ナナメとタカラ プロロ―グ


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ナナメとタカラ プロロ―グ

著者 助手モララー 氏  原作 Flash作品「ナナメとタカラ プロローグ」(おっく氏)

森の奥からタカラが走ってきた。
タカラ:はあ、はあ、はあ、うわっ!
猫1:本当に逃げ足だけは速いのな
猫2:タカラさんよ。
猫1:さっさと立てよ。
居るのは猫が10匹前後。
そういうと猫はタカラの尻尾を踏みつけた。
タカラ:でい…さん…
猫2:立てって言ってんだよ!
タカラ:や、う、止めてください。
猫3:プッ!誰がやめると思ってんの?
そういうとまた猫はタカラを虐めだした。
猫らは殴ったり爪で引っかきながらこう言う。
猫1:きもいんだよその面。
猫2:敬語なんて使って。
猫1:ま、自分が類似品に生まれたことを悔やむんだな。

そうして虐められ、またでいの元に戻るのだった。
いつも2匹はビルの間の狭い路地に住んでいる。

タカラ:いつも心配させてゴメンナサイ。
でい:良いよ。タカラさんが無事ならそれで。
その時、タカラはでいの尻尾にある切り傷を見つける。
タカラ:そのキズ…!
でい:いつものことですよ。キズなんて。
タカラ:昨日はそこまで酷くなかったですよ!本当は…やられたんでしょ?
でいの目には少しの涙がある。
数時間前……

猫が3匹ほどやって来た。
猫Å:でいちゃ~ん、今日はお願いがあってきたんだ。
猫B:タカラの奴がココに来てるだろ?来たら俺たちの所に連れてきて欲しいんだ。
猫C:そうすればあのパクリ野郎は消せるし、お前も虐められない。一石二鳥だろう?
するとでいの小さな口が開く。
でい:嫌です
猫2:なんだと!この糞虫!
猫1:まあ待て。…残念だよ良い答えがもらえなくて。
すると猫達はでいの尻尾をつかむと爪で切り裂いた。
猫1:でもお前は殺さない。次は良い答えをくれるかもしれないしな。

タカラはそれを聞いて泣いていた。
タカラ:僕は…何のために生まれてきたのだろう?大事な人を守ることも出来ない…。
その時、路地の入り口に一匹の姿が。
ギコ:二人とも暗いぞゴルァ!
タカラ:! ギコ先輩!
ギコ:よっ!
ギコはタカラの傷を見て言った。
ギコ:今日もまた酷くやられたな。ほい、薬草
ギコは薬草を投げた。
タカラ:ありがとうございます。…今日はでいさんまで…
でい:気にしないで下さい。いつものことですから。
ギコ:今日は俺もやられちまった・・・。町でギコと名乗る偽者が暴れてな。
ギコは何か思いつめた様子できっぱりといった。
ギコ:オレは今日からココを離れることにした。
タカラ:そんな!
ギコ:俺達にはこんな所で暮らす理由はない。もっと住みやすいスレを探すんだ。俺が居ない間、しいをよろしく頼m…
ギコが言い切る前にタカラが間に入った。
タカラ:僕が行きます。
ギコ:何言ってるんだゴルァ!お前が狙われてるんだぞ!
タカラ:いいんです。
タカラ:いつも僕は助けてもらってばかり。今度は僕が皆を助ける番です。
タカラ:先輩、荷物借ります!
ギコ:あ、ゴ、ゴルァ!
タカラ:それでは…でいさんを…よろしくお願いします!
そしてタカラは走り出す。
でぃは叫ぶ。
でぃ:タカラさーーん!

歩き続けた。あてもなく。
いろんなスレを見てきた――
ある時は…
猫A:ここ?ここは【しぃ全般虐殺スレ】だが?お前も虐殺されに来たのか。良い態度だ。

またある時は…
猫B:ここ?ここは【ちびギコ虐殺スレ】こいつが終わったら次、お前な。

そして…
猫C:ココは誰でも仲良しなスレ。タカラ関係者は即刻立ち去るように。

……
タカラは倒れていた。
タカラの体はキズだらけだ。意識も薄れてきている。

タカラ:もう…立てない…。
タカラ:でぃさん…ギコ先輩…ごめんなさ…ぃ
バタッ タカラは倒れた。

???「…」
彼は気絶したタカラを連れて立ち去った。