ナナメとタカラ プロロ―グ

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ナナメとタカラ プロロ―グ」(2008/01/25 (金) 16:12:19) の最新版変更点

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**ナナメとタカラ プロロ―グ 著者 助手モララー 氏  原作 Flash作品「ナナメとタカラ プロローグ」(おっく氏) 森の奥からタカラが走ってきた。 タカラ:はあ、はあ、はあ、うわっ! 猫1:本当に逃げ足だけは速いのな 猫2:タカラさんよ。 猫1:さっさと立てよ。 居るのは猫が10匹前後。 そういうと猫はタカラの尻尾を踏みつけた。 タカラ:でい…さん… 猫2:立てって言ってんだよ! タカラ:や、う、止めてください。 猫3:プッ!誰がやめると思ってんの? そういうとまた猫はタカラを虐めだした。 猫らは殴ったり爪で引っかきながらこう言う。 猫1:きもいんだよその面。 猫2:敬語なんて使って。 猫1:ま、自分が類似品に生まれたことを悔やむんだな。 そうして虐められ、またでいの元に戻るのだった。 いつも2匹はビルの間の狭い路地に住んでいる。 タカラ:いつも心配させてゴメンナサイ。 でい:良いよ。タカラさんが無事ならそれで。 その時、タカラはでいの尻尾にある切り傷を見つける。 タカラ:そのキズ…! でい:いつものことですよ。キズなんて。 タカラ:昨日はそこまで酷くなかったですよ!本当は…やられたんでしょ? でいの目には少しの涙がある。 数時間前…… 猫が3匹ほどやって来た。 猫Å:でいちゃ~ん、今日はお願いがあってきたんだ。 猫B:タカラの奴がココに来てるだろ?来たら俺たちの所に連れてきて欲しいんだ。 猫C:そうすればあのパクリ野郎は消せるし、お前も虐められない。一石二鳥だろう? するとでいの小さな口が開く。 でい:嫌です 猫2:なんだと!この糞虫! 猫1:まあ待て。…残念だよ良い答えがもらえなくて。 すると猫達はでいの尻尾をつかむと爪で切り裂いた。 猫1:でもお前は殺さない。次は良い答えをくれるかもしれないしな。 タカラはそれを聞いて泣いていた。 タカラ:僕は…何のために生まれてきたのだろう?大事な人を守ることも出来ない…。 その時、路地の入り口に一匹の姿が。 ギコ:二人とも暗いぞゴルァ! タカラ:! ギコ先輩! ギコ:よっ! ギコはタカラの傷を見て言った。 ギコ:今日もまた酷くやられたな。ほい、薬草 ギコは薬草を投げた。 タカラ:ありがとうございます。…今日はでいさんまで… でい:気にしないで下さい。いつものことですから。 ギコ:今日は俺もやられちまった・・・。町でギコと名乗る偽者が暴れてな。 ギコは何か思いつめた様子できっぱりといった。 ギコ:オレは今日からココを離れることにした。 タカラ:そんな! ギコ:俺達にはこんな所で暮らす理由はない。もっと住みやすいスレを探すんだ。俺が居ない間、しいをよろしく頼m… ギコが言い切る前にタカラが間に入った。 タカラ:僕が行きます。 ギコ:何言ってるんだゴルァ!お前が狙われてるんだぞ! タカラ:いいんです。 タカラ:いつも僕は助けてもらってばかり。今度は僕が皆を助ける番です。 タカラ:先輩、荷物借ります! ギコ:あ、ゴ、ゴルァ! タカラ:それでは…でいさんを…よろしくお願いします! そしてタカラは走り出す。 でぃは叫ぶ。 でぃ:タカラさーーん! 歩き続けた。あてもなく。 いろんなスレを見てきた―― ある時は… 猫A:ここ?ここは【しぃ全般虐殺スレ】だが?お前も虐殺されに来たのか。良い態度だ。 またある時は… 猫B:ここ?ここは【ちびギコ虐殺スレ】こいつが終わったら次、お前な。 そして… 猫C:ココは誰でも仲良しなスレ。タカラ関係者は即刻立ち去るように。 …… タカラは倒れていた。 タカラの体はキズだらけだ。意識も薄れてきている。 タカラ:もう…立てない…。 タカラ:でぃさん…ギコ先輩…ごめんなさ…ぃ バタッ タカラは倒れた。 ???「…」 彼は気絶したタカラを連れて立ち去った。 ==この作品に感想を残すことができます。 #comment_num2(size=30,nsize=15,vsize=3,num=20,logpage=10,above)
**ナナメとタカラ プロロ―グ 著者 助手モララー 氏  原作 Flash作品「ナナメとタカラ プロローグ」(おっく氏) 森の奥からタカラが走ってきた。 タカラ:はあ、はあ、はあ、うわっ! 猫1:本当に逃げ足だけは速いのな 猫2:タカラさんよ。 猫1:さっさと立てよ。 居るのは猫が10匹前後。 そういうと猫はタカラの尻尾を踏みつけた。 タカラ:でい…さん… 猫2:立てって言ってんだよ! タカラ:や、う、止めてください。 猫3:プッ!誰がやめると思ってんの? そういうとまた猫はタカラを虐めだした。 猫らは殴ったり爪で引っかきながらこう言う。 猫1:きもいんだよその面。 猫2:敬語なんて使って。 猫1:ま、自分が類似品に生まれたことを悔やむんだな。 そうして虐められ、またでいの元に戻るのだった。 いつも2匹はビルの間の狭い路地に住んでいる。 タカラ:いつも心配させてゴメンナサイ。 でい:良いよ。タカラさんが無事ならそれで。 その時、タカラはでいの尻尾にある切り傷を見つける。 タカラ:そのキズ…! でい:いつものことですよ。キズなんて。 タカラ:昨日はそこまで酷くなかったですよ!本当は…やられたんでしょ? でいの目には少しの涙がある。 数時間前…… 猫が3匹ほどやって来た。 猫Å:でいちゃ~ん、今日はお願いがあってきたんだ。 猫B:タカラの奴がココに来てるだろ?来たら俺たちの所に連れてきて欲しいんだ。 猫C:そうすればあのパクリ野郎は消せるし、お前も虐められない。一石二鳥だろう? するとでいの小さな口が開く。 でい:嫌です 猫2:なんだと!この糞虫! 猫1:まあ待て。…残念だよ良い答えがもらえなくて。 すると猫達はでいの尻尾をつかむと爪で切り裂いた。 猫1:でもお前は殺さない。次は良い答えをくれるかもしれないしな。 タカラはそれを聞いて泣いていた。 タカラ:僕は…何のために生まれてきたのだろう?大事な人を守ることも出来ない…。 その時、路地の入り口に一匹の姿が。 ギコ:二人とも暗いぞゴルァ! タカラ:! ギコ先輩! ギコ:よっ! ギコはタカラの傷を見て言った。 ギコ:今日もまた酷くやられたな。ほい、薬草 ギコは薬草を投げた。 タカラ:ありがとうございます。…今日はでいさんまで… でい:気にしないで下さい。いつものことですから。 ギコ:今日は俺もやられちまった・・・。町でギコと名乗る偽者が暴れてな。 ギコは何か思いつめた様子できっぱりといった。 ギコ:オレは今日からココを離れることにした。 タカラ:そんな! ギコ:俺達にはこんな所で暮らす理由はない。もっと住みやすいスレを探すんだ。俺が居ない間、しいをよろしく頼m… ギコが言い切る前にタカラが間に入った。 タカラ:僕が行きます。 ギコ:何言ってるんだゴルァ!お前が狙われてるんだぞ! タカラ:いいんです。 タカラ:いつも僕は助けてもらってばかり。今度は僕が皆を助ける番です。 タカラ:先輩、荷物借ります! ギコ:あ、ゴ、ゴルァ! タカラ:それでは…でいさんを…よろしくお願いします! そしてタカラは走り出す。 でぃは叫ぶ。 でぃ:タカラさーーん! 歩き続けた。あてもなく。 いろんなスレを見てきた―― ある時は… 猫A:ここ?ここは【しぃ全般虐殺スレ】だが?お前も虐殺されに来たのか。良い態度だ。 またある時は… 猫B:ここ?ここは【ちびギコ虐殺スレ】こいつが終わったら次、お前な。 そして… 猫C:ココは誰でも仲良しなスレ。タカラ関係者は即刻立ち去るように。 …… タカラは倒れていた。 タカラの体はキズだらけだ。意識も薄れてきている。 タカラ:もう…立てない…。 タカラ:でぃさん…ギコ先輩…ごめんなさ…ぃ バタッ タカラは倒れた。 ???「…」 彼は気絶したタカラを連れて立ち去った。

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