グロックヒーローネメシス

グロックヒーローネメシス

著者 もすきぃと氏  原作 『プロジェクトネメシス』

ケビン、バーグ「トニー!!!!!!!!」
二人は背後で倒れたトニーに近寄ろうとするが、その隙を狙ったネメシスがもうスピードで走り迫ってくる!!
ネメシス「俺のこの手が真っ赤に燃えるゥ!」
ケビン「ハッ!」
ネメシス「勝利をつかめと轟き叫ぶッ!」
ケビン「うわぁああああああああああああああああ」
ネメシスの手はケビンの頭部を掴み、凄まじい力で締め上げてくる。
ネメシス「ばぁぁぁく熱!ゴッドォ!フィンガァァァァ!」
メキメキメキ・・・
ケビン「ちょwwwやめれ!!!!熱いから!熱いから! 髪溶けてるから!!!何本育毛剤使ったと思ってんだよオイ!」
バーグ「俺の可愛い部下を放しやがれ!!この化け物ッ!!!!」
バーグは無謀にもサバイバルナイフで今にも頭部を握り潰されそうなケビンを助けようとネメシスに挑む。
バーグ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!」
ネメシス「真空波動拳!」
バーグはネメシスの攻撃を避けサバイバルナイフをネメシスの胸に刺しこむ!
バーグ「これはトニーの分だぁ!!! 次もトニーの分だぁ!!! さらにトニーの分だぁ!!! まだまだトニーの分だぁ!!! そしてぇ! これはおまけの! ケビンの分だぁ!!!」
ケビン「ちょwww俺まだ死んでねぇしwwwしかも俺おまけかよwww」
しかし!不覚にも腕を掴まれ、思いっきり振り回され壁に投げつけられてしまう。
ドゴォン!!
バーグ「ぐああああああああッ!!・・・や・・野郎・・・ウッ」
幸い急所を外れたが体がうまく動かない。バーグはその場でネメシスをにらむ事しか出来なかった。
ネメシスもバーグを見つめている・・・そして!右手に頭部を掴んでいるケビンを再び締め付ける。
ケビン「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!」
バーグ「よせ!!やめろぉおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!!」
それはまるで、仲間を殺す瞬間を楽しんでいるかのようだった。
ネメシス「ヒィィィィトォ!エンドォッ!」
キュィィィン・・・・ドゴォォン!!!ボタボタ・・・・ドサッ、ズシン、ズシン、ズシン・・・・・。 ・・・・ケビンが俺の目の前で殺された・・・あのトニーも・・俺の可愛い部下が目の前で・・・
ヘッ、これは悪い夢だな・・・・早くさめねぇかな・・・・
ズドゴォオオオオオン!!!!!!!
激しい爆発でバーグは目を覚ます!
「ぐ・・・な、なんだ・・・爆発?・・・グッ!!・・・まだ体が動かねぇ・・・夢ではなかったのか・・」
バーグはケビンが殺された後に意識を失ってしまったのだ。そして・・・
バーグに近づいてくるネメシス、その体には大量の拳銃を装備していた。
バーグ「・・・そういう事か・・・てめぇも・・・マニアなのか・・・
    やっぱり・・・拳銃は・・・ベレッタだよな・・・」
ネメシス「・・・これは全部グロック17Cじゃボケ」
バーグ「な・・・なんだってぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」ドゴォオオオンン!!!!!
ネメシス「ベレッタ信者ざまぁwwwww」
ズシン、ズシン、ズシン、ズシン・・・・・



こうして正義のヒーローネメシスは、今日もベレッタ信者を抹殺したのだった!
ありがとうネメシス!ありがとうグロック17C!


                 グロックヒーローネメシス――完
最終更新:2008年01月24日 22:31