃にによってダメージを与えたクリーチャーの表面を体の一部のスライムで覆い尽くす。スライムで覆われたクリーチャーは、減速状態となる。
 スポーン・オヴ・ジュイブレクスは自身のターンに、フリー・アクションでスライム・インフェステイション状態のクリーチャーを覆うスライムを操り、他のクリーチャーに対して、下記の近接攻撃を1回ずつ行わせる事ができる。
 間合い2;+16対AC;2d8+5ダメージ。
このセーヴィング・スローには-2のペナルティが入る。
既にスライム・インフェステイションの効果を受けているクリーチャーに対しては、効果は重ねて発生しない(セーヴは1回だけ)。
この状態になったクリーチャーが、[火]または[冷気]のダメージ10点以上の攻撃を受けると、スライム・インフェステイションは直ちに終了する(クリーチャーが[火]や[冷気]の抵抗を持っていた場合でも本来10点以上ダメージを受ける攻撃がヒットすればよい)。ただしスポーン・オヴ・ジュイブレクス自身の選択式抵抗が[火]または[冷気]だった場合、その効果は適用される。

●レッサー・ジュイブレクスズ・ブーン/ジュイブレクスの下級の恩恵
 スポーン・オヴ・ジュイブレクスはレベル10以下ではないが、ラプチャー・デーモン(MM2)のデーモニック・インフェステイションの効果を受けることができる。

属性:混沌にして悪
言語:奈落語、始原語
【筋】22(+11)【敏】13(+6)【判】15(+7)
【耐】19(+9) 【知】4(+2) 【魅】11(+5)

■レッサー・スポーン・オヴ・ジュイブレクスの戦術
僅かな知性があり、戸口の上や天井などで獲物を待ち伏せし奇襲を仕掛けることができる。戦闘が開始されるとスラッジ・フォームでできるだけ多くの獲物を攻撃し幻惑状態にする。その後、スラム攻撃で獲物をスライムで覆い、そのスライムを使ってさらに攻撃する。

グレーター・スポーン・オヴ・ジュイブレクス(GREATER SPAWN OF JUIBLEX)

泡立ち、持ち上がり、跳ねる大きなスライムのプールのような外見で、ひとつの大きな赤い目玉と、無数の小さな赤い目玉が表面にある。

レベル17 精鋭 制御役
超大型・元素・魔獣(ウーズ、デーモン、水)
XP3200

イニシアチブ +12
感覚〈知覚〉+18;暗視、全周囲視覚、振動感知15
ホリフィック・プレゼンス/ぞっとする印象([恐怖]):オーラ2;オーラの範囲内で自分のターンを開始した敵は、2マス押しやられる。
hp:336; 重傷値:168
AC31; 頑健31、反応28、意志29
抵抗:選択式20(1遭遇に2回まで)
セーヴィング・スロー:+2
移動速度:8、登攀6;スラッジ・フォームも参照のこと
アクション・ポイント:

[近接基礎]スラム/叩きつけ(標準;無限回)
 間合い3;+22対AC:3d6+7ダメージおよびスライム・インフェステイション(セーヴ・終了)。スライム・インフェステイションに関しては別項目参照。

[近接]ダブル・アタック/連撃
 2回のスラム攻撃を行なう。

[近接]スラッジ・フォーム/ヘドロ形態(標準;再チャージ5-6)
 スポーン・オヴ・ジュイブレクスは分厚い泥のような水の形態に変化し、移動速度分、移動を行なう。この移動は移動困難な地形を無視し、機会攻撃を誘発することもない。
 この移動の途中で敵の接敵面内に入ることができる。敵の接敵面に入ったのなら、その敵に対して以下の攻撃を行なう(同じ敵を2回以上攻撃する事はできない)。
 ;+21対頑健;4d10+7ダメージ、目標は幻惑状態となる(セーヴ・終了)。
 ミス:半減ダメージ。幻惑状態にならない。
他のクリーチャーのマスの上で移動を終了する事はできない。

[遠隔範囲]スラッジ・オーブ/ヘドロ爆弾(標準;初めて重傷になったときに再チャージ)
 遠隔範囲・爆発2・遠隔10;+21対反応;4d10+7ダメージ、およびスライム・インフェステイション(セーヴ・終了)。
 ミス:半減ダメージ。スライム・インフェステイションにならない。

●スライム・インフェステイション/スライム汚染
 スラム攻撃にによってダメージを与えたクリーチャーの表面を体の一部のスライムで覆い尽くす。スライムで覆われたクリーチャーは、減速状態となる。
 スポーン・オヴ・ジュイブレクスは自身のターンに、フリー・アクションでスライム・インフェステイション状態のクリーチャーを覆うスライムを操り、他のクリーチャーに対して、下記の近接攻撃を1回ずつ行わせる事ができる。
 間合い3;+22対AC;3d6+7ダメージ。
このセーヴィング・スローには-2のペナルティが入る。
既にスライム・インフェステイションの効果を受けているクリーチャーに対しては、効果は重ねて発生しない(セーヴは1回だけ)。
この状態になったクリーチャーが、[火]または[冷気]のダメージ15点以上の攻撃を受けると、スライム・インフェステイションは直ちに終了する(クリーチャーが[火]や[冷気]の抵抗を持っていた場合でも本来15点以上ダメージを受ける攻撃がヒットすればよい)。ただしスポーン・オヴ・ジュイブレクス自身の選択式抵抗が[火]または[冷気]だった場合、その効果は適用される。

●ジュイブレクスズ・ブーン/ジュイブレクスの恩恵
 スポーン・オヴ・ジュイブレクスは自分のレベル以下で【知】5以下の味方のウーズに命令し、思うようにアクションをとらせることができる。
 スポーン・オヴ・ジュイブレクスはレベル10以下ではないが、ラプチャー・デーモン(MM2)のデーモニック・インフェステイションの効果を受けることができる。

属性:混沌にして悪
言語:奈落語、始原語
【筋】24(+15)【敏】18(+12)【判】21(+13)
【耐】24(+15)【知】6(+6)  【魅】11(+8)

■グレーター・スポーン・オヴ・ジュイブレクスの戦術
レッサー・スポーン・オヴ・ジュイブレクスよりも知力は高い。戦闘開始時にスラッジ・オーブを使用し、多くの敵をスライム・インフェステイションで汚染しようとする。その後はスラッジ・フォームを行い、再チャージされるまでダブル・アタックを繰り返す。重傷になると距離を空けて再びスラッジ・オーブを放つ。その後は死ぬまで戦う。


エルダー・スポーン・オヴ・ジュイブレクス(ELDER SPAWN OF JUIBLEX)

蒸気を放ち湧き立つ巨大なスライムのプールであり、非常に高い波のように見える。その表面には3つの大きな赤い目玉と、無数の小さな赤い目玉がある。

レベル23 精鋭 制御役
巨大・元素・魔獣(ウーズ、デーモン、水)
XP10200

イニシアチブ+19
感覚〈知覚〉+24;暗視、全周囲視覚、振動感知20
ホリフィック・プレゼンス/ぞっとする印象([恐怖]):オーラ2;オーラの範囲内で自分のターンを開始した敵は、2マス押しやられる。
hp:440; 重傷値:220
AC37; 頑健36、反応34、意志32
抵抗:選択式30(1遭遇に3回まで)
セーヴィング・スロー:+2
移動速度:8、登攀6;スラッジ・フォームも参照のこと
アクション・ポイント:

[近接基礎]スラム/叩きつけ(標準;無限回)
 間合い4;+28対AC:3d8+8ダメージおよびスライム・インフェステイション(セーヴ・終了)。スライム・インフェステイションに関しては別項目参照。

[近接]ダブル・アタック/連撃
 2回のスラム攻撃を行なう。

[近接]スラッジ・フォーム/ヘドロ形態(標準;再チャージ5-6)
 スポーン・オヴ・ジュイブレクスは分厚い泥のような水の形態に変化し、移動速度分、移動を行なう。この移動は移動困難な地形を無視し、機会攻撃を誘発することもない。
 この移動の途中で敵の接敵面内に入ることができる。敵の接敵面に入ったのなら、その敵に対して以下の攻撃を行なう(同じ敵を2回以上攻撃する事はできない)。
 ;+27対頑健;4d12+8ダメージ、目標は幻惑状態となる(セーヴ・終了)。
 ミス:半減ダメージ。幻惑状態にならない。
他のクリーチャーのマスの上で移動を終了する事はできない。

[遠隔範囲]スラッジ・オーブ/ヘドロ爆弾(標準;初めて重傷になったときに再チャージ)
 遠隔範囲・爆発3・遠隔20;+27対反応;4d12+8ダメージ、およびスライム・インフェステイション(セーヴ・終了)。
 ミス:半減ダメージ。スライム・インフェステイションにならない。

●スライム・インフェステイション/スライム汚染
 スラム攻撃にによってダメージを与えたクリーチャーの表面を体の一部のスライムで覆い尽くす。スライムで覆われたクリーチャーは、減速状態となる。
 スポーン・オヴ・ジュイブレクスは自身のターンに、フリー・アクションでスライム・インフェステイション状態のクリーチャーを覆うスライムを操り、他のクリーチャーに対して、下記の近接攻撃を1回ずつ行わせる事ができる。
 間合い4;+28対AC;3d8+8ダメージ。
このセーヴィング・スローには-2のペナルティが入る。
既にスライム・インフェステイションの効果を受けているクリーチャーに対しては、効果は重ねて発生しない(セーヴは1回だけ)。
この状態になったクリーチャーが、[火]または[冷気]のダメージ20点以上の攻撃を受けると、スライム・インフェステイションは直ちに終了する(クリーチャーが[火]や[冷気]の抵抗を持っていた場合でも本来20点以上ダメージを受ける攻撃がヒットすればよい)。ただしスポーン・オヴ・ジュイブレクス自身の選択式抵抗が[火]または[冷気]だった場合、その効果は適用される。

●ジュイブレクスズ・ブーン/ジュイブレクスの恩恵
 スポーン・オヴ・ジュイブレクスは自分のレベル以下で【知】5以下の味方のウーズに命令し、思うようにアクションをとらせることができる。
 スポーン・オヴ・ジュイブレクスはレベル10以下ではないが、ラプチャー・デーモン(MM2)のデーモニック・インフェステイションの効果を受けることができる。

属性:混沌にして悪
言語:奈落語、始原語
【筋】30(+21)【敏】26(+19)【判】27(+19)
【耐】28(+20)【知】8(+10) 【魅】12(+12)

■エルダー・スポーン・オヴ・ジュイブレクスの戦術
基本的な戦術はグレーターと同じである。より知的になっており、他のデーモンやアンデッドや人造クリーチャーなどと組んでいる場合もある。


■スポーン・オヴ・ジュイブレクスに関する知識
〈魔法学〉判定に成功したキャラクターは以下の情報を知っていることになる。
難易度17:スポーン・オヴ・ジュイブレクスはアビスの力に汚染された元素の混沌の力が生み出したクリーチャーである。こう言った種は、ブライトボーン(Blight-born)・デーモンと言われる。
難易度22:かつてアビスの222階層シェダクラーにて、2人のデーモン・ロードが階層の支配をめぐって争っていた。“菌類の女王”ザグトモイと、“顔なきもの”ジュイブレクスである。ある時、ザグトモイはこの階層中にアダマンティンの柱台を建て、大いなる儀式を執行し、ジュイブレクスを他の次元界に放逐しようとした。しかし、この儀式の結果、ジュイブレクスの一部のみが元素の混沌の水域に飛ばされた。弱体化したもののジュイブレクスは生き残ったのだ。飛ばされた身体の一部は元素の混沌の水域を毒素で汚染し、そこからスポーン・オヴ・ジュイブレクスが生まれたのである。
なお、この事件の後も2体のデーモン・ロードは戦い続けた。両者の力は拮抗していたものの、ザグトモイはカルトの力に置いてジュイブレクスを上回っていたため、結局はジュイブレクスは敗れ、シェダクラーを追われ、彼が所持していた別の階層であるモロル(Molor)に逃れた。


■遭遇グループ
ジュイブレクスの配下のデーモンや、水の元素クリーチャー、アンデッド、人造などと一緒にいる場合もあるが、最も多いのはほかのウーズ系クリーチャーと一緒にいる時である。

レベル11遭遇(XP3000)
◆レッサー・スポーン・オヴ・ジュイブレクス(レベル11 制御役)2体
◆ブラック・プディング(レベル8 精鋭 暴れ役)2体
◆ラプチャー・デーモン(レベル5 雑魚 兵士役)8体


■制作イメージ
3.5版のMM5より、スポーン・オヴ・ジュイブレクスです。
ジュイブレクスとウォーターエレメンタルの融合体です。3.5eではあくまでエレメンタルであり、デーモンではなかったのですが、4eになって、元素の混沌クリーチャーがデーモン化したもののカテゴリ(ブライトボーン・デーモン)があったので、それに入れてみました。
ちなみに4eではジュイブレクスはザグトモイに負けて他の次元界に逃げております。

作成の際に参照したデータは下記の通り。
ジェナシの火炎剣士(レッサー)
アース・アルコンの地鳴り戦士(グレーター)
ブラッド・フィーンド(エルダー)
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