-愛しき人-


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-愛しき人-

著者:八御猫 氏


貴方は私を許してくれますか?
貴方を護り切れなかった私を許してくれますか?

そう問い掛けても、答えてくれる人はいない。
いつも私の手を引っ張ってくれた貴方も…もう、いない。

貴方を護ると誓ったのに…いつも護られていたのは私の方。
私がどんなに足を引っ張っても嫌な顔ひとつせず…

――――大丈夫だ。気にするな。

そういって、ただ私を引っ張ってくれていた。

でもあの時…
――――――――あなたを失ってしまった。
私がもう少し勇気を出していれば。
勇気を出して貴方を庇っていれば…
そう後悔していても、貴方は戻ってこない。


貴方は今、どこで何をしていますか?
私のことを許してくれますか?
私はただただ…貴方の無事を祈っています。

 この広い空の下のどこかにいると、信じて―――――――――